みなさんこんにちは!
「驚きと感動を作る制作会社」ジーアングルの広報担当、柴藤です。
今回は、新社会人1年目を「アニメ制作進行」として駆け抜けた、24年新卒のスタッフにインタビューしました!
目次
■プロフィール
■主な業務内容について教えてください!
■ジーアングルに入社したきっかけは?
■実際に入社してみて、入社前と入社後で業界イメージは変わった?
■入社してから1年半が経ちましたが、現在の率直な感想を教えてください!
■お仕事で大変なことは?
■お仕事で心掛けていることは?
■やりがいを感じる瞬間は?
■今後のビジョンは?
■プロフィール
名前:鈴木 美羽(スズキ ミウ)
出身:北海道
趣味:アニメ・K-POP・韓国ドラマ・野球観戦
入社歴:2年目(2024年4月新卒入社)
主な業務内容:
・クライアントと打ち合わせ
・制作スケジュールの調整と予算管理
・制作に関わるスタッフのアサイン
・素材(設定類・原画等)の回収や管理
・制作時の問題解決
■主な業務内容について教えてください!
私が担当しているのは、アプリゲーム内で使われるアニメーションで、1案件あたり、3分程度の尺の制作が多いです。
制作の流れは、だいたい以下のような流れで進んでいきます。
コンテ作成 → (ここでアニメーター探しもします) → 打ち合わせ → レイアウト・背景作業 → (ここら辺でアフレコも)→原画 → 動画 → 仕上げ → 撮影 → リテイク→編集 → 納品
この流れを全て把握して、予定通り進むように調整していくのが、私のお仕事です!
具体的には、
・クライアントやアニメーターの稼働時間に合わせた連絡・調整
・アニメーターから上がってきた素材の回収
・回収した素材を次の工程の方が作業しやすいように整理してお渡しする
といったことを行っています。
更に、アニメーターさんはアナログで作業する方とデジタルで作業する方が混ざっているので、
・紙の原画はスキャンしてデータ化し、アプリのファイルにまとめる
・デジタルデータは紙にプリントして並べ替え、専用の袋にまとめる
といった、橋渡しの作業も行っています。
また、アナログ(紙)の場合は、車で運転して回収しに行ったり、届けたりしています!
■ジーアングルに入社したきっかけは?
「とにかくアニメに関わる仕事がしたい!」という想いがあり、まずは専門学校でアフレコの録音などの、音響技術を学んでいました。
ただ、音響卓を扱ううちに「自分は機械系の操作に向いていないかも…」と感じて。
それでもアニメへの情熱は消えず、次に出会ったのが「制作進行」という職種でした。
“アニメ業界は過酷”というイメージがあり、特に「制作進行」はハードだと聞いていたので不安もありましたが、それ以上に“挑戦してみたい!”という気持ちで色々調べていました。
そんな中でジーアングルの求人を知り、短尺のアニメに特化している点に惹かれました。
先輩のインタビュー記事で「短い尺でも劇場版に負けないクオリティで、強い印象を残せる」という言葉に背中を押されたのが、入社のきっかけです!
▼ジーアングルのアニメーション制作に関するサイトはこちらから
■実際に入社してみて、入社前と入社後で業界イメージは変わった?
入社前は「アニメ業界=テレビアニメ」というイメージが強くて、夜遅くまで働いたり、泊まり込みがあったり…という大変な環境を想像していました。
ジーアングルは、そこから少し枝分かれしているイメージですね。
短尺アニメを中心に制作しているのが特徴で、そのぶん無理のない働き方を意識しつつ、制作を楽しむ空気があるのが印象的でした。
もちろん、制作に対する情熱は強いので、忙しい時期は本当に忙しいです。アニメーターさんの作業に合わせて動くことが多いので、素材を受け取るタイミング次第では遅くまで対応することもあります。
ただその一方で、案件が落ち着いている時期には、工夫次第で早く帰れる日もあったり、場合によっては在宅勤務をしたりなど、想像していたよりもメリハリのある環境だと感じています。
■入社してから1年半が経ちましたが、現在の率直な感想を教えてください!
入社してから1年半、本当に目まぐるしく、あっという間に過ぎていきました(笑)
正直、成長を実感する間もなかったのですが、面談で先輩から「できているよ」と声をかけてもらえたことで、やっと自信につながりました。
アニメーション事業部には、壮絶なアニメ制作の現場を経験してきた猛者のような先輩方と、未経験から入社して活躍しているお兄さん・お姉さん的な先輩方がいて、どちらからも学べる環境があるのは、本当に心強かったです。
最初は、先輩の補佐をしながら、一からメモを取り、必死で仕事を覚えていきました。
ちなみに、車の運転はペーパードライバーだった上に、都内での運転が怖すぎて、先輩方に沢山付き合ってもらいました(笑)
運転自体は入社3ヶ月目くらいで始めたんですけど、しばらく先輩方に助手席に座ってもらい、そこから4~5ヶ月程で一人で運転できるようになりました。
先輩方のサポートがあったおかげで、なんとか乗り越えられたなと思います…!
■お仕事で大変なことは?
制作進行の大変さの一つは、アニメーターさんからの“あがり(成果物)を待つこと”。
その中でどう判断して動くかが難しいところですね。
最初の頃は不安の方が大きくて、納期が近づくとソワソワしていました。
先輩に助けていただきつつ、今は少しずつ余裕を持てるようになってきました。
アニメーターさんの状況を把握して、「今はこの作業中だから、しばらく返信は来ないな」と状況を読めるようになったり、その間に自分にできる作業を進めるなど、冷静に対応できるようになってきたと思います!
■お仕事で心掛けていることは?
案件を回す中で、毎回同じ相手とずっと働くわけではないので、「どうやって信頼を勝ち取るか」を常に意識しています。
信頼があれば、やり取りがスムーズになり、安心して任せてもらえたり、別の案件でも声をかけやすくなったり。
電話やオンラインでのやり取りでも、声のトーンを少し上げて、かしこまりすぎないオープンな雰囲気を心掛けています。
あとは、いつ誰が見ても作業を引き継げるように、データや資料をわかりやすく整理することも大切にしています。
色々な人と関わる仕事だからこそ、些細なことでも信頼につなげていきたいと考えています!
■やりがいを感じる瞬間は?
自分の考えたスケジュールが、ピタッとはまったときは一番うれしいです!
案件を回すなかで、アニメーターさんにとっても無理のないスケジュールで上手く進められた瞬間は、去年から積み重ねてきた経験が活かされて「去年できなかったことが、できている」と実感できて、やりがいにつながります。
そして、クレジットに名前が残るのも大きな励みになっています。
最初は「補佐」としての表記だったのが、「制作進行」として自分の名前が載るようになったときは、本当にうれしかったです。
■今後のビジョンは?
今は、先輩から紹介していただいたアニメーターさんにお願いして制作を進めているんですけど、いずれは自分で集めてきた人たちで、自分のラインを持てるようになりたいなと思っています。
最終的には、「プロデューサー」として、“この作品ならこの人にお願いしよう”と考えられる立場になれるよう、少しずつ近づいていければと思っています。
今は、まだまだ経験不足を痛感する瞬間も多いですが、先輩方の姿を見ていると「積み重ねれば必ず成長できる」と思えるので、少しでも早く成長してもっと力になりたいです!