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新卒5年目で取締役就任!その素顔とは?~田中雄一郎編~

皆さん、こんにちは。

12月より、企画部本部長の田中が取締役になりました。
当社初の新卒入社での取締役となります。

田中雄一郎
2013年新卒入社
横浜国立大学出身。大手企業に内定を貰うが、色々考えた上で当社に入社を決める。
新卒入社した年に結婚し、一児の父親となり、現企画部の前身となる、営業推進室の立ち上げを行う。
2017年12月功績を認められ、取締役就任。


―内定を貰った中で一番小さい会社に就職

実は私、1年留年しているんです。
1回目の就活では周りの友人と同じように大手企業ばかり受けていました。
それなりに内定も貰い、4月から就職しようと思っていたのですが直前になって1つ単位が足りない事が発覚してしまいました。
就職も決まっていたので、再試等でどうにか取得できる単位だったのですが、みんなと同じ道、レールに乗って…

本当にそれでいいのか?

この言葉が頭を蘇りました。

しばらく考えた結果、1年留年する事に。
単位を1つ取れば卒業出来るので、1年間自由な時間が出来ました。
絶対に後悔したくない。という強い思いがあったので、今しか出来ない事を探し、完全歩合制の営業のアルバイトや、友人とWEBの会社を立ち上げたりしました。

とはいえ、翌年の3月には卒業のタイムリミットが迫っています。

興味本位で立ち上げたWEBの会社も波に乗りつつありましたが、せっかくなので新卒として一から教えて貰える環境で働いてみたいと思い、ベンチャー企業を中心に就活をしました。
大手企業を受けていた時とは違い、直接社長の話が聞けたり、起業の苦労話が聞けたり…ベンチャーならではの刺激をたくさん得ることが出来ました。
無事に数社から内定を貰ったのですが、あえて内定を貰った中で一番小さな会社であったFan'sに入社することを決めました。
小さいからこそ、社長を身近に感じて仕事をすることが出来たり、裁量を与えてもらえると思ったからです。
大手へそのまま就職していたら全く別の道を歩んでいたと思いますが、毎日刺激的で楽しい日々を送っています。

―新卒の私に新規事業を任せてくれる環境

新卒で入社して数ヵ月たった時、社長へ直接、現在の企画部の前身であった営業推進室の立ち上げを提案しました。
すると、

じゃあやってみて。

と言ってもらえて。
1回でOKが出るとは思っていなかったのでとても驚きましたし、同時に責任も感じました。


―右も左も分からない中、一人で模索する日々

営業推進室の立ち上げは、当時からやっていたマネーセミナーの集客をWEBで行おうというものでした。
1人で事業部を立ち上げたものの、社内にWEB等に関する詳しい人はいなかったので、まずは色んな業者の方々から話を聞いてみようと思い、ネットで検索した業者の方に連絡しました。
業界用語はもちろん、仕組み等の根本から話を聞いていたので、当時話をしていた業者さんからは、この担当者は何も分かってないなと思われていたと思います。
それもあって、WEBでの集客をお願いした企業さんの集客が上手くいかなかった時も、言い訳をされたり、もっと金額を増やしてくれたら結果が出せると言われたこともありました。
今考えると、そもそも方法や手段が合っていなかったんですけどね。

そんな事もあり、最初の半年は月に1回のセミナーに5名ほどしか来場して頂けない状況で。
あの手この手で集客しようと思うのですが、どれもうまくいかない日々が続きました。
当時から社長に決裁権を与えてもらい、色んな施策を試していたのですが、自分のお金で事業を回しているつもりでやるようにと言われ、改めて身が引き締まった事を今でも覚えています。

上手くいっていないので、時間だけはたっぷりありました。
その時間を使い、どうしたら上手くいくかを考えたり、業者の方にどう伝えれば自分の思っている事を伝えられるかを考えたり、とにかくたくさん考えるという事をしていた気がします。

―SNSの活用で状況は一転

SNS広告が広まりかけた頃に出会った業者さんがいて。
その業者さんと取り組んだSNS広告で一気に集客が出来始めました。
そこから、セミナーの運営専任の担当者を採用したり、新卒の社員をWEBディレクターとしてジョブローテーションしたり。と少しづつ人数が増えていきました。
SNSでの集客が上手くいきだすと、色んな事が好循環になりました。
他部署の社員が自らセミナーの手伝いを申し出てくれるようになったり、採用が上手くいきだしたり。
今ではWEBマーケティングの責任者やWEBメディアの責任者、事業開発の責任者等、様々な分野で活躍してきたメンバーがジョインしてくれました。
事業立ち上げから約4年で16人の大所帯になり、責任も重くなりましたが、自分一人ではできなかった領域の仕事が社内でスピーディーに行う事が出来たり、外部業者にお願いするとやりたい事を伝える時にも時間がかかっていたのですが、内製化出来た事で意思疎通も比較的容易になりました。

―大所帯になったからこその悩み

1人でやっていた時は全ての進捗管理を日単位で出来ていたのですが、今では毎日その時々で誰が何をしているかまで細かく管理する事ができていません。
全てが上手くいっていれば問題ないのですが、後々うまくいっていなかったことが分かったときは、もっと早く把握できていれば他の対処が出来たのに。と思う事も多々あります。
最近では私よりも年上で、知識や経験がある方が続々と入社しています。
年も経験も知識も上の方だと、その方の方針が自分の方針とずれている時に、自分の方が間違っているのかな?と思う事が多々あり、意見を伝える事を遠慮しがちになってしまいます。
その点、社長は自分の専門外の事でも、年齢問わず自分の意見を伝えている状況を見て、さすがだなと感じる日々です。

―また新たな事業を作り上げたい

私自身、新しい事を始める事が好きなので、また新たな事業を立ち上げたいと思っています。
新規事業を立ち上げる為には、今の私のポジションを他の誰かに任せる事が出来る環境を作らなければなりません。
そうすることで上のポストが空き、可能性があるメンバーがどんどん上に上がって来てくれればなと思っています。
ベンチャー企業だからそこのスピード感と、結果を出せば任せてもらえる環境が整っているので、向上心があるメンバーの成長を期待しています。

―取締役に就任して

取締役の就任は突然社長から言い渡されました。
業務内容は今までと変わりませんが、少しづつ取締役就任を実感している所です。
今までと変わった所は、会社全体を見渡すようになった事です。
イチ事業の責任者だったので、自分の事業部の達成にのみ力を注いでおけばよかったのですが、取締役に就任してからは、他部署の数字も気になりますし、会社全体での成功をより考えるようになりました。

―こうなりたい!が明確な人と働きたい

経験よりも向上心やこうなりたい!という気持ちが強い人と働きたいと思っています。
そうゆう思考の方は成長が圧倒的に早いですし、積極的に色んな事をやってくれます。
自分自身の1つの仕事が上手くいった、いかなかったという話しではなく、もっと高いレベルで仕事をすることで、それ以上の結果が付いてくると思っています。
私の部署では、今年の新卒、昨年の新卒入社の社員にそれぞれ1つづつのメディアの責任者を任せています。
経験が全くないメンバーでもこの事業をこうしたいという思いがあったからこそ、任せる事が出来ました。
これからもメディアの経験がある方やWEBの広告を回していける方を随時募集しています。
社内にディレクターやエンジニア、アートディレクター等様々な分野の経験者が集まって仕事をしているので、様々な刺激を受ける事が出来ると思います!

趣味のバイクも楽しんでいるそうです!


ありがとうございました!
新卒入社の1つの案から事業部を起こし、今では会社の主軸事業を担っている
今後の発展に期待です。

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