はじめまして!フィルターバンクの採用担当です。
私たちフィルターバンク株式会社(旧:株式会社企業情報センター)は、個人・法人の信用や評価を調査し、誠実さに基づく情報を提供する企業です。新社名と共に、企業の採用ミスマッチ防止や機会損失の緩和に貢献することを目指しています。
今回は代表取締役である大宗順にインタビューを行う社長インタビューPart1をお届けします!
初めてのインタビューは緊張感と期待感の中で始まりました。社長に対して、これまでのご経歴や現在の事業についてお話を伺い、その中で見えてきた多くの挑戦と成功の裏側を深く掘り下げていきました。
ぜひ最後までご一読ください。
プロフィール
フィルターバンク株式会社 代表取締役
大宗 順/Jun Omune
大阪府出身。高校卒業後に大学へ進学。学生時代のアルバイトを通じて仕事のやりがいを感じ、仕事をする道に進むため一年で中退。金融商品を取り扱う上場企業に中途入社し、営業職として20代前半ながらも成果を上げる。その後、学生時代から興味を持っていた音楽活動に専念するために退職し、大阪と東京でイベント企画・立ち上げなどに積極的に関わる。3年の活動を経て、再びビジネスの世界に戻ることを決意し、大手通信会社のコールセンターにてカスタマーサポート、チームマネジメント、テストマーケティングや新規事業の立ち上げを経験した後、2016年に企業情報センター(現:フィルターバンク)に入社。営業、調査、管理といった全部門にて経験を積み、2018年11月に代表取締役に就任。2022年4月に事業承継を経て、第二創業としてスタートを切る。
高校卒業から大学中退、そしてビジネスの世界へ
_早速初めてのインタビューをさせていただきたいと思います。 社長のこれまでのご経歴について、教えていただけますか?
中高生の時はサッカー部に所属して、部活動を熱心にする学生だったと思います。また、ポピュラーではない音楽を好んで聴くようなタイプで、珍しいもの・知らない事に対して興味を持つ性格でしたね。
大学については何も考えずに、兄弟が通っていたという理由で、とりあえず受験して入学したって感じです。案の定、遊びたい気持ちが先行して飲食店や携帯販売などの様々な接客業と深夜バイトを掛け持ちする日々でした。
そこで人と接する楽しさやチームで働くことの面白さを感じましたし、アルバイトにもかかわらず、正社員の業務を任せてもらうことをキッカケに「働くことでのやりがい」を感じたことを覚えています。その時には「仕事の楽しさ」に魅了されていて、大学を中退して就職した方がもっと稼げて、スキルが上がって楽しいのではないかと思い、仕事をする道に進むことを決意し、金融商品を取り扱う企業に営業職として入社することになりました。
_若くしてセールスのお仕事もされていたんですね。
そうなんです。21歳の中途採用は珍しいらしくて、新卒入社してくる後輩も年上という特殊な環境でした。ただ営業の世界では、年齢は関係なく結果がすべてなので…。約20年前の話なのでご想像にお任せしますが、勤務時間、勤務日数などは想定よりハードで、上下関係も非常に厳しい環境でしたが、成果を収めるために日々努力を惜しまず働きました。
ただ「数字が全て」の世界で身を置けたことは非常に良い経験になり、また上司や先輩の叱咤激励は感謝でしかありません。上司や先輩に可愛がってもらい成績を上げることができたので、歩合給も当時の21歳では考えられない金額を支給頂いてたのですが、その反動で休む時間がなくて貯金が増える一方でした。
働いていない時間以外の楽しみといえば、夜な夜な社交場に繰り出すことでしたね。営業として丸2年が経過した時に、足繫く通っていたレコードショップでのありふれた会話の中で「やりたいことをやる」というモットーに火が点き、学生時代に興味をもっていた音楽の世界へ身を投じることを決め、専念するために営業の仕事を辞めました。
やりこむことに対しての美学
「何に対しても熱中するのが楽しい」
_仕事を辞めて音楽活動を始めるのは大きな決断だったと思います。具体的にはどのような活動をされていたんですか?
昼間はレコードショップの店員として、接客対応・作品レビュー・通販サイトの運営に携わっており、仕事の時間以外はDJとして研鑽する日々を過ごしていました。日中の仕事も相まってたくさんの出会いがあり、多くて月3.4本ほど出演するなど精力的に活動することができ、始める前に目標としていた東京での出演も達成することができました。
また、イベント主催側の手伝いをする機会に多く恵まれ、自身でイベントをオーガナイズする経験もすることができ、そこで営業職では味わうことができなかった「仲間と創ることの楽しさ」を体感することができました。音楽は私の情熱の源でしたね。
_ありがとうございます。様々な活動をされていたんですね。
今のフィルターバンク株式会社としての理念や大事にしたいことなどとは、通ずるものがあるんですか?
そうですね。音楽やってた時は寝る間を惜しんで活動してたので。物事に熱中するっていうか、やりこむことに対する美学みたいなものはありますね。
一方で、イベント設計や出演者との交渉をするなどに楽しみを感じてたんで、経営というよりは運営的な部分に興味があったというか。面白いなと思ってました。
スコアリング(売上・集客)とかの影響を気にしながら、バランスを見て熱中するっていうところの本質は今も変わってないですね。ものを磨くとか、いいものを創って喜んでもらいたいっていうところは、今も同じです。
ビジネスの成立、会社の成長を目の当たりに
音楽活動を続ける中で、再びビジネスの世界に戻ることを決意した社長は、コールセンターの会社に就職しました。ここでの8年間は、営業とカスタマーサポートのマネジメントに従事し、30人以上の従業員を管理するなど、リーダーシップを発揮しました。また、テストマーケティングや新規事業の立ち上げにも関わってきました。
_どのようなことがきっかけでコールセンターの会社に就職をされたんですか?
前のアルバイト先のコールセンターの社長さんに惚れ込んで。そこで社員として雇用されるようになりました。そこから8年間くらい、営業とカスタマーサポート、チームマネジメントなどもやってました。
パソコンを使う業務もそこで初めてだったので、エクセルなどを我流で覚えていったりと大変でした。
_数十人規模のマネジメントとなると、本当に大変だったかと思います…。
そうですね…。まあでもいろんな環境で鍛えられてきたっていうところもあります(笑)
そんな中でも特に学んだことは、マネジメントの重要性ですね。チームをまとめ、顧客対応の質を高めることに全力を注ぎました。
その会社が小さい事務所で30人くらいのところから、今は1000人規模まで大きくなっていって。そういう成長を間近で見ていく中で、スケールがどんどん大きくなっていく、また「ビジネスが成立する」という喜びを一緒に体験させていただきました。
現在の会社(旧:株式会社企業情報センター)に入社
2016年、社長は現在のフィルターバンク株式会社(当時の株式会社企業情報センター)に入社しました。当時の会社は、データ管理のほとんどがペーパー、セキュリティ体制が脆弱など、属人性に特化した古いビジネススタイルで運営されていました。社長はその改善に着手し、継続的なサービス提供、質を向上させるために尽力しました。
_様々な経験を経て現在の会社に入社されたとのことですが、どのような経緯があったんですか?
企業情報センターは元々は親族経営で父・兄が一緒になって大阪を中心として、当時で言うと25年くらい会社をやってきてて。世代交代のお手伝いという形でこの会社に来たっていうのが経緯ですね。
僕は2016年に入社して、はじめは営業活動をしてたんですけど、サービス資料もなく、調査という特殊なサービスなので内容把握が難しかった為、調査業務を希望し、まずは調査マスターになろうと努力しました。
そこから1年くらいかな。改めて営業活動をするようになりました。その時には調査内容も把握できていたので、サービス資料の作成、契約書の見直しなど、営業手法の改善を進めながら、前職での経験を活かしてデータ管理・セキュリティ整備・財務管理などのバックオフィス業務全般も管理していきました。そこから売上も順調に伸びて、調査業務が回らなくなってきたところで採用活動を始めましたね。
そのあと役員に就任して代表になる前に、代理店開拓やOEM開拓などを始めて、今から2年前に第二創業をスタートさせました。
_ありがとうございました。
社長の経歴や挑戦など、私達も初めてお聞きすることだらけでとても新鮮でした!
次回は、フィルターバンク株式会社の事業内容についてさらに深く聞かせてください!
…part2へ続く