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フルリモートで実現できたカジュアルな「地方移住」

はじめに

こんにちは!ferixの横山です。私は人生のほぼすべてを東京(首都圏)で過ごしてきましたが、最近ついに念願の地方移住を達成しました!東京の便利さや楽しさは大好きでしたが、もっとゆったりとした生活を求めて移住することを決めました。この記事を通して、私の経験を踏まえて地方でのリモートワークについて、そして移住先の沼津の魅力についてぜひ知ってほしいことをお伝えできたらと思います

なぜ地方移住したいか

東京は本当に魅力的な場所です。たくさんの文化や娯楽が集まり、仕事の機会も豊富です。しかし、都市生活にはその特有の忙しさやストレスもあります。常に時間に追われる生活、狭い部屋に高い家賃、自然の少なさ、そして人混み。こうしたストレスが積み重なり、心身ともに疲れてしまうことが多かったです。

そんな中で、ferixでのリモートワークが完全に板についたということもあり、もっとゆったりとした地方での生活を求める気持ちが芽生えてきました。


沼津で理想が叶った


単身生活でリモートワーカーという極めてフットワークの軽い状態なので、移住検討対象はほぼ日本全国すべてでした。そんな中いくつかの理由を元に絞り込んだ結果、私が選んだのは沼津市です。ふと訪れた沼津で、ここが自分にぴったりだと感じました。以下、沼津を選択した主な理由を説明します。

広々とした住環境

東京では狭いアパートで生活していましたが、沼津ではより安い家賃で3倍弱の広さの部屋に住むことができています。リビングやキッチンが広く、家全体にゆとりがあるので、生活の質が格段に向上しました。

広々とした作業スペースが確保できることは大きなポイントです!われわれリモートワーカーの主戦場はデスクです。都会の狭かった部屋では味わえない解放感があり、思い切り仕事に集中できます。仕事だけではなく、趣味の模型制作スペースを大幅に拡張できたこともポイント高いです。


やたらと場所をとる模型制作環境。

自然と都市機能のバランス

沼津は自然と都市機能のバランスが取れていることが魅力です。近くには美しい海や山があり、週末には自然の中でリフレッシュすることができます。それと同時に、ショッピングモールやレストランなど、日常生活に必要な施設も充実しています。近所の沼津港はちょっとした観光地になっています。沼津市ではないが車やバスで30分程で伊豆の温泉街にも出かけられます。田舎すぎず都会すぎない、ちょうどいいバランスです。


近所の狩野川からの富士山。絶景

地方移住の大きな懸念の中に、車必須の生活が強いられるのでは?ということもありました。しかし、実際住んでみると、路線バスやタクシーは十分に機能しているし、徒歩圏内にスーパー、コンビニ、ドラッグストア、百均があります。沼津駅、沼津漁港も徒歩圏内です。道が全体的に平坦なので自転車での移動も苦ではないです。確かに、車があればちょっとした遠出の買い物や伊豆半島へのドライブなど、楽しめることは増えますが、それらはあくまで趣味の一環としての活動となるので車が生活に必須かと言われるとそうではないです(欲しいけど)。

また、沼津は「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台としても有名です。私にとってこのことも地味に移住先決定の一つの要因になっています。作品から沼津愛を感じられるのは、沼津が本当に魅力的だからなんだと思えています。街全体がラブライブとうまく調和していて地元一丸となって盛り上げている印象です。地元のさまざまな商店がラブライブとコラボして「まちあるきスタンプ&缶バッジ」を設置していて、聖地巡礼がてらまだ訪れていない場所へ出かけるモチベーションにつながります。設置場所は沼津市内外100ヶ所以上です。コンプリートの道は険しいです。


沼津生活を盛り上げてくれるラブライブグッズたち

東京へのアクセス

さらに、東京へのアクセスが良いのも沼津の魅力です。東京から新幹線で1時間半~2時間程度なので、急な出社や用事にも対応しやすいです。実際に東京から移住してみると、仕事やプライベートで何だかんだ東京に行く頻度が多いことに気付きました。多い時だと、毎週末東京へ移動していますが、苦にはなりません。ちなみに、新幹線が止まる駅は沼津の隣の三島駅です。東京へのアクセスを考えると三島を移住先とするのもありでしたが、先述の「ラブライブ!サンシャイン!!」の存在が沼津の決め手になっています(他にもあるけど!)。

だからこそ、程よい距離にある沼津の便利さがとてもありがたいです。地方移住と聞くと、首都圏との訣別のようなイメージを持ちがちですが、東京の利便性も享受しつつ、地方のゆったりとした生活を楽しめています。


ferixでのリモートワーク

ferixでは「基本リモートワーク」というスタイルを決めて以来、どこにいても効率よく仕事ができる環境を継続的に整えています。ferixのリモートワークに対する思いについては以下の記事を参考にしてください。

出社に戻す?戻さない? ferix がフルリモートワーク継続を決めた理由 | 株式会社フェリックス
2023年もあっという間に半分近くになってきました。時の速さに少し焦りを感じています。ferixのデザイナー、イワキです。この5月のGWの連休明け、私の周りでは知人友人を含め「満員電車がキツい」...
https://www.wantedly.com/companies/ferix/post_articles/508593

遠方に住んでいると、会社のメンバーと顔合わせする機会が減るため、仕事中の孤独感/閉塞感が発生すると思いがちですが、私自身その懸念は全くありませんでした。

社内のコミュニケーションツールとしてSlackを活用していますが、仕事の連絡だけでなく雑談チャンネルも盛り上がっています。リモートワークでも孤独感を感じることなく、同僚と気軽におしゃべりしたり情報を共有したりできるので、チームの一体感が保たれていると思います。

そして何より、年に数回は実際に集まるオフサイトミーティングというイベントもあり、直接顔を合わせる機会もしっかり確保されています。私以外にも、地方から集合するメンバーもいます。これなら、リモートワークのメリットを享受しつつ、対面でのコミュニケーションやチームビルディングも行えます。昨年度は私自身オフサイトミーティングの実行委員メンバーとしても活動していました。遠方からの参加というハンデは特に感じることなく、無事に東京に集合してのイベントを成功させることができました。

年4回開催されるオフサイトミーティング

これらの仕組みによりリモートワーク特有の孤独感/コミュニケーションレス問題は解消されているように感じます。

まとめ

私自身、地方での生活に憧れがあったものの移住する直前までは不安が多かったです。しかし、いざ実践してみると生活も仕事も東京にいた頃よりも格段に質が向上したと思っています。この記事が地方移住を検討している人の後押しになれば嬉しいですし、移住と仕事を両立するferixでの働き方含め、「こういったカジュアルな移住というのもあるよ」という参考例になればと思います。ちなみに私は沼津を激推しします。みんな住もう!

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