(写真は台湾のランタンフェスティバル2018にて約200名を引率した際の集合写真)
プロフィール
京都大学経済学部在学中、ワシントン大学へ1年間留学。その後、珈琲好きが高じて中米グアテマラに3ヶ月滞在。学生時代の1/3を海外で過ごす。新卒で外資コンサルのBoston Consulting Group(BCG)の業務を経て、2017年3月に5人目の社員としてジョイン。タビナカ社では海外子会社の立ち上げを担っている。
出逢いはFBメッセージ「一番優秀な人紹介して」
初めての出会いは凍てつく冬の寒い日。家でパソコンを見ていると、一本のメッセージと共にリンクが送られてきました。リンクを開くと、今風のサイトと、楽しそうなリゾート写真が。「海外旅行をもっともっと楽しもう」というコンセプトのもと、世界中のアクティビティを販売している会社でした。
兵庫の高校を卒業後、京都・アメリカ・中米で気ままな学生生活を過ごし、新卒で上京。戦略コンサルティング会社に入社し、辛酸を舐めながら奮闘していた自分は、同世代の人たちがどのようにベンチャー企業を運営しているのか気になり、好奇心の赴くままに話を聞いてみることにしました。
訪問してビックリ、受付のないオープンなオフィス
初めて訪れたオフィスは良い意味でこれまで見てきたオフィスとは異なり、とても新鮮でした。「受付のないオープンなオフィス」・「スピーカーから流れてくる音楽」・「メールではなくslackを用いた社内コミュニケーション」「ハンモックで休憩」・・・これが今時のベンチャーか、と感じたことを覚えています。
業務を覗くと、そこにはサービスに関わる人達の熱気のあるやりとりが。より良いサービスを提供するために自らの考えを発信する世界各国のガイドさんや、同じ気持ちで業務を行う社員やインターン生。実際に利用した旅行者さんからも、ガイドさんとのきめ細やかな対応に対する感謝の声がたくさんありました。
まだ社員数名規模の小さな会社でも、これまでなかったような感動を創り出していることを純粋に素晴らしいなと感じました。
出逢って16日後、入社を決断
新卒で入社したBCGでは、入社以来種々様々なプロジェクトに関わることができました。社内外問わず、自らの仕事に誇り・やり甲斐を持ち日々研鑽している方とご一緒できたことは大変貴重な経験でした。
一方で、自分に対し、「はたして自分はそのような人たちと同じような誇り・やり甲斐を持ってコトに向かえているだろうか」そう問いたときに、即答できない自分がいました。
規模や歴史・知名度を価値観の軸におくのではなく、自分が「面白い」と思えるサービスを育てることにチャレンジしようと思い、タビナカへの入社を決断しました。最後は心の赴くままに進もうと決めました。
5人目社員、事業を「創る」楽しさと厳しさ
5人目の社員として入社してからは、新しい景色の連続でした。
事業と管理を担当させてもらえたことで会社全体を見渡すことができ、これまでいかに多くの人のサポートの上で自分の役割を果たすことができていたのかを身を以て体感することができました。
事業では現在、海外子会社設立を担っています。自ら創意工夫を重ねる世界中のガイドさんと、旅行者さんに「安心感」と「感動」を与えたいという想いで、日々試行錯誤を繰り返しています。国籍やバックグラウンドに関係なく、お互いに良いものを創り上げようという気持ちを共有した上で、サービスを創り上げて行くことはとても刺激的です。
構想していたことが実際に形となり、旅行者さんに満足いただいた時には、これほど面白いアクティビティはないなと感じることができます。そして、一人では成し遂げられないことを協力して達成することができたとき、サービス創りの楽しさを感じることができます。
「旅行者さんがインドに移住しちゃった!!」
実際にタビナカのインドツアーに参加してくださった旅行者さんが、そこで新たな価値観に出会い、インドに移住してしまったこともあります。小さな「挑戦」の先で新たな価値観と出会い、次の「挑戦」に繋がる。その挑戦を後押しできることを嬉しく思っています。
まだまだ序章「熱意ある人が、感動を創れる場を創出する」
お陰様で、タビナカは事業・組織共に拡大を続けており、コミュニティの多様性も益々増してきています。旅行者さんに感動体験を与えたいと熱意を持つガイドさんが世界中にたくさんいます。国籍や経歴・バックグランドは関係ありません。
より良い感動体験を創りだすために、意欲ある方が活躍できる場をどんどん広げていき、旅行者さんにより多くの感動を与えることができる。そのような環境づくりにこれからもチャレンジしていきたいと考えています。