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サービスの向上と、人数に依存しないビジネスモデルの実現

今回は、過去に様々な新規事業の立ち上げ経験を持ちながら、福岡の郊外"糸島"へ移住し、現在はフロイデ株式会社のプロジェクト統括マネージャーとして活躍している東郷 智彦さんへインタビューしました^^

東郷 智彦(とうごう ともひこ):プロジェクト統括マネージャー
2001年、フューチャーシステムコンサルティング株式会社(現:フューチャー株式会社)に新卒で入社。その後、数社にて多数の新規事業立ち上げの責任者を経験。顧客とのコミュニケーション・プロジェクトマネジメントの質的向上を目指し、2018年にフロイデ株式会社へ参画。

さまざまな新規事業立ち上げを経て、糸島へ移住

−この業界を選んだのにはどんなきっかけがあったのでしょうか?

大学で機械工学を学んだのですが、さまざまな素材の強度を調べる際に、延々叩く物理的な方法と、コンピュータ上でシュミレーションする方法があって、私は後者に興味を持ったんです。それでITバブル期の2001年に、新卒でフューチャー株式会社に入社しました。当時の花形は自動車や機械だったので、同期の中では変り種だったと思います。

−これまでの経歴を教えてください。

フューチャーで2006年までシステムコンサルティングをした後、当時ガラケーの月額課金サイトを運営していた会社が広告モデルを始めるということで参画しました。赤文字系雑誌やファッションイベントとコラボしたモバイル企画などを手がけた後、コンテンツをつくりたいとモバイルゲームの会社でGMをやりました。2009年なのでスマートフォンが主流になるちょっと前ですね。その他新規事業や会社経営を経て、2013年に株式会社D2Cのゲーム事業にコンサルタントとして入りました。上海にある国営のメディア・コングロマリットと組んでゲームを輸出するプロジェクトに携わった後、同じチームにいた技術者とともに、クリニックの予約システムを開発する会社を立ち上げました。2018年に東京から福岡に住居を移し、自身の会社を運営しつつフロイデ株式会社に入って今に至ります。

−現在は糸島にお住まいだそうですね?

そうですね。いくつか並行してコンサルティングをしていた時に、ある会社の国際的なプロジェクトに日本側のリーダーとして入ることになり、北米、シンガポール、日本、ヨーロッパをつないで会議を行うのですが、当然時間が合わない。「じゃあジャパンは夜8時ね」と言われてオフィスからつなぐと、北米は朝なのでベッドルームから参加しているんですよ。それで「もうオフィスとか東京とか関係なくね?」と思ってしまって(笑)。その頃、子供たちが大きくなり、家をどうするかちょうど悩んでいるタイミングでもありました。BESSというメーカーのログハウスを建てたかったので、デザイン的にマッチする郊外をイメージした時に、出張でちょくちょく行っていた福岡を思い出したんです。それで久留米出身の友人に相談したら「糸島がいいよ」と。目の前に海がある環境を子供たちも喜んでいます。方言もすっかり身について、「教えちゃろっか〜?」なんて誇らしげに言ってきます(笑)。


発注側が求めていることを理解し、メンバーに伝えていく

−フロイデでの業務内容を教えてください。

プロジェクト統括マネージャーとして、フロントに立ち案件を指揮しています。フロイデのお客さまは9割方東京の会社で、私自身も今まで発注する立場にいたので、東京のスピード感であったり、発注側が求めていることをしっかりとメンバーに伝えていきたいと思っています。

−それでは最後に、直近で実現したいことを教えてください。

私は常々、人数に依存しないビジネスモデルを実現したいと考えてきました。ITの一番のよさはそこにあると思うのですが、システムをつくる側が人数に依存しているという矛盾した現状もあります。全体としては大きなマンションを建てているのに「つくっているのはこのサッシです」というような仕事の仕方がまだ多い中、まずは「小さくてもいいから家をつくる」ということを実績にしたいと考えています。そのために、何から始めればいいか、どこで終わりか、どうなったら成功かということを、私からメンバーに明確に落とし込むことで、失敗の幅を減らし、それぞれが役割を全うしやすい環境をつくっていこうと思っています。

フロイデでは東郷さんのような自由な働き方を求める方を募集しています。
地方でのんびり家族と過ごしたい、通勤などの無駄なストレスから解放されたい、休日は趣味に時間を費やしたい、そんな方大歓迎です♫

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