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こんにちは、Freewill, Inc.のHR担当Mayukoです。
前回の記事でもお届けした通り、2020年9月、Freewillに新しい拠点が設立されました!
そして、この拠点立ち上げをうけ、10月の初旬にCEOのToshi Asabaを含めた7人のメンバーが京都出張に赴きました。今回の出張の目的は、関西拠点での事業拡大へ向けて、京都や大阪を拠点としているIT企業やNPO団体、地方創生に取り組む活動家の方々との関係構築です。
今回は、この出張に参加した、1人のエンジニアの声をご紹介するとともに、以下についてもご案内いたします。
■Freewillの出張制度と、Exploresとは?
■Freewillメンバーの目指す、真のビジネスパーソンとは?
Freewillに入社して早くも2年経ち、今年で3年目を迎えました。若き技術者として、自己研鑽に励みITスキルを磨きながら、お客様の課題解決に日々奮闘しています。FreewillでのニックネームはKingです。
Freewillでは、出張が行われる際、毎回全社員に声をかけ希望者を募る文化があります。参加枠も限られているので、必ず参加できるわけではありませんが、参加できるかできないか分からなくても、僕は毎回手を挙げるようにしています。入社してから様々な出張に参加する機会を頂きましたが、出張で得られる経験値は今後の人生を変えるくらい本当に大きいからです。これは大袈裟ではありません!本当です!!(以前、海外研修の記事にも登場しておりますので、ぜひそちらもご覧いただけると嬉しいです。)
今回も関西出張が行われると聞き、迷わず立候補しました。Freewillの社員としてビジネスを動かせる人材になるため、さらなる成長を遂げたいと思ったからです。それに、なんといっても、新拠点立ち上げに携われるなんて、想像しただけでワクワクしました。
技術力だけではない。真のビジネスパーソンになる!
Freewillでは「全員営業・全員稼働」を目指しています。全社員が、時代を支えるICT技術を身に着けること。そして、営業担当者だけでなく、普段現場に参画しているエンジニアも、積極的に営業活動を行い、会社の売上に貢献することができるのです。エンジニアとして技術力を極めるだけでなく、ビジネススキルも向上すれば、プロジェクトを円滑に推進することや、顧客満足度向上にもつながっていきます。ただのエンジニアではなく、ビジネスを動かすビジネスパーソンとしての経験を積むことができるのもFreewillの大きな特徴です。今回の出張では事業拡大に向け、京都や大阪を中心に活動されているIT企業や、SPINやVibesなどの自社サービスに関連するNPO団体、地方創生に取り組む活動家の方々を訪問し、関係構築を行いました。
商談や打ち合わせを通じて、学んだことを2つ紹介します。
1つ目は、人間関係の大切さ、コミュニケーションの重要性です。関西では企業同士や団体同士の横の繋がりが強く、地域全体で事業や街全体を盛り上げていく取り組みが盛んに行われていました。そのような地域特有のコミュニティとのつながりに加わるには、コミュニケーションが欠かせません。事業に懸ける想いなど、一見商談や協業に直結しない会話がきっかけで話が弾み、情報の交換がしやすくなったり、今後の協業に向けた前向きな話しにつながったりすることを身をもって感じました。
2つ目は、伝え方の難しさです。伝えるときの言葉の選択一つで、相手に伝わる印象が大きく異なってしまいます。今回の出張で6回程商談を経験しましたが、同じ内容の話をしていても、自分がどんな表情で話すかによって、その後の話の展開が大きく変わることがありました。回数を重ねるたびに、相手の背景にあるものや想いを想像しながら対話を進めるように意識するようになり、その結果、思わぬ形で話が良い方向に進むことが度々ありました。
これは、今回の出張や営業活動だけではなく、日々の業務にも通ずることです。同僚と他愛もない会話をする時、相手の真の部分を想像しながら話す意識をすることで、相手の抱えている思いを聞き出すことができたり、お互いをより深く理解することができたりします。
普段とは異なる環境で活動することで、改めて日頃の活動を見直すことができ、日々の積み重ねが成長につながっていくと実感しました。
企業との商談では、営業間で話している内容を直接ヒアリングできるので、顧客が何を求めているのか、今どんなスキルや経験に需要があるのか、単価感はどれくらいかといったことを吸収できます。普段現場の業務にのみ従事する中、外に出て企業と情報交換する機会は、新鮮さもあり、業界の動きも知ることができるとても重要な機会でした。
ビジネスには常に意味がある
普段はお客様先に常駐し、業務にあたるエンジニアメンバーにとって、直接話しができる機会の少ないCEOのToshiさん。今回の出張では、Toshiさんと4泊と5日間、一緒に過ごすことができました。業務時間では、Toshiさんが商談している姿を間近で見ることができ、その姿から多くのことを学ぶことができました。今回の出張中にToshiさんが仰っていた言葉で一つ、特に印象に残っている言葉があります。
それは「ビジネスには常に意味がある」です。
商談の進め方、人員配置、訪問先でどんな話をするか、全てに意味を持たせ選択と行動をする。相手の事業背景や活動内容だけではなく、時代背景、歴史や地域文化等、様々な面から相手の現状を理解することで初めて意味のある選択ができる。そして、意味を見いだせるようになるには、好奇心を持って挑戦することが大切であり、その結果得た経験や知識が自分自身の中にストックされる。それらはいずれ点と点がつながるように一筋の道となり、意味やストーリーが導き出されていくのだと。
普段なんとなく見過ごしてしまっている物事に興味を持つことで、いつか何かにつながるかもしれない。それらは直接的につながらなくても、別の場面で何かの糸口につながるかもしれない。そして、その日々の積み重ねが「人間性」の厚みにつながっていくということを今回の出張を通じてToshiさんから学びました。(「ピーラーを使わず人参の皮を剥け」という謎々のような指令をいただき、出張から帰宅後早速取り組みました(笑))
仲間と一緒に過ごす時間も出張の醍醐味
FreewillにはExploresという旅先での新たな出会いや非日常的な経験を取り入れ、普段の自分を見つめなおし、人間としての豊かさ、創造性を生み出していくための、旅会制度があります。ビジネスが終わったら、次はExploresへ!ビジネスも遊びも、どちらも全力投球で楽しむのがFreewillならではの文化なんです。
今回のExploresでは、和歌山の熊野本宮大社に訪問しました。熊野本宮大社はもちろん、そこに向かうまでの道中で目にした、我々の行く先に立ちはだかる山々や川の大自然から降り注ぐエネルギーは圧巻の一言で、私は終始目にするもの全てに圧倒されていました。普段触れることのない、日本古来の文化、伝統、自然に出会い、エネルギーを得ると共に、心身共にリフレッシュできました。そして、夜はキャンプを行い、たき火を囲み皆で語り合いました。普段はあまり話すことがない仕事以外の話もすることができ、新しい発見もあり、とても有意義な時間でした。
Toshiさんをはじめ、普段は別の現場で働いていてなかなか会うことができない仲間と一緒に過ごすことができるのも、出張やExploresの醍醐味です。
大自然で過ごしたからこそ気づいた日本が抱える課題
美しい自然に目を奪われた一方で、日本の自然が抱える課題も目の当たりにしました。原生林の数が少なく、人工林(スギの木)が目立つ山々。現在、日本の森林面積全体の4分の1を人工林が占めていると言われ、花粉症の流行、台風や大雨などの災害への弱体化など様々な問題を引き起こす原因の一つとなっています。
Freewillでは、SPINという自社サービスを通じて、こういった課題解決につながる活動を行っており、現地で課題を目の当たりにすることで、自分たちのサービスや活動に対する責任や意義を改めて感じ、日本特有の文化、伝統、自然を後世へつながなければいけないと強く思いました。
一緒に世界を動かそう
Freewillには、エンジニアとして現場で稼働するだけではなく、実際に商談に携わりビジネスを動かせるチャンスがあります。出張やExploresを通じて非日常を取り入れることで、人生をより豊かにすることができます。そして、目標や夢をビジネスにつなげていくことができる環境があります。私たちはこれを「Freewill / 自由意志」と呼んでいます。
しかし、こういった環境を活用し、ビジネスパーソンとして成長しながら、自分の目標を達成していくには、覚悟や責任が問われます。自分たちの与えられた環境を活かすために、社員1人1人がそれぞれの人生に向き合い、Freewillの実現に向け切磋琢磨しています。
そんな環境で挑戦したい方、ぜひ一緒にご自身のFreewillを実現させ、そして、一緒に世界を動かしていきましょう!
関西拠点立ち上げストーリーはこちらをご覧ください。