合理的にありえない非効率な業務が常態化している組織で働き続けると、ありえないほどに仕事の時間密度が低くなりますが、ほとんどの人はそれに慣れてしまい、仕事の時間密度が高い環境には適応できなくなるようです。そして労働生産性が低いこの国の新卒でそんな会社に入ってしまう確率はかなり高くなり、新入社員がその状態に疑問を抱くことはなさそうです。つまり、日本の労働者の多くは仕事の時間密度が低い状態に慣れてしまっているということです。
零細企業から大企業まで幅広く、合理的にありえない非効率な業務が常態化していても、特に高度に分業化されてひとりひとりの成果責任が問われにくい大きな組織に所属していた人ほど、仕事の時間密度が高い環境には適応できなくなるようです。
- 承認やチェックの回数が増えるほどにそれぞれの責任が低下し、処理速度も落ちて、コストもかかるのに、なぜ成果規模に見合わないほどに何重にも承認やチェックがされるのか?
- どうして何も決められないあなたが話を聞くのか?
- どうして情報共有がアナログなのか?どうして同じ情報をいろんなところに入力するのか?どうして毎回同じパターンのデータ編集を繰り返すのか?
- 10秒で結論が出ることをいったいどれだけ検討するのか?検討人数が増えるほどにそれぞれにかかる思考圧力が低下するのにどうして大勢で検討するのか?10秒で結論が出せない人なら、なぜその時間を非思考タスクに割り当ててその人の能力を活用しないのか?
こうした非効率を放置しない当社の仕事の時間密度はかなり高いので、プロジェクトマネージャー候補でもあるプロジェクトリーダーの中途採用にあたっては、できる限り若く、小さな組織で活躍している人か、大きな組織に所属している人なら事業責任者だけを採用したい、これが本音です。