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「古いものに新しい価値を見出し、より良くしていくプロセスが好きなんです」
そう語るのは、株式会社フロンティアコンサルティングでビルリニューアルを手掛ける、入社3年目の立石。大学で建築デザインを専門に学びながらも、彼女が選んだのは「営業」という道でした。設計の知識を武器に、ビルオーナーとどう向き合い、街の価値を再生させていくのか。その挑戦と彼女を支えるフロンティアコンサルティングの文化についてお聞きしました!
立石 紗也佳 / BSC事業部
大阪府出身。京都女子大学生活造形学科で建築・インテリアデザインを専攻。2023年に新卒でフロンティアコンサルティングへ入社し、ビルリニューアルを手掛けるBSC事業部に配属。趣味は海外旅行。
昔から変わらない「好き」を仕事に。働く場所のリノベーションとの出会い
ーーまずは、建築や空間づくりに興味を持ったきっかけを教えてください!
子供の頃から劇的ビフォーアフターのようなリノベーション・建築を取り扱うテレビ番組が好きで、物心ついた時から建築や内装に強い関心を持っていました。古いものに新しい価値を見出し、より良くしていく過程に大きな魅力を感じていたんだと思います。
その想いは変わらず、大学でも内装のデザインを学べる環境を選び、建築・インテリアデザインを4年間専攻しました。
ーー大学では、特にリノベーション分野に力を入れていたそうですね。
はい。新築で全く新しいものを作るより、元からあるものを活かし、その魅力を最大限に引き出すことに興味がありました。授業の課題では、マンションや団地といった住環境のリノベーションを主に研究していましたね。設計する際は、建物そのものだけでなく、その建物が持つ歴史や、周辺の地域性まで考慮して、新しい価値をどう生み出すかという訓練を積んできました。
ーーそこから「働く場」であるオフィスに興味を持ったきっかけはありましたか?
アルバイト先だった店舗が改装された経験が大きなきっかけです。改装によってお店の雰囲気が一新され、私自身の仕事に対するモチベーションが高まったのはもちろん、業務効率も向上し、より生産的に働ける環境になりました。
その時から、「家より過ごす時間が長い“働く場”をより良くすれば、もっと多くの人の生活を豊かにできるんじゃないか?」と考えるようになりましたね。
偶然の出会いから確信へ。フロンティアコンサルティングで挑戦する理由
ーー就職活動では、どのような軸で企業を探していましたか?
軸は大きく2つありました。1つは、空間づくりを通して、働く人の生活に貢献すること。もう1つは、大学で学んだ建築やデザインの知識・スキルを活かすことです。
ーー同じ業界の企業もある中で、フロンティアコンサルティングに興味を持ったのはなぜですか?
大きかったのは、選考で感じた会社の雰囲気です。当時はコロナ禍で、対面での面接やオフィス見学がほとんどできない状況でしたが、フロンティアコンサルティングだけが、感染対策を徹底した上でオフィス見学の機会を設けてくれたんです。
就活生が不安を抱えている状況を理解し、そこまで寄り添ってくれる姿勢が、とても有り難いなと感じました。そして実際に足を運んでみると、社員の方々が部署や役職の垣根を越えてフランクに会話している姿が印象的で、「ここは居心地が良さそうだ」と感じましたね!
ーー入社の一番の決め手についても教えてください!
私が大学で力を入れて学習していた、リノベーションを専門に手がける部署があったこと。これが一番の決め手でしたね。「まさに私のやりたいことと完全に合致してる!」と思いました(笑)。
他社の場合、「オフィスデザイン」という大きな括りが多く、リノベーションからオフィスデザインまで一貫してサポートできる部署はほとんどなかったんです。それに加え、職種別採用で入社前から営業職として働くことが決まっていたことから、キャリアプランが描きやすいと感じました。この点も大きな安心材料になりましたね。
ーー設計の知識を持ちながら、なぜ営業職を志望されたのですか?
大学時代のアルバイトで接客業を経験し、自分で数字を立ててアプローチし、成果に繋げることに設計とはまた違ったやりがいを感じていました。自分が手を動かして創ること以上に、創っている人をサポートしたり、アイデアを出したりすることの方が、自分は楽しめているなと気づいたんです。
営業職であれば、設計の知識を武器にお客様に寄り添い、社内のデザイナーの力を最大限に引き出す、まさに「いいとこ取り」ができるのではと考えました。
期待と挑戦が原動力に。「まずはやってみる」で道を拓く
ーー立石さんが所属するBSC事業部の業務内容について教えてください。
BSC事業部は、ビルオーナー様をクライアントとし、建物の資産価値を最大化することをミッションとしています。「ビルが古くなってきた」「空室を減らしたい」といった経営課題に対し、エントランスや共用部のデザイン改修などを通じて、ビル全体の「リブランディング」を手掛けるんです。
ーー立石さんは入社後まず、どのような業務から始められたのですか?
入社当初は、見積もりの作成や内装の数量算出など、仕事の基礎から学び始めましたが、配属後はすぐに先輩の商談に同行させてもらい、実践を通して成長できる環境でした。特に印象的だったのは、入社半年後、金額にして1億円を超える規模の大規模案件で、お客様との窓口担当を任せてもらったことです。
ーー入社半年で!それはすごいですね。
当時は先輩が担当していたのですが、チーム編成の変更がきっかけで、私がお客様との窓口担当を引き継ぐことになったんです。正直「本当に自分にできるのだろうか...」と、プレッシャーで八方塞がりになりそうな気持ちでした。
でも、そんな時に上司や先輩方が「立石なら大丈夫だ」「何かあったらすぐに助けるから!」といつもと変わらず背中を押してくれて。実際に、専門知識が問われる場面や急ぎの対応が必要な時には、上司が必ず間に入って手助けしてくれたので、安心して挑戦することができました。
ーー手厚いサポートがあるからこそ、大きな挑戦ができますよね!
本当にそう思います。私はもともと、何事も慎重に考えすぎてしまい、行動することが苦手なタイプでした。でも、この会社には「まずはやってみよう!」と挑戦を後押ししてくれる文化があります。
例えば、配属されてまだ間もない頃から、お客様への重要な提案の場に同席させてもらえたんです。最初は不安でしたが、そうやって早くから実践の機会を与えてもらえたことで、仕事の全体像を掴むことができました。困った時には必ず助けてくれる仲間がいるという安心感のおかげで、少しずつですが、「まずはやってみる」という前向きな精神が身についたように思います!
ビルオーナーの想いをカタチにする。仕事のやりがいと未来への展望
ーー入社3年目の現在の業務と、そのやりがいを教えてください。
主な業務は、オーナー様からのご依頼を受け、現場のヒアリングから始まるリノベーション提案です。社内の設計部隊や積算チームと密に連携しながら、物件が持つ本来の魅力を最大限に引き出す最適なプランを作り上げていきます。
最大のやりがいは、工事が完了した時に、オーナー様から「このデザインいいね!」という言葉をいただけることです。リノベーションによってビルの資産価値が向上し、賃料が上がったり、新しいテナントの入居が決まったりした時には、大きな達成感がありますね!
それは単にプロジェクトが成功したというだけでなく、私たちの仕事がお客様の事業や未来に直結した証だと感じています。
ーー感謝の気持ちを直接伝えていただけることは嬉しいですね。
はい!古くなったビルが生まれ変わり、活気を取り戻すことで、その地域の風景や人々の流れまでもが変わっていく。その変革の一部を担えているという事実に、喜びと誇りを感じます。単なる建物の改修に留まらず、社会的な貢献にも繋がるこの仕事は、常に新たなモチベーションを与えてくれますね。
ーー立石さんご自身の、今後の目標についても教えてください。
個人的な目標は、リーダーに昇格することです。より大きな裁量と責任を持つことで、プロジェクト全体を自分の力で完遂できるような実力をつけたい、という想いがあります。ワンランク上を目指し、自分をさらに高めていきたいですね。
そして将来的には、地元である大阪の部署で、東京で培った経験や知識を活かして地域の発展に貢献したいと考えています。生まれ育った街に、自分の仕事を通じて貢献できる日を夢見ています。
ーー最後に、未来の仲間にメッセージをお願いします!
建築の知識は、あればもちろん武器になりますが、必須ではありません。実際、文系出身の方も多く活躍しています。
それ以上に大切なのは、「新しいことに挑戦したい」という前向きな気持ちです。当社には、大変な時でさえも、そのプロセス自体を楽しんでいるような熱意ある仲間がたくさんいます。互いを尊重し、協力し合える居心地の良い環境で、現状に満足せず、変化を楽しみながら成長していきたい。もし、そう強く思えるなら、ここは最高の場所になるはずです!