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【採用Tips】就活生必見!自己分析のコツについて解説

こんにちは。採用担当の錬金術師です。
当社、FYFは、ITインフラの設計・構築から運用・保守までワンストップで対応できることを強みに、15期連続黒字経営継続中のITインフラのプロ集団です。


25卒は例年よりも、活動時期の早期化がさらに進んでいます。インターンシップに参加したり、面接などの選考を受けていたり、既に就職活動を始めている学生さんも多いかと存じます。


就職活動で悩んでいる学生の方に参考にしていただけるように、

以下の5点について、大企業・中小企業・ベンチャー企業での就業経験と、

人事側の目線も踏まえて、解説させていただきます。


①自己分析のコツ ★今回のトピック

②業界分析のコツ

③エントリーシートを書くコツ

④面接で上手く自己アピールするコツ

⑤企業規模による働き方の違い


全5回に分けて公開予定で、今回は「自己分析のコツ」について解説します。


2024年卒新卒採用では30名弱の学生と面談しましたが、自己分析や企業分析の仕方が分からない、どの企業も良く見えてしまう、自分に合う企業が分からないという声をよくいただきました。

学生さんにとって、就職先を決めることは人生においても大きな決断となります。
育ってきた環境や、学んできた内容、価値観や考え方も人それぞれ。
ストレス要因や、ストレス要因に対するキャパシティーも異なります。

仕事に打ち込みたい方、ほどほどに仕事をしたい方、ワークライフバランスを重視したい方、仕事よりもプライベートを重視したい方、さまざまな価値観があると思います。


人事目線で会社や仕事内容について説明しても、社会人経験の無い学生さんには、いまいちピンとこなかったり、具体的なイメージが持てなかったりするので、面談では常に学生さんの目線に立ってお話することを意識しています。

せっかく志望企業に内定をもらい、志望職種に就けたとしても、実際に自分が働くことを具体的にイメージできていない場合はミスマッチやアンマッチが起きやすく、早期離職しやすい傾向があります。

個別面談では、当社に関することだけでなく、自己分析や企業分析のやり方、SPIや面接対策など、就職活動に関するお悩み相談も受けていますので、是非、お気軽にご参加ください。


採用担当の錬金術のプロフィール

私は、大学院修士課程を修了後、大企業に技術系総合職として入社しました。その後は、中小企業やベンチャー企業を経て、2021年12月にFYFに入社しました。採用業務を中心に、総務などのバックオフィス業務も担当しております。さまざまな業種や職種での就業経験があるので、自らの経験を基に採用人事側の目線も踏まえて、学生さんのお悩み事を聞いてアドバイスをしております。

プロフィール:https://www.wantedly.com/id/fyf_saiyou_s


なぜ、自己分析と業界分析が重要なのか

就職活動において、自己分析と業界分析はとても重要です。就活のゴールは、内定獲得ではありません。

自分の価値観を大事にしつつ、自分に合った働き方を選択することが、就活のゴールだと思っています。


学生の皆さんが企業に入社した後、楽しんでお仕事ができるようにするためにも、自己分析と業界分析をしっかりと行い、自分の価値観と会社や仕事のギャップをより少なくする必要があります。

自己分析や業界分析・企業分析が不十分で、仕事内容に対する理解度も薄い状態で入社すると、こんなはずではなかったとギャップを感じて、早期離職に繋がりやすくなってしまいます。

そうなると、学生さんも新卒というキャリアを失うことになり、企業側も採用活動や育成のために投じたコストが無駄になってしまい、お互いにデメリットしか生まない結果となってしまいます。

業界や企業、仕事内容が自分に合うかどうか、最終的に判断するのは学生さんご自身です。
就職活動において悔いを残さず、仕事が楽しいと思いながら働くことができるように、自己分析と業界分析はしっかりやっておきましょう!


自己分析のコツ


自己分析は、就職活動の第一歩。自己分析をしっかり行っていないと、会社説明会や面談をしても、評価軸が定まっていないため、判断もあやふやになってしまいます。

就職活動初期で自己分析と並行して、会社説明会等で業界や企業の情報収集をする場合、より多くの情報を聞き出し、メモなど記録に残しておくと、後から振り返って判断する時に役に立ちます。


就職活動を進めていくにつれ、職業観や価値観が変わっていくこともあります。

自己分析を何度も繰り返し、自分に対して、企業や職種に対して、

理解度と解像度を高めていくことが大切です。


<自己分析のやり方>

①自分のプロフィールを書き出す
・自分という人間を構成する要素に分解する。
・自己アピールの基になるパーツを作成する。

②社会生活における自分のプロフィールを書き出す
・自分が得意なシチュエーション、苦手なシチュエーションを知る
・自分がより成果を出しやすい環境、ストレスを感じにくい環境を知る



①自分のプロフィールを書き出す



まずは、自分のプロフィールをざっくりと書き出します。大まかに書き出したら、それぞれの要素をさらに細かく分解して書き出していくことで、特徴や変化を捉えやすくなります。

人には色々な面がありますので、あらゆる角度から見た自分の一面を、客観的に理解しておきましょう。
また、要素に分解しておくと、それぞれのパーツを組み合わせることで、自己PRやガクチカを何パターンも作成することができます。


性格:自分はどんな性格だと思うか、周りの人からどんな性格だと言われるか
   → 今の自分はどんな特徴をしているか。昔と性格が変わったか。
     自分が認識している性格と、周囲の人に認識されている自分が一致しているか。
     自己認識と他己認識との相違を知ることで、自己理解を深めることができます。
 
長所:自分の好きなところや周りから褒められるところ
   → 一般的に良しとされる長所だけでなく、自分の好きだと思う部分を書きましょう。
     これまで培ってきた、現在の自分の強みとしてアピールします。
     その長所が、企業が求める人材像や業務内容とマッチしているでしょうか。

短所:自分のあまり好きではないところや周りから注意されるところ
   → 短所はあまりマイナスに捉えすぎず、事実として書き出していきましょう。
     短所は長所の裏返し、長所は短所の裏返しでもあります。
     現在の自分に足りないところ、今後、伸ばしていきたい要素としてアピールします。


以下の項目は、志望業種や志望職種を定める判断軸にもなります。


好きなこと:小さい頃から、ずっと好きなこと
      子供の頃は好きではなかったけど、好きになったこと
      元々、興味がなかったけど、最近、好きになったこと
      
嫌いなこと:小さい頃から、ずっと嫌いなこと
      子供の頃は好きだったけど、嫌いになったこと
      元々、興味がなかったけど、最近、嫌いになったこと

→ 好きなことは、増えたり変わっているのに対して、
  嫌いなことは、あまり変わっていなかったりしませんか?


好きなことで業種や職種を選ぶことが主流かもしれませんが、嫌いなことを判断軸として、
嫌いなことをしなくてもいい業種や職種を消去法で選ぶという発想もあります。



得意なこと:小さい頃から、ずっと得意なこと
      子供の頃は得意ではなかったけど、得意になったこと
      元々、苦手だったけど、最近、得意になったこと
      
苦手なこと:小さい頃から、ずっと得意なこと
      子供の頃は得意ではなかったけど、得意になったこと
      元々、苦手だったけど、最近、得意になったこと

→ 得意なことも、苦手なことも意識して取り組まない限り、変化が少ない要素になります。
  得意なことが増えた/苦手なことを克服したということは、これまでの人生で努力を重ね、
  人間として成長してきた証拠ですので、積極的にアピールしましょう。


苦手なことが変わっていない/克服できていない場合、それは伸びしろでもあります。
今後、伸ばしていきたい要素として、アピールしましょう。



やりたいこと:仕事でどんなことがやりたいか、何を成し遂げたいか
       5年後、10年後にやりたいこと、将来のビジョン
       
やりたくないこと:仕事でもやりたくないと思うこと、これだけは避けたいと思うこと

→ 最初は自分ができることや得意なこと、好きなことや興味があること、やりたいことで、
  業界や職種を絞って、会社説明会に参加したり、情報収集をする方が多いと思います。


会社説明会等に参加していくと、どの企業も良く見えてしまって選べないといった状況に陥ることもあります。行きたい企業が見つからない、決められないといった場合や、自分が何をやりたいのか、何が向いているのか分からない。

そういうときは、嫌いなこと同様、やりたくないことを判断軸として、やりたくないことをしなくていい業種や職種を消去法で選ぶという発想もあります。



②社会生活における自分のプロフィールを書き出す



次に、社会生活における自分のプロフィールを書き出していきます。
学校やサークル、アルバイト先など、何かのコミュニティに所属している時に自分が担ってきた役割や行動、他者との関わり方や関係性、外部要因から構成される自分について書き出していきます。

個人としての自分と、社会生活における自分の両面を分析することで、自分がどういう場で活躍できるか、アピール要素がより明確になっていきます。


会社に就職するということは、組織の一員となり、仕事をするということ。

視野を広げ、視座を高め、組織のために行動する必要があります。


会社が組織に求めていることは何か、組織が自分に求めていることは何か。

会社や組織のために、自分はどのように行動すべきかを、

常に考えながら仕事をする必要があります。


学生のアルバイトと社員では、働き方も会社に求められることも異なります。
社員とアルバイトの大きな違いは、以下の2点が挙げられます。

①責任やプレッシャーがある中で仕事をすること
②自分が会社の代表であるという意識を常にもってお客様と接する必要があること

社員になると、責任やプレッシャーがある中で仕事をすることになるので、自分が得意なシチュエーションや苦手なシチュエーションを知り、より成果を出しやすい環境やストレスを感じにくい環境を選択することも大切です。


集団での役割:集団やグループでどのような役割を担うことが多かったか
       自ら立候補していたから、推薦されていたか
       その役割は自分の持ち味を活かせる役割だったか

→ 自ら積極的に組織に貢献してきたか、周りに巻き込まれる形で組織に参加していたか。
  どのような役割や立場で組織に関わっていたか。自分の役割を理解して行動できていたか。
  いつも同じ役割を担当していたか、複数の役割を経験してきたか。 


自分はどのような立場で、どのように組織に関わっていきたいかという仕事に対する考えや、
現在の自分の組織人としての経験値を把握する作業になります。


集団での役割について書き出したら、次は成果について、書き出していきます。


集団における成果:定量的な成果、定性的な成果をどれだけ上げられたか
         役割や状況など、条件や外的要因によって、成果に差があったか

→ 自分の組織への貢献度を定量的、定性的に把握します。
  どういう状況なら自分の力が発揮しやすいか、行動しやすいと感じるか、
  逆にどういう状況だと自分の力が発揮できないか、行動しにくいと感じるか。

  最良の条件下で仕事ができるという状況は、なかなかありません。
  使える手札が少ない、リソースが足りないなど、悪条件下で仕事をすることの方が多いでしょう。
  最高値ではなく、自分の平均レベルや失敗も把握することが重要です。


自分がより成果を出しやすい環境はどのようなものか、
あまりストレスを感じずに一定の成果を上げられる環境はどのようなものかを考えます。

社会生活における自分のプロフィールを書き出す際に、以下の項目についても書き出しておくと、自分のコミュニケーション能力や、他者との関係構築スキル、職場での人間関係におけるストレス要因を把握することができます。


周囲との関わり方:周囲とどのようにコミュニケーションをとっているのか
         自分から話しかけているか、話しかけることが多いか
         
周囲との関係性:初対面の人でも、既知の仲でも、誰とでもコミュニケーションが取れるか
        話しやすい人や、話しやすい人はどんな人か
        付き合いやすいタイプ、苦手なタイプはどんな人か


第三者視点で、客観的に物事を考えることが捉えることが苦手な場合、社会生活における自分のプロフィールを書きにくいかもしれません。その場合は、客観的思考力を養うために、接客・サービス業のアルバイトをすることをお勧めします。

普段、お客様としてサービスを享受する側から、店員としてサービスを提供する側にまわることで、新たな視点で物事を見つめることができ、主観から客観的視点へ思考の切り替えがしやすくなります。

自分の接客がお客様にどんな印象を与えるか、常にお客様の立場で自分を見つめる必要があるので、客観的思考へ、思考を切り替える習慣が身に着きます。


あとがき

今回は、人事側の目線も踏まえて、就職活動で悩んでいる学生の方に参考にしていただけるように、
「自己分析のコツ」について、解説させていただきました。

次回は「業界分析のコツ」について、お届け予定です。


冒頭でも述べましたが、自分の価値観を大事にしつつ、

自分に合った働き方を選択することが、

就活のゴールだと思っています。


皆さんが、第一志望の企業様とご縁が結べるように、願っております!!


当社では、新卒で入社した方が、安心してエンジニアデビューできるように、入社後に6カ月間にわたって新人研修を行っています。長年の新人教育のノウハウを結集した独自の研修プログラムで、座学と実技演習を織り交ぜながら、ネットワークの基礎から順を追って無理なく学ぶことができます。

下記の【採用Q&A】のストーリーにて、新入社員・中途未経験者の研修内容について紹介しています。
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