インタビュー:病児保育の「研修担当」ってどんなお仕事?
こどもレスキュー隊員(病児保育スタッフ)を経て、研修担当を務めている平井に、仕事のやりがい・ 研修担当として心がけていることなどを聞きました。
平井さんは、保育園で働いた後、フローレンスに入社されたんですよね?
平井 学校を卒業して、3年間集団保育を経験しました。そのあとマンツーマンの病児保育に興味をもって、フローレンスに転職しました。こどもレスキュー隊員として働きながら研修のお手伝いをし、その後異動して研修の主担当になりました。
前職で多くのお子さんや親御さんと関わった経験は、今、研修担当としての業務にとても役立っています。また、集団保育の現場では、スタッフ一人ひとりが様々な保育観を持っていますので、”いろいろな保育観”があって”いろいろな人”がいることを知れたのも良かったと思います。
-それまで研修や育成に関わったことは?
平井 “人に教える”という経験は、フローレンスが初めてです。病児保育スタッフとして働きながら、自分の卒業校に講義に行ったり、社内研修の補佐をすることからスタートしました。
最初は少し不安もありましたし緊張もしましたが、今はより良い研修、質の高い保育を目指して、日々業務に取り組んでいます。
-研修担当として、どういったことに気をつけていますか?
平井 保育面でも、コミュニケーション面でも、マンツーマン保育と集団保育では違う点がたくさんあります。
その違いを理解し、「マンツーマン保育ではこんなスキルがいるよね」「だったらこういったところをのばしたい」「そのためにはこんな研修がよいのでは」と研修案を組み立てています。
また、フローレンスのこどもレスキュー隊員は100名近くいて、皆さん異なるバックグラウンドを持っていますので、研修の進め方や伝え方も、個々に合わせたコミュニケーションを心がけています。
↑新卒スタッフ向けの研修
-どんな人が研修担当に向いていると思いますか?
平井 一番は「人の成長に喜びを感じる」ことのできる人でしょうか。こどもレスキュー隊員は皆さん、それぞれスキルも考え方もライフスタイルもバラバラです。
フローレンスの病児保育の手順も、「~しなければならない」「~である」「~すべき」とはっきりとくくりきれない部分があります。そういった時に、柔軟に一人ひとりに寄り添うことができる、こどもレスキュー隊員と一緒に研修担当も育っていけることが大切です。
裏方のサポート仕事ですが、こどもレスキュー隊員の成長を直に感じることができる、やりがいのある仕事です。いろいろなスタッフがいて、いろいろな考え方があることが、この仕事の難しいところでもあり、とても良いところでもあると思います。
一緒に「フローレンスの病児保育」の下支えをしてくださる方をお待ちしています!!