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こんにちは、freee採用PRの原です。
先日、ついにfreeeのサマーインターンがエントリー開始となりました。実は、今年のインターンは例年のプログラムと一味違う構成のようなんです。
今回はリニューアルしたサマーインターンのプログラムやfreeeの採用について、CMSO(Chief Member Success Officer)の野澤と、新卒採用(ビジネス職)担当の上赤に話を聞いてきました!
野澤 俊通(写真右)
執行役員 / CMSO(Chief Member Success Officer)
東京下町出身。リクルートからインターネット業界に飛び込み、Googleでは新規セールスの日本代表を務める。2014年からfreeeに参画。営業組織を立ち上げ、2017年7月より現職。息子とのSTAR WARSごっこが週末の楽しみ。
上赤 祥貴(写真左)
鹿児島県出身。関西学院大学卒業。学生時代はNPO法人アイセック・ジャパンの活動に打ち込む。2017年に新卒2期生としてfreeeに入社。会計事務所向けの営業、営業戦略室を経て2018年4月より新卒採用担当に従事。趣味は読書と野球。ソフトバンクファン。
-まずはfreeeに入った経緯を交えて、簡単に自己紹介をお願いします。
野澤:僕がfreeeに入ったのは、「スモールビジネスの人たちに育てられた」っていう過去の経験が大きいですね。ファーストキャリアはリクルートなんですが、「じゃらん」の広告営業として貸別荘やペンションの方々とのやりとりから学ぶことがすごく多かった。クライアントに広告営業としてお返しができる喜びのなかで仕事をしていたんです。その後、Googleに入社してスモールビジネス向けの営業組織の立ち上げを経験したときも「中小企業を変える」とずっと言い続けていました。ただGoogleという組織が大きくなるなかで、中小より大手クライアントとの仕事が多くなってきていたんです。実は僕、一度Googleを退職したあと再入社しているのですが、スモールビジネスの領域に携われる環境を求めて戻ることを決めたんです。少しずつキャリアに違和感を感じ始めていたなか、ちょうどfreeeCEOの佐々木(Googleでの元同僚)からメールが来て......すぐに火が着きましたね。
そうして2014年にfreeeにジョインして、営業組織を立ち上げたあと、現在はCMSO(Chief Member Success Officer)として人に向き合うことを仕事にしています。対外的には採用で人と向き合い、対内的には社員や経営に向き合うのがミッションです。
上赤:僕は学生時代アイセックというNPO法人で活動していて、そのときの経験から「社会に対して価値があることを、本気で取り組める」環境で働きたいな、と思っていました。
freeeに入社したのは、freeeが掲げるミッションや事業内容に惹かれたのはもちろん、変な上下関係なく、オープンかつ建設的に議論できるfreeeの社風と、面接等で話したfreeeのメンバーに強く惹かれましたね。感覚になってしまうんですけど、優秀なだけでなく、ビジネスに対しての圧倒的な熱量を感じたんです。
今日一緒に話している野澤との面接中にも「顧客に向き合って価値提供する意味は?」なんてディスカッションを行って「視野が狭い」とフィードバックを受けたり(笑)僕は関西の大学出身だったので面接の多くはHangout(テレビ電話)越しだったんですが、自分では考えたこともないポイントの意見をもらえて、テレビ電話越しでも伝わってくる熱量に圧倒されながら、「新卒の面接でもこんなに真摯に対話してもらえるんだ」と思い嬉しかったのを覚えています。
その後、freeeには新卒2期生として2017年に入社し、最初はパートナー事業部という税理士さん向けのチームに所属。営業等を経験した後、この春から新卒の採用担当となりました。
-お二人とも自己紹介ありがとうございます。それではさっそく本題なのですが、今回サマーインターンをリニューアルしようと思ったきっかけは何だったのですか?
野澤:俺が「プログラムを変えたい」って言ったんだよね。これまでのプログラム(2日間で新規ビジネスの企画立案)は、プレゼンを通じて学生のキャラクターや能力がわかったとしても、freeeというチームや事業について何かを感じてもらうチャンスが少ないんじゃないかな、と思ったんですよ。学生とfreeeの双方が楽しんで、お互いのことをよりよく知れる瞬間がないともったいないんじゃない?と。
もちろんこれまでのプログラムからも、優秀な人材がfreeeに入ってきてくれたとは思っています。でも「同じことを繰り返すよりは、新しいことにチャレンジする」っていうのがfreeeという会社の根底にあるので、「失敗してもいいから何か新しいことにチャレンジしてほしい」と採用チームに伝えましたね。
-具体的には、どういう風にプログラムを変えたのか教えてもらえますか?
上赤:今年は「スモールビジネスの現場をより良く知ってもらう」というのがコンセプトですね。ユーザーの本当の悩みは何か、Googleの検索で引っかかってこないような、生の課題を見つけてもらうようなプログラムにしたいと思っています。freeeのようなSaaS型のビジネスはカスタマーサクセスが大事だといわれていますが、1weekのプログラムでは実際にお客様先へも出向き、ディスカッションを重ねる中で課題を見つけていくような経験をしてもらいたいんです。なので、ゼロベースでの事業立案ではなく、顧客とのリアルなコミュニケーションを元に、実際に展開できるアイデアの提案が出てくれば嬉しいですね。
-アイデアが実際に実行できたらわくわくしますね!ちなみに今回のインターンへの参加を通じて「成果を出したい」とか「成長したい」と思っている学生さんに対して、なにか心構えやアドバイスってありますか?
野澤:変化が大きい組織やマーケットの中では、「これさえやったら形になります」というのがない。freeeは前例がないことを少人数で成し遂げようとしているけど、それにはどこかクレイジーさがないとダメだと思うんだよね。だから個人的には、変化を楽しむ気持ちはすごく大事だな、と思ってます。
あとは「成長のベクトルを外に向ける」こと。顧客やチームメンバーなど、自分の外に向き合うことで得られる経験の数が成長だと思うんですよ。自分の成長ばっかりを求めているとダメで「俺の成長のためになにしてくれるんですか?」となっちゃう。
ベンチャー企業は「何もあげられないけど、経験だけは積ましてあげるよ」というところが多いと思う。でも「成長できた」と思えるような経験は自分の考えや思いから一歩進むことからしか得られないと思うんですよね。
上赤:そうですね。なあなあにやるのでなく、目の前のことに本気で取り組むと自然と目線が「外」に向くと思うんです。本気で自分の限界を超えて取り組む姿勢から、大きな成果が生まれるだろうと思っています。
-最後に、サマーインターンから就職活動を始める、という学生さんに向けてなにかアドバイスがあればお願いします。
上赤:自分にとって「働く」とはどういうことかを考えるところから始めてほしいですね。そのためにも、フラットに周りの声を聞けるように意識してほしいです。就職活動を通じて、OB訪問やインターン等で社会人と話す機会も多くなると思うのですが、偏った意見だけを吸い上げると偏った考えにしか行き着かないと思うんです。それでは最適解はきっと見つからないですよね。自分の気持ちいい意見だけじゃなくて、フラットに周りの声を聞けるように意識してほしいと思います。僕の場合は、自分と全然価値観が違う友達と就活の話をしたのがすごくよかったです。友達ということもあったので、下手に構えずに素直に話せたし、それぞれのキャリアのメリット・デメリットをフラットに比較できたと思います。
野澤:就職活動ってすごくたくさんの学生さんにお会いするけど、ご縁がなかった場合もその人が「ダメ」と思っているわけじゃないんだよね。「結婚しますか?しませんか?」というような問いに近いと思う。ひとつひとつの結果に一喜一憂しなくていいのでは、と思っています。逆に僕らが「君とは結婚できないよ」となる場合、学生さんから「僕だってお断りだよ」とも、もちろん言えると思うんですよね。
みなさんがいろんな企業との出会いを大事にして、パフォーマンスをあげるよう努力できると「良い結婚」が出来る確率はあがるよね。僕達も「出会いを大切にする」という思いでやっているので、そのくらいの気持ちでやってくれた方が嬉しいな、と思っています。結婚するって、本音のぶつかりあいじゃないですか。本音でぶつかってきてほしいし、こっちも本音でぶつかりたいなとおもいます。
野澤:freeeはスタートアップ界隈のなかでは「新卒採用を積極的にやってる」とか「事業基盤も安定している」って思われているかもしれません。でも、本当にまだまだやらなきゃいけないことはたくさんあるし、今以上に企業価値をあげていけるよう、新しいアイデアを出していかなきゃいけないと思う。そういうのに興味がある人はぜひ、インターン等の機会を通じてfreeeに一度トライしてもらいたいな、と思っています。
上赤:実際にfreeeのオフィスに足を運び、中小企業というマーケットに向き合う経験を通じて、成長や今後のキャリアを考える種にしてもらえたら嬉しいです。
お二人ともありがとうございました。
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