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不動産オーナーアプリ「ファンタスコネクト」をリリース!開発担当に聞く「ファンタスコネクト」で描く未来

こんにちは!
FANTAS technology広報の大洲です。

当社では「カスタマーサクセス(CS)」の部署を作り、物件購入後のお客様に対してのアフターフォローや満足度向上について、大切に取り組んでいます。

そのCSチームのメンバーを中心に開発された、弊社オーナー様向けのスマホアプリ「ファンタスコネクト」が、先日リリースされたので、ご紹介いたします。
ヒト・コト・モノを繋ぐ新しい形の不動産オーナーアプリで、所有物件の収支確認はもちろん、オーナー様向けのイベント情報・オススメ記事情報の確認を、手元のスマホにて確認する事ができ、日々のちょっとした「あったらいいな」を叶えるアプリとなっています。

今回は、そのファンタスコネクトの開発メンバーの一人である植松に話を聞いてきました。

目次

  1. 開発に至る経緯
  2. ファンタスコネクトの機能一覧
  3. 開発工程について
  4. 開発過程で苦労したこと
  5. ファンタスコネクトのこれから

開発に至る経緯

ーーファンタスコネクトの開発に進むまでの経緯を教えてください!

これまでも、オーナー様(物件購入後のお客様)向けに、確定申告用の書類や家賃明細等を確認、ダウンロードできるシステムはあったんですが、気軽に手元で所有物件の詳細情報の確認や、収支の確認ができるようなアプリがあったらいいよねっていう話は以前から出ていました。

ですが、新たにアプリを0から開発して、維持管理していくという点で色々な課題があって、手がつけられていなかったところ、社内の体制が変わるタイミングがあって、今なら作れるということになって、物件購入後のオーナー様とのやり取り全般を担当しているCSの私たちや、他の関連メンバーを集めて、どういうアプリにしていきたいか話し合いを始めました。

――開発メンバーはそれぞれどのような役割を担っていたのでしょうか?

私含めて、CSチームは、オーナー様とのやりとり全般を担当しているので、オーナー様の物件購入後のフローを理解しているのはもちろん、実際にオーナー様から、よく問い合わせいただく内容も把握しており、どのような情報を載せるべきかなど、オーナー様目線で考えるという役割がメインでした。また、元々コンサルタントを経験しているメンバーが多いので、購入していただく現場とその後の管理、どちらの目線も持って必要な情報や機能を整理するように意識していました。

加えて、システム構築においてはCRMチームという、普段はお客様情報の管理システムを触っているチームのメンバーが、お客様情報との紐付けなど含めてシステム周りを対応してくれました。

ファンタスコネクトの機能一覧

・所有物件の収支確認
・物件情報・契約内容の確認
・オーナー登録情報の変更
・オーナーイベント情報確認・申込管理
・お役立ち記事チェック
・自宅購入&売却、賃貸お部屋探し相談

ーーとても充実した内容ですね!

ですが、実はまだ、ファーストリリースをした段階で、最低限必要な情報や機能のみが揃っている状態です。今後定期的に、機能の拡充やデザイン変更等、アップデートしていく予定です。

開発工程について

――実際にアプリ開発が決まってからはどのように進めていったのでしょうか?

アプリを開発するにあたって、テーマや方向性、内容含めて、ほとんど何も決まっていない状態から話し合いが始まったので、開発メンバーで何度も話し合いを重ねました。

まず最初に、出来るか出来ないかは一旦考えずに、このアプリを使用していただくことになるオーナー様が、必要としている情報や機能は、どのようなものなのかを想像しながら、全員でたくさんの案を出し合いました。

基本的には全部やりたいことなのですが、その案の中から、出来るもの/時間をかければ出来るもの/出来ないもの、に分けて整理をして、まずはファーストリリースで、ここまで作ろうと決めて、必要な情報をピックアップし、残りのものはセカンドリリース以降に着手していこうという流れで進めていきました。

――何も決まっていない状態から、テーマや方向性はどう定めていったのでしょう?

最初に必要な情報や機能は洗い出したものの、方向性を固めきらないまま進んでしまっていたので、途中からはどんなアプリにしたいかという点で、メンバーの中でも意見の食い違いが出てきてしまって。そのタイミングで改めてメンバーで話し合いをしました。

その中で、いわゆる情報の正確性や、アプリ自体の機能性や利便性という部分は当たり前に必要だけれども、たくさんの機能があればいいというよりは、オーナー様がアプリを開いた時に、プラスの感情を促せる仕掛けをつくりたいというところで、全員の意見が一致しました。

――オーナー様の気持ちに寄り添った目線、素敵ですね!
具体的に、プラスの感情を促す仕掛けとはどういうものなのでしょうか?

ただ単なる「収支確認アプリ」で終わるのではなく、オーナー様が不動産を所有することによって得られるメリットを最大化させるためのスパイスを加えるイメージですね。

FANTASファンタスでは、オーナー様向けのイベント開催にも力を入れていて、定期的にオーナー様同士で交流ができるイベントを企画しています。イベント自体、参加してくださったオーナー様から、とても好評なんです。
なので、アプリを開いた時のトップ画面に、所有物件の情報が出てくるのではなく、次回開催予定のイベントの情報が出るようにするなど、オーナー様とFANTASが“つながる”ことを大事にした内容にしたいと考えました。

実は、「ファンタスコネクト」というアプリ名は、ここから来ていて、オーナー様とFANTASが“つながる”、オーナー様と物件が“つながる”、オーナー様同士が“つながる”という意味が込められています。

ただ、“アプリを開いた時に、プラスの感情を促せる仕掛け”について磨きをかけるのは、まず、オーナー様が必要としている情報や、相談したい時のお問い合わせ窓口という、最低限のアプリとして機能を整えてから、今後追加していくステップとして捉えています。

開発過程で苦労したこと

――初めての試みで苦労したことも多々あったのではないでしょうか?

アプリを通して、これまでよりもさらにオーナー様が気軽にFANTASに問い合わせできる仕組み作りをしたいと考えた時に、問い合わせ後の社内のフローを整えておくというのは必須事項だったので、関係各所に協力いただくための調整は大変でしたね。

でもその甲斐あって、オーナー様からお問い合わせいただいた際には、社内で使用しているコミュニケーションツールを通して、その内容に合わせた担当者宛に通知が来るようになっているので、現在は、どの窓口からお問い合わせいただいても、この形で統一することで、見落としや漏れが無く対応することができています。

そして一番、頭を悩ませたのが、各文言の選択です。
あくまでもオーナー様が使用するアプリなので、オーナー様にとって馴染みのある言葉であるということが一番大切だと考えていました。

例えば、いわゆる契約書に記載してある専門用語をそのまま使用すると、オーナー様がメニューや項目を見ても、何を指しているのか、いまいち分からないということも起きかねません。
なので、アプリで確認できる情報を、どのような文言で載せるのが一番オーナー様にとって分かりやすいかという点は、かなり議論を重ねて決めていきましたね。

――とても思いやりを持って作られたアプリなんだなという印象を受けました。
さまざまな点にこだわりを持って作られていますが、リリース後の実際のオーナー様からの声はどのようなものでしたか?

ファンタスコネクトのリリース後に、大阪でイベントがあって、その時にお会いしたオーナー様は、「情報がまとまってて見やすくて本当に助かる!こういうのを待ってた!」ってとても満足してくれていて。
そういうプラスな声を実際にいただいた時は、本当に嬉しかったですね。

ただ、まだ第一フェーズで、本当に最低限必要な情報が確認できるっていう状態なので、ここからさらに、オーナー様に喜んでいただける機能を追加して、デザインの観点でも、このファンタスコネクトの開発の軸でもある、“アプリを開いた時に、プラスの感情を促せる仕掛け”という点で、より良いものにしていきたいと思っているので、開発側としてはまだまだ現状で満足することなく、バリューアップしていきたいと思っています。

ファンタスコネクトのこれから

現在、第二フェーズで追加していく機能は決まっていて、すでに次のアップデートに向けて動き始めています。
最初にも少し話したように、やりたいことは沢山あって。
ただ、まずは必要な情報が揃っていることが大事で、その上で、いろんな機能や楽しみを追加していけたらと思っているので、次のアップデートでも、所有物件の情報確認や問い合わせという機能面での利便性がより高くなる予定です。

そこから段階を追って、オーナー様にワクワクを届けていけるような内容にしていけたらと思っているので、楽しみにしていてほしいですね。

――これからのアップデートによって、さらにアプリの活用度が増していきそうですね!

そうですね。
このファンタスコネクトが、利便性という点で魅力を感じてもらいたいというのはもちろんなんですが、これを機にさらにファンになっていただけるよう、手元でFANTASを感じてもらえるツールになってくれたら嬉しいなと思っています。

現在、私の所属しているCSチームでは、オーナー様に向けて公式LINEの配信を行っていて、そこでイベントのお知らせなどもしているのですが、それは、少なからず私たちCSチームと、オーナー様だけのつながりになってしまうなと思っていて。

これからはもっと、今までFANTASが何をやってきたのか、そして今はどんなことに取り組んでいて、これからどういう世界を目指しているのかが伝えられる場所になっていったらいいなと思ってますし、実際に、オーナー様に向けた新しい発信も、オーナー様が自分の目で確認できて、面白そう!と興味やワクワクを促せるようなツールにしていきたいですね。

いかがでしたでしょうか。
今回のインタビューを通して、こんなにもオーナー様目線を大切にしてくれている開発メンバーが作ったアプリであれば、胸を張って、良いものだと言えるなと感じることができました。

まだまだ沢山の可能性を秘めたファンタスコネクトの今後が楽しみです。
みなさま、是非ご期待ください。

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