フラーは今年度より、本格的な新卒採用を開始!
そこで今回は、「これまでに新卒採用の実績はあったのか」「新卒でフラーに入ることにはどんなメリットがあるのか」「受け入れ体制は整っているのか」などについて、採用責任者に話を聞いてみました。
——フラーの、これまでの新卒採用の状況を教えてください。
坂詰(採用責任者):
新卒の方を採用すること自体は、初めてではありません。2019年に2人、2021年に1人、そして2022年に7人採用しています。
ただ、これまでの例は多くが、アルバイトやインターンなどで来てくださった学生さんの中から、お互いの希望がマッチした場合に入社いただいたという形です。
対し、面談・面接を重ねて採用させていただくいわゆる一般的な『新卒採用』を、もっと大規模な採用人数を念頭に計画的に行おうというのが、今年からの試みです。
フラーが言う「本格的な新卒採用を開始」とは、そういった意味になります。
——今までやってこなかった新卒採用を今年から始めたのは、どういった理由からですか?
坂詰(採用責任者):
まず第一に、事業の急拡大を続けるフラーが長期の視点で継続的な活動をしていくためには、若手の人材が必要不可欠だからという理由があります。
その上で去年、22年卒から7人というこれまでにない人数の新卒採用にチャレンジしたところ、とてもいいメンバーをたくさん迎えられたという強い実感を得られました。なので、じゃあ今年からはいよいよ本格的にやれそうだな、ぜひやりたいなと。
また、業界全体において、学習環境が飛躍的に良くなっていることも要因の一つとして挙げられます。
一昔前と違って今はもう、インターネット上に優れた教材がたくさんあるため、学生のうちから素晴らしいプロダクト制作を行っている方が珍しくありません。
彼らは、ものづくりの経験や実績という面で、人によっては中途採用と比べてももはや遜色がないレベルです。
それこそフラーは、色々な学校と連携してさまざまな活動をする中で、そういった学生さんたちの姿を間近で見てきました。なので、新卒の方々にご活躍していただくイメージを、かなり具体的に描けているんです。
ちなみに学校連携の話をすると、フラーは特に高専連携をものすごく強く行なっている会社です。最も長い付き合いの長岡高専さんとは、今年でもう6年目になります。
他の学校含め、各種連携はもちろん採用目的でやっていることではありません。ただ、学生の皆さんがフラーと関わる中で、自然と「フラーに行きたいな」と思ってくれたら嬉しいですね。
大学との繋がりも強くなってきました。新潟でいうと、長岡オフィスが出来たことにより、長岡造形大さんと縁が深くなったなと思います。こういう点については、地方拠点を丁寧に作ってきた成果が出てきてくれているなと感じます。
——さまざまな選択肢のある新卒の方々にとって、フラーに入るメリットはどんなものがありますか?
坂詰(採用責任者):
大きく分けて4つあります。
まず1つ目、フラーは、良質なデジタルプロダクトを創るための基盤が、非常にしっかりしている会社であること。
ここでいう『基盤』とは、各職種に自社人材がどれだけ揃っているか、そして各職種間の連携がどれだけ取れているかを指しています。フラーは、そこがすごく整っている。
それでいて、若い会社らしい進化の速さ、最新技術への躊躇いのなさも兼ね備えています。
なので、ことデジタルプロダクト創りという点において、職種問わず非常にいい環境の出来上がっている会社かなと。そこがまず大きなメリットとして挙げられると思います。
2つ目、現在のメイン事業が、さまざまな分野のお客さまともの創りを行う性質なので、必然的にさまざまな事業ドメインのもの創りを経験できること。ここは、自社プロダクト創りの会社さんにはないところですね。
伸び盛りの若手のうちに経験値を積む場所として、非常にいいところかなと思います。
続いて3つ目は、地方拠点の豊富さという独自の魅力があること。柏の葉、新潟、長岡、沖縄……さまざまな場所に拠点があり、もちろんそこに格差はありません。どこにいても最先端の仕事ができます。地元から離れたくないけど、キャリアも妥協したくない、そんなニーズに応えられます。
そういったIT企業はなかなかないので、そこもメリットに感じていただけたら嬉しいです。
最後に4つ目として、新卒の方が入る会社として安心感があるという点も、挙げさせていただけたらと思います。
フラーは、人の和を非常に大切にしている、お互いにフォローし合う文化のある会社です。実際、アルバイトやインターンから入社してくれたメンバーからは、そこを魅力に感じたという声も大きいです。
新卒中途問わず、新入社の方へのフォローは採用チームのみならず、全社的にしっかり行なわれます。もちろん、これからもそのための仕組みをより良くしていく努力は怠りません。
なので、安心してご入社いただければと思います。
——実際に入社した場合に行われるオンボーディングについて、特徴的な点を教えてください。
坂詰(採用責任者):
フラーのオンボーディングで特徴的なのは、人との交流をすごく大切にしている点ですね。
その一例として、オンボーディング期間中に新入社員が既存のメンバーに30分ほどのショートインタビューをする「ヒアリングマラソン」があります。フラーのヒアリングマラソンでは、中途なら2週間、新卒なら1カ月で、さまざまな拠点のさまざまな職種の方々、合計10人程度とざっくばらんに話していただいています。
また、新卒メンバーのオンボーディングでは、社会情勢を見ながらにはなりますが、なるべく各地のオフィスへ実際に足を運んでもらうようにしています。こうすることで、より会社の雰囲気を知ることができたり、馴染めたりできるかなと。実際、この実地拠点巡りは非常に評判がいいです。
なお各拠点の中で、沖縄だけはまだサテライトオフィスで人も非常に少ないので、実地拠点めぐり対象にはなっていませんが、できたら今後、追加していけたらと思っています。
こういったヒアリングマラソンや実地拠点巡りを筆頭に、フラーではさまざまなオンボーディングをご用意しています。
オンボーディングについて、詳しくはこちら:https://note.fuller-inc.com/n/ne8e83c3a33dd
特に、今年の新卒オンボーディングにはかなり手応えがありました。職種間に垣根のないフラーの組織構造や、これまでの中途採用で磨いてきたノウハウが、新卒オンボーディングにうまく活きてくれています。
——フラーが求めている人物像を教えてください
坂詰(採用責任者):
フラーはビジョン(ユメ)に「世界一、ヒトを惹きつける会社を創る。」を、ミッションに「ヒトに寄り添うデジタルを、みんなの手元に。」を掲げています。
その共通項は、ヒトというワードです。
ここからもわかるように、フラーは本当にすごく人を大切にしています。各職種間、メンバー間でお互いにリスペクトし合う文化が根付いており、そこが組織としての一番の強みです。
このような価値観をいいなと思ってくれる人にとても合う環境だと思いますし、フラーとしても、そういった方にぜひ来ていただきたいです。
事業の面でいうと、クライアントとのデジタルプロダクト創りがメインになります。
若いころからさまざまな事業ドメインの知識をつけ、多くの経験を積みたいという気持ちのある方に、来てもらえたら嬉しいですね。
——選考のプロセスはどのような形ですか?
選考プロセスは、書類選考、一次面接、最終面接という形を予定しています。課題や試験等はありませんが、デザイナーであればポートフォリオの提出などをお願いしています。
また、実質的に通年採用です。
学業や研究、自主的な制作活動などに夢中になっていたことで一般的な採用スケジュールに乗れなかった、でも実力には自信がある——そんな方々のニーズにもお応えできたらと思っています。
——最後に、学生の皆様へのメッセージをお願いします
坂詰(採用責任者):
フラーでは、カジュアル面談やオンラインでの説明会も積極的に行なっています。ご興味あれば、ぜひ気軽にご連絡いただけたらと思います。
その際、こちらからお話しするばかりではなく、お互いの対話を大切にしており、面談や説明会で多い時は30分〜1時間ほど質疑応答の時間をお作りしています。気になることは、どんどんお聞きください。
また、説明会には、対象職種において社内で一番責任ある立場のメンバーにも出席してもらう場合もあります。加えて、現場に出ているメンバーたちが興味津々で自主的に参加してくれることも、珍しくありません。ぜひ、こういったメンバーにもお気軽にご質問いただければと思います。
フラーでは、皆さんとお話しするための場を、さまざまな形でこれからも頻度高く設けていく予定です。その中でフラーのメンバーと実際に交流し、「人を大切にする」という文化が本当なのかどうかをご自身で見ていただき、その上でぜひ、応募をお考えいただけたら嬉しいです!
新卒採用特設ページ:https://recruit.fuller-inc.com/