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バンコク(タイ)から始める海外生活のススメ

バンコク(タイ)で働くという選択肢

 Flare社は、タイを中心に東南アジア、新興国向けにサービスを提供しているため、タイ・バンコクに事業拠点を置いて主な事業活動を行なっております。勤務形態は柔軟に設計しており、フルリモートワークも可能ですが、タイ・バンコクに移住してもらうことも選択していただけます。(ビザ、労働許可証の取得もサポートいたします。)

 タイ・バンコクに移住し現地の課題解決を行なっているサービスに関われるのもFlareに参画してもらう魅力の一つです。

 本ストーリーでは実際にFlareに参画しタイのバンコクオフィスで勤務をするとなった場合にどのような生活環境になっているのかをご紹介したいと思います。

勤務地・オフィス

 Flare社のオフィスは、バンコクの中心地チットロムにあります。高級ホテルやショッピングモールなどが多数点在し、観光客にお馴染みのセントラルワールドやサイアムパラゴンといったショッピングモールが徒歩圏内にあるエリアです。

 最近はスカイウォークという駅と駅を結んでいる歩行者専用道路があり雨の日でも濡れずに移動ができるようになっており、弊社オフィスまでも駅からスカイウォークで行くことができます。(セントラルワールド、サイアムパラゴン、サイアム駅も同様にスカイウォークで徒歩で行けます!)

毎月の生活費

 ざっくりとしたタイ、バンコクでの生活費ですが、東京での生活コストと比較すると感覚的に6-7割りといった感じをイメージしてもらうと良いかと思います。住居費、食費、交際費が生活費の占める割合として大きいので生活スタイルがミニマムな人はより生活コストが下がるイメージです。同じエリア内でも選択肢の幅が広いのもバンコクのいいところでいわゆるピンからキリまであります。可処分所得や生活スタイルに合わせて柔軟に設計ができます。

それでは主な生活費を項目ごとに見ていきたいと思います。

住居費

シングルの方向けの30平米程度のスタジオタイプを例とした場合、
10,000(4万円)(中心部より電車やタクシーで30分ぐらいのエリア) -  30,000(12万円)バーツ(バンコクの中心部)
プール、ジム付きが基本のコンドミニアムをこの価格で借りれるのはまだまだ魅力的かと思います。(10年ほど前はこの2/3ぐらいの価格でした)


電気料金

1,000バーツ(4,000円)- 3,000バーツ (12,000円)
レンジの幅が広いのは備え付けエアコンなどによって電気代が大きく変わることがあるからです。日本で見るような壁付けのエアコンだと電気代はかなり安く済みますので部屋を選ぶ際の要件に入れてもいいかもしれません。

水道料金

100バーツ(400円)
電気代と比較して水道料金はめちゃくちゃ安いです。ただし、飲料水や料理には使えない(使わない方がいい)ので別途蒸留水やミネラルウォーターを購入する必要があります。1.5リットルで50-60円ぐらいでコンビニやスーパーで購入できます。浄水器をつけることも可能です。(日系の会社が提供していたりします)

インターネット

300(1200円) - 600(2400円)バーツ
ここ2、3年でインターネットの価格がぐっと安くなりました。光が基本で50M-250Mぐらいのレンジで速でもそこそこ出るので日本と比較するとめちゃくちゃ安いと感じます。携帯電話キャリアがサービスを提供しているので携帯電話とセットで申し込みをすると格安のプランを利用することができます。

携帯電話

200(800円) - 1000(4000円)バーツ
格安のプリペイドから定額のプランまで幅広くあります。5Gで20GBのプランでもおよそ2400円ぐらい。ここ最近日本も価格がかなり下がりましたがそれでもまだタイの方が安い感じです。

交通費

電車(BTS) 片道 50バーツ(200円)
オンヌット駅(日本人の方がよく住んでいるエリアの中でも少し遠いエリア) - チットロム駅(Flare社オフィス最寄駅、バンコク中心地)の片道
最近は乗車料金がどんどん高くなっておりタクシーで移動した方が安いことも

タクシー 100バーツ(400円)(10分ぐらいの距離)
スワンナプーム国際空港からおよそ30分で300バーツ(1200円)程度です。タクシー料金は日本と比べて半分以下のイメージです。渋滞のない時間帯(早朝や夜間)は非常に便利で食事をした帰りやクラブなどに遊びに行った帰りなど気軽にタクシーで帰宅できます。(中心地から自宅まで大体100-200バーツぐらい)

 トゥクトゥク(3輪車のタクシー)はかつてはタイのシンボル的なタクシーでしたが、現在はどんどん数が減っており、観光客が乗るかローカルのエリアでタクシー代わりになっております。価格もタクシーより高い場合が多いです。


またちょっとした距離の移動はバイクタクシー(タクシーの半額ぐらい)も利用することができるので移動はかなり便利です。



バス 数バーツ(数十円)

ローカルの人たちの移動ではよく利用されていますが、治安の問題や乗り方が複雑なため外国人が利用することは滅多にありません。


言語

 英語がある程度できる方であれば簡単なタイ語を習得するだけで生活をしていく上で困ることはあまりありません。賃貸物件のオーナーさんやホワイトカラーのビジネスマンなどは、英語でのコミュニケーションができる方も多く困ることはそこまで多くありません。レストランのメニュー、アプリ、Webサイトなども多くは英語でサポートされております。
 もちろんタイ語ができればかなり生活の幅は広がるので余裕があればタイ語の学習をすることをお勧めいたします。

食事

 タイ料理は、屋台や食堂であれば40(160円) - 80(320円)バーツ程度で食べることができます。パッタイ(タイ風やきそば)、クイッティアオ(タイ風ラーメン)、カオパッド(タイ風チャーハン)など日本人にも馴染みがあるものが多くあります。


 また、バンコクは世界中の料理が楽しめる世界でも有数の都市です。欧米人の人気観光都市で常に上位にランキングされているだけに、欧米人に人気の各国の料理が気軽にリーズナブルに食べることができます。イタリアン、スパニッシュ、メキシカン、フレンチ、韓国、中華などおいしくてリーズナブルなお店が多数点在しています。


 また日本食は、在住邦人がロサンゼルス(米国)の6万7000人に次いでバンコクは5万9000人とかなり多いため種類が本当に豊富です。価格は日本よりも少しだけ高い感じにはなりますが、お寿司屋さん、焼肉屋さん、居酒屋からCoCo壱番屋(カレー)や丸亀製麺(うどん)、一風堂(ラーメン)、大戸屋(定食)、吉野家(牛丼)などのチェーン店まで様々な日本食が食べられます。

買い物(日用品)

 インド駐在の方など近隣諸国から買い物に訪れるぐらい日用品から生活費に必要な家電など豊富に揃っています。日本でもお馴染みのマツモトキヨシ、ドン・キホーテ、100円ショップ(タイでは60バーツショップなので倍ぐらいの感じではありますが日本と同等のものが買えます。)も多数点在しています。

また、中心地の多くの駅に隣接されているショッピングモールが非常に便利で、食品、生活雑貨、アパレルから電化製品など必要なもののほとんどが簡単に手に入ります。

 Eコマースもかなり充実してきました。特に電化製品に関してはLazada(現在はアリババ)やShopeeのアプリなどで簡単に買うこともできるようになりました。即日配送は流石にほとんどないのですが1週間もかからずに手に入れることができるようになり非常に便利になってきております。

休暇(旅行)

タイは世界でも有数のリゾート地が点在しています。バンコクから車で2時間以内でいけるパタヤから3−4時間で行けるホアヒンやサメット島、フライトで1時間で行けるプーケットやサムイ島など週末のちょっとした時間を利用することで簡単にリゾートへ遊びに行くこともできます。ベトナム、ラオス、カンボジアなど近隣諸国へも1時間〜2時間で行けるのでまとまった休みなどがある時などは気軽に海外旅行もできるのがタイ、バンコクをベースにしていると可能になります。また、ゴルフなど日本と比べて価格が安いや混雑が少ないなど利便性が高いレジャーを楽しむ方も多いです。

日本よりも優れているテクノロジーやサービス

ここ10年ぐらいで一気にテクノジーインフラが整ってきており、すでに日本よりも優れいているサービスが多く出てきております。元々インフラが脆弱だった所に新しいテクノロジーに関してはどんどん採用されているという感じを受けます。

デリバリーサービス

コロナ禍を経由してデリバリーサービスが一気に広まりました。フードデリバリーは、ほぼすべて飲食店が対応しているような状況で在宅勤務をしながらでも食事に困ることがほとんどなくなりました。デリバリー手数料も日本とは全く違い数十円〜200円前後(距離による)と手数料も安いので気軽に利用することができます。最近ではフードデリバリー以外でもスーパーやコンビニなどで購入する必要があった水や洗剤、トイレットペーパーなどもデリバリーで簡単に注文することができるようになりました。AmazonがタイにはないのですがこうしたデリバリーサービスでAmazonクラスのサービスをうけられるようになりました。


ライドヘイリング (配車サービス)

 数年前まではぼったくりタクシーなど評判が悪かったタクシーですが、ライドヘイリングの登場によりアプリで管理されるようになり流しのタクシーに乗ることもなくなり安心してGrab(ライドヘイリングアプリ)を使って一般のタクシーもしくは個人の車を呼んで乗車できるようになりました。金額もそこまで高くなく10分ぐらいの距離で200〜300円ぐらいです。スワンナプーム国際空港から都市部まで大体30分ぐらいですが、1200円〜1500円ぐらいの金額で来ることができます。


決済・銀行(Fintech)

 Fintechがタイは進んでおり特に決済に関してはQRペイが主流でショッピングモールから屋台までほとんどで使えます。タイのQRペイがすごいのは各銀行のアプリで利用することが可能で、共通の決済企画(PrompPay)なのでどの銀行のアプリでも気にせず問題なく支払いから送金までできます。
 友達と食事に行った時の割り勘なども利用している銀行やアプリなどを気にせず送金手数料が無料で送金できるので非常に便利です。また、多くの銀行のATMでCardless Withdraw(カードなしでの引き出し)をサポートしており、万が一現金が必要になった場合でも銀行のアプリを使ってATMから現金を引き出すこともできます。ちなみにATMの数は東京よりも多いぐらいに点在しています。(現金の必要性が低くなってきているので今後はATMの数は減っていくと思われますが)
 現金、カードが必要ないのでスマホだけで外出することも全然できるようになっております。



WIFI環境

ショッピングモールやカフェでWIFIが利用できないところは皆無に等しいです。リモートワークやノマドワーカーがカフェなどで作業をしているのを見かけます。一部を除けば東京のカフェのように場所を奪い合うこともなく簡単に空いたスペースを見つけることができます。近年はカフェブームでおしゃれなカフェが至る所に点在しています。


以上、バンコク(タイ)で始める海外生活について特に重要と思われる情報をまとめてみましたがいかがでしょうか? 

 日本や東京と比較しても遜色ない生活ができるだけでなく、初めて海外生活をされる方にとってもハードルが低く、日本とはまったく違う文化圏で刺激的な環境を楽しむことができるのではないでしょうか。

 最後に告知。

 タイ・バンコクで海外生活を送りながら成長市場の東南アジア現地の課題を解決に挑戦してみたいエンジニアさんを大募集しております。少しでも興味があればお気軽にご連絡いただければと思いますのでよろしくお願いいたします!

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