こんにちは!Freewill採用チームです。
今回は、Freewillでエンジニアとして活躍するKussuさんにインタビューを実施しましたので、ご紹介します!
Kussuさんの前職は、ホテルのフロントスタッフ。
そこから未経験でIT業界へ飛び込み、データセンターでの業務を経験した後、念願だったRPAエンジニアへ。
現在は、PL(プロジェクトリーダー)として、チームやプロジェクトを動かす立場に挑戦しています。
一見すると、順調にキャリアを広げてきたようにも見えるKussuさん。
しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
Kussuさんが、これまでの経験から感じたエンジニアという仕事の面白さ、そしてこれから挑戦したいこととは?
この記事では、ホテルのフロントからIT業界へ飛び込み、RPA、そしてPLへとキャリアを広げてきたKussuさんのこれまでと、これからについてお届けします。
ホテルのフロントから、ITの世界へ
かつてイギリスに留学していたKussuさん。「ジョーディー」というイギリスでも特に癖が強い方言で有名な場所にいたと言います。
「日本でいう青森弁ですね。なに言ってるか全然わからない(笑)。面白かったのは、お年寄りの方は標準語で話してくれたんですが、逆に若者のほうが方言を使っていたのが印象的でした」
そう振り返りながら、グローバル経験を生かそうと選んだのがホテル業界でした。
接客そのものは好きだったそうなのですが、役職が上がるにつれて、少しずつ仕事内容が変わっていったそう。
「役職が上がると、バック側の仕事が増えていくんです。気がついたら、フロントに立つ時間がどんどん減っていました」
決算時期には夜勤で当直責任を担当することもあり、業務量も増えていきました。
自分の目で一件ずつ確認し、何時間もかけて進めていた業務が、人に話しかけられた瞬間、すべて吹っ飛ぶ! 一からやり直しになってしまったこともあるのだとか。
「自動的に処理できたらな」
そんな思いも沸く中で、彼が興味を持ったのが、ITの世界でした。
まずは「未経験 × 英語」を武器に、データセンターへ
Freewillに入社する以前から興味を持っていたのが、「RPA」。人間がパソコンで行っている定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットが代わりに自動実行する技術や仕組みです。
ただ、いきなりRPAの開発現場に入れたわけではありません。
最初に配属されたのは、データセンターでした。
「未経験でも挑戦できることと、英語が話せることを活かせる現場だったので、まずはそこからスタートしました」
データセンターでは夜勤もありましたが、実働は4時間程度。
待機や休憩の時間もあったため、その時間を使ってひたすら勉強しました。
「上長から『空いてる時間は勉強してていいよ』と言ってもらえて。だったら、勉強しようと思って、ずっと本や参考書を読んでいました」
その結果、約1年半の間に、LPIC、CCNA、Java Bronze、TOEICなど、複数の資格を取得。Pythonも独学で学び始めました。
未経験だからこそ、現場で経験を積みながら、自分でも学び続ける。
そうして少しずつ、ITエンジニアとしての土台を作っていきました。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。
データセンターの現場では、周囲のエンジニアのレベルが高く、最初は会話についていくことすら難しかったそうです。
「電気についての話をしているんですが、そもそも電気の知識がない。現場で科学の勉強をするところからでした」
ワット数の話や、設備に触れる際の注意点など、ITだけではなく、データセンターという特殊な環境ならではの知識も必要でした。
わからないことを一つずつ調べ、学び、また現場で試す。
その繰り返しが、次のステップにつながっていきました。
そして約一年半後、いよいよ念願だったRPAの現場へ。
RPAでは「上流から下流まで」全部やった
RPAエンジニアとして携わった期間は約一年半。
RPAプラットフォームを扱いながら、テスターから詳細設計、開発、保守まで、幅広い業務を経験しました。
ただし、最初に入った現場は決して簡単な環境ではありませんでした。
「最初は、自分一人で入って、見積もりもよくわからない状態で……。プロの現場に、素人が一人紛れ込んでいたような感覚でしたが、とにかく頑張るしかない、という気合いでやっていました」
それでも、やるしかない。
現場では他社のエンジニアに教えてもらったり、ソースコードを見せてもらったりしながら、自分で動かして解析していきました。
結果として、上流工程から開発、保守まで一通り経験することができ、大変だったからこそ、そこで得た経験は大きなものとなりました。
この時期の経験が、後のPLとしての仕事にもつながっていきます。
そして、PLへ。「作る側」から「動かす側」へ
その後、PLとしてプロジェクトに携わるようになりました。
きっかけの一つは、35歳の頃に受けたある言葉でした。
「そろそろ働き方を変えたほうがいい。自分で作業するだけじゃなくて、回す側に回ったほうがいいんじゃないか」
それまでエンジニアとして手を動かしてきたからこそ、次は人やプロジェクトを動かす側へ──そうしてPLとしての挑戦が始まりました。
最初は他のPLとダブルPLの体制でしたが、プロジェクトの遅延やメンバーのフォロー、WBS管理、進捗確認など、徐々に担当する範囲が広がっていきました。
やがて単独でPLを担うことになったなか、さらにPMが離任することになり、本来、PMが担っていた業務まで、自分が引き受けることになりました。
「PLって、ただ進捗を見るだけじゃないんですよね。隣のチームとの調整もあるし、お客さんとの交渉もある。チームを守るために、言うべきことは言わないといけない」
エンジニアとして「作る」だけではなく、プロジェクト全体を見る。
その難しさを実感するようになりました。
現在、Kussuさんが次の課題として考えているのは、マネジメント力と交渉力です。
「自分は、お客さんに寄り添いすぎてしまうところがあるんです」
もちろん、顧客に寄り添うことは大切。
しかし、プロジェクトを動かす立場になると、それだけでは足りません。チームの人数やスケジュール、予算など、現実的な条件を踏まえたうえで、
「それはできません」
と伝えなければならない場面もあります。
「NOはNOと言えるようにならないといけない。チームを守れるPMになりたいと思っています」
これまでの経験を振り返りながら、自分自身の課題も冷静に見つめています。
エンジニアの面白さは、「自分が作ったものが動く」瞬間
Kussuさんに、エンジニアとして働く楽しさを聞いてみました。
返ってきたのは、とてもシンプルな答えでした。
「RPAの現場で、最初にロボットが完成したときですね」
自分が作ったロボットが、実際に人の代わりに動く。そしてリリースされ、実際に運用するとなった瞬間。
「自分が作ったものが、本当に動いて、人に使われる。達成感がありました」
もちろん、作っている過程そのものも楽しかった。
未経験から始めたからこそ、「自分の手で作ったものが動く」という体験は、大きな原動力になったそうです。
Kussuさんの今後の展望として、PLとしてのマネジメント力をさらに高めながら、技術面でも新しい領域に挑戦していきたいとのこと。
特に興味を持っているのがAIです。
「RPAも、これからはAIが取って代わっていくと思っています」
業務マイニングやAIエージェント、AIを活用したアプリケーション開発など、これまで培ってきたRPAの経験をさらに広げていきたい。
「もっといろんなことをやってみたいですね」
技術の変化が速いからこそ、学び続けることを楽しみながら、自分の可能性を広げていく。
それが、Kussuさんのこれからです。
「なんとなくIT」ではなく、「ITで何をしたいか」
最後に、これからIT業界を目指す未経験者へのアドバイスを聞きました。
「目的を持ってやったほうが絶対にいい。“なんとなくIT”ではなく、“ITを使って、自分は何がしたいのか?”を考えてみたほうがいいです」
今なら、ネットやAIに質問すれば、さまざまな情報を得ることができます。
そこで出てきた答えを見て、「これ面白そう」と思えるものがあるかどうか。
Kussuさんの場合、それがRPAでした。
「最初から全部わからなくてもいい。でも、興味を持って、自分から調べてみることは大事だと思います」
そして、どんな人と一緒に働きたいか? という質問をしたところ、
答えは「コミュニケーションができる人」。
ただ話すのが上手い、という意味ではありません。
「質問したら、それに対する答えがちゃんと返ってくる。結論から話せて、理路整然と説明できる人ですね」
特に、お客様との折衝が必要な現場では、技術力だけでは解決できないことも多いといいます。
「言われたことをただ作るだけのエンジニアは、ある意味では余っていると思うんです」
だからこそ、自分の考えを言葉にして伝える力が重要になる。
「未経験なら、せめてコミュニケーション能力。人間力ですね」
ホテルのフロントから始まり、データセンター、RPA、そしてPLへ。
さまざまな現場を経験してきたからこそ、Kussuさんが大切にしているのは、技術だけではありません。
自分で考え、学び、伝え、そして周りの人と一緒にプロジェクトを動かしていく。
そんなエンジニアを目指して、これからも挑戦は続いていきます。
あなたも、ここからキャリアをつくってみませんか?
「未経験から、ITの専門性を身につけたい」
「これからのキャリアにつながるスキルを身につけたい」
「人とのつながりを大切にしながら働きたい」
「新しい環境で、自分の可能性を試してみたい」
そんな想いがあるなら、ぜひFreewillで一歩を踏み出してみませんか?
Kussuさんも、最初から「RPAエンジニアになる」「PLになる」と決めていたわけではありません。
ホテルのフロントからIT業界へ飛び込み、
データセンターで経験を積み、
興味を持っていたRPAに挑戦し、
そして今では、チームを動かすPLへ。
その一つひとつの経験が、次のキャリアにつながっています。
Freewillには、さまざまな経験やバックグラウンドを持つメンバーがいます。
最初から明確なキャリアが決まっていた人ばかりではありません。
迷ったり、悩んだりしながらも、自分で考え、学び、挑戦することで、それぞれのキャリアをつくっています。
大切なのは、今持っているものだけではなく、これから何を学び、何を経験し、何を積み上げていくか。
あなたがこれから挑戦したいこと、身につけたいこと。
まずは、そんな話から聞かせてください。
あなたの「これから」を、一緒につくっていきませんか?