皆さん、こんにちは!
採用担当の澤野です!
エンジニアの皆さんなら、一度は「フリーランスエンジニアとして独立する」という選択肢が頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。
「自由になれそう」
「収入が上がりそう」
というポジティブなイメージが先行しがちですが、元SES営業の私から見ると、「フリーランスとして生き残れる人」と「会社員のままの方が幸せだった人」には明確な違いがあります。
今回は、元SES営業という当事者目線だからこそ言えるフリーランスのメリットや向いている人の特徴、そして「独立前に必ず考えてほしいリアルな現実」をお伝えします!
目次
「やりたくない仕事は、やらない」
──フリーランスが手にする最強の自由──
まずは、フリーランスになる最大の魅力をおさらいしましょう。大きく分けるとこの2つに集約されます。
1. 嫌な案件は断れる「案件 選択の自由」
会社員ではないため、業務命令はありません。「やりたくない案件」「自分のキャリアにプラスにならない案件」は自分の意思で断ることができます。ここにフリーランスの魅力のすべてが詰まっていると言っても過言ではありません。
2. スキルに見合った「正当な対価」が得られる
自分のスキルを、自分の望む金額で市場に提供できます。会社の取り分を引かれることなく、自分の頑張りがそのまま収入に直結する分かりやすさがあります。
3.自分のスキルUPにだけ集中できる
フリーランスというのは自分のスキルで食べていくので、自分のスキルを磨く事だけを考えていられます。社員の場合は後輩の教育やマネジメントなども仕事になりますが、そういう事がないので、集中して技術力を上げることができます。
誰が生き残る?元SES営業が見た「求められるフリーランス」4つの共通
ここからが本題です。SESの現場を数多く見てきた私が考える、「フリーランスで成功する人」の特徴です。
① エージェントに頼らずとも「自力で営業」ができる
これまでの繋がりや信頼関係から、「君に仕事を頼みたい」と直接声をかけてもらえる人は、フリーランスになっても仕事に困りません。
究極、エージェントへのマージンも発生しないため、最も強いタイプです。
私も一度ご支援いただいた方で、何度か別案件に入っている最中にも関わらずお声がけしたことがあります。
② 一般的な会社員エンジニアよりも「一歩抜けたスキル」がある
実はSESの現場において、同じスキル感であれば「フリーランス」よりも「どこかの会社の正社員」の方が案件への参画確率は高くなります。
これは、過去にフリーランスの方が何か問題を起こし、主語が大きいですがフリーランスを全面的にNGにする現場があるからです。
また、フリーランスは単価が高く設定されていることが多いため、同じレベルの会社員エンジニアがゴロゴロいる市場だと、どんなに人柄が良くても競り負けてしまいます。
「フリーランスというだけで、選考のハードルが上がる」という現実を越えられるスキルが必要です。
③ 案件への「こだわり(条件)」が多すぎない
フリーランスエージェントもビジネスです。
当然、「案件が決まりやすい人」にリソースを注力します。
「フルリモート必須」「時短勤務希望」といった条件が多い場合、SES市場では極端に案件数が少なくなります。(社員でも体制などないと難しいです)
条件が多い方は、雇用が守られ、安定した給与がもらえる会社員(あるいは理解のある会社への転職)の方が向いているケースが多いです。
④ 圧倒的に「人柄」が良い
現場のメンバーもエージェントも、最後は「人間」です。
人柄が良く、気持ちよく仕事ができる人には、周囲も自然と協力的になります。
逆に、過去にトラブルを起こした人や、コミュニケーションに難がある人に対しては、エージェントも案件紹介を敬遠するようになります。
信頼こそが最大の資産です。
「こんなはずじゃなかった」を防ぐ!
独立前にクリアすべき3つのリアルな条件
「よし、フリーランスになろう!」と決める前に、以下の3つのチェックリストをクリアできているか確認してください。
Check 1:自分のスキルの「市場価値」を客観的に知っているか?
自分が持っている開発言語や経験が、今どれくらい求められているのか(市場感)を事前に徹底調査しましょう。
需要が落ち込んでいるスキルだけの場合は、案件を選ぶ自由どころか、案件自体が見つからないリスクがあります。
Check 2:当面、無収入でも生活できる貯金はあるか?
自由に案件を選べる裏返しとして、「希望する案件がない期間は完全な無収入」になります。
案件の切れ目は、プロジェクトの終了や予算都合など、現場の都合で突然やってきます。いざという時に焦らないよう、数ヶ月は生活できる資金を蓄えておくのが絶対条件です。
Check 3:「開発以上の経験」が3年以上あるか?
現在、プログラミングスクール卒業生や若手エンジニアの数は年々増加しています。
そのため、テストや運用保守メインのフェーズは完全に飽和状態です。
最近のトレンドとして、案件の足切りラインを「開発経験5年以上」とする現場も増えています。
最低でも開発経験が3年以上はないと、案件の獲得自体が厳しくなります。
また、昨今はAI開発の台頭もあるため、単にコードが書けるだけでなく「コードレビューができるレベル」まで経験を積んでおくと、格段に生存率が上がります。
「会社員を続ける」のも立派な戦略。
市場価値を最大化してからでも遅くない
フリーランスは魅力的な働き方ですが、決して「楽に稼げる道」ではありません。
もし今の時点で「スキルや経験が少し足りないかも…」と感じるのであれば、まずは会社員として打席に立ち、市場価値の高い経験(開発経験やリーダー経験など)を積むのが一番の近道です。
自分の市場価値を見極め、最高のタイミングで理想のキャリアを掴み取りましょう!
「まずは自分の今のスキルでフリーランスになれるか、壁打ちしてみたい」という方がいれば、ぜひお気軽にカジュアル面談でお話ししましょう!