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【People】楽しみながら成長できる環境―LLMエンジニアが語る自分らしい仕事の進め方

こんにちは!エスタイル採用広報です。

「エンジニアリングはPDCAサイクルを高速で回すことが大事です」―そう語るのは、エスタイルでLLMエンジニアとして活躍するみやっち。筋トレで体を鍛えるように、エンジニアも高速で問題を解決し、改善を繰り返す力が求められます。今回は、そんなみやっちに、エスタイルでの仕事の進め方や、LLMエンジニアとしての成長ポイントについて話を伺いました。PDCAサイクルと筋トレのアプローチを、どのように仕事に活かしているのか!?その秘訣に迫ります。

「やりたいことを見つけて」ー新しい挑戦を選んだ理由

―まず、ご自身の経歴について教えてください。

みやっち:大学では経済学を学んでいました。卒業後はITソリューションやオフィス関連サービスを提供する大手企業に入社し、社内情報システム部門でシステム運用や保守を担当していました。でも、実はアプリ開発に興味がありました。自分が本当にやりたいことを見つけ、それを追求したいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。

―アプリ開発に興味があったのですね。では、転職先としてエスタイルを選んだ理由は何ですか?

みやっち:LLMエンジニアのポジションを探していたんですけど、当時はその募集をしている会社がほとんどありませんでした。そんな中、エスタイルだけがLLMに力を入れていて、「ここなら自分の成長につながる」と感じました。LLMは今後、多くのサービスに組み込まれていくと考えています。エスタイルはそうした未来に向けた技術に挑戦している点がとても魅力的でした。経験が浅くても、新しい技術に積極的に取り組めるのがエスタイルの強みですね。

―エスタイルでの働き方や社内の雰囲気はどうですか?

みやっち:エスタイルの社内は非常にフラットな組織です。上下関係がなく、社長とも気軽にコミュニケーションを取れる環境です。年齢や役職にとらわれずに意見を交換できるので、非常に働きやすいですね。さらに、服装も自由なので、前職でスーツを着ていた頃と比べて、ずっとリラックスして仕事ができています。

問題を楽しむ―プロジェクト現場での工夫

―具体的にどのような業務を担当されていますか?

みやっち:まず7月までは、保険会社のプロジェクトに従事していました。内容は、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という大規模言語モデルと、外部知識ベースを組み合わせた高精度な情報検索と生成を行う技術を活用し、社内に情報検索システムを導入するものでした。私にとって初めての顧客向けアプリケーション開発に取り組む機会でした。特に、2週間という非常にタイトなスケジュールで機能設計から開発、納品まで行いました。時間的なプレッシャーもありましたが、PDCAサイクルを高速で回すことを意識することで実現できました。

8月からは国内の大手総合商社で、社内の生成AIによる情報検索システムをMicrosoft Teamsで利用できるようにするプロジェクトを担当しています。具体的には、情報検索システムを他の基幹システムと連携させ、業務に役立てる仕組みを作っています。最初の段階では、どう連携させるのが最適かを検証するところから始めました。AzureのボットサービスやLogic Appsを使った複数のアプローチを検証し、より最適な方法を選びました。後者のLogic Appsは、コードを書かずにワークフローを自動化できる点で、クライアントの環境やセキュリティに適していると判断され、採用に至りました。

―プロジェクトの中で、大変だったことはありますか?

みやっち:技術的な課題はもちろんありましたが、個人的に「大変」という感覚はあまりありません。新しいことに挑戦するのが好きなので、どんな問題でも解決策を見つけて進めていくのが楽しいです。たとえば、先ほど話に出たAzureのボットサービスやLogic Appsを使って最適な連携方法を見つける作業も、試行錯誤しながら進めること自体が大きな学びになりました。

筋トレマインドで挑む仕事の楽しさ

―LLMエンジニアに求められるスキルやマインドは何だと思いますか?

みやっち:PDCAサイクルを早く回すことが大切です。お客様の要望に素早く応えるため、効率的に動くことが求められます。私は筋トレが趣味なんですが、エンジニアリングと筋トレには共通点が多いと感じます。たとえば、筋トレもアプローチを逆算して計画を立てますが、エンジニアリングも同じなんです。計画通りに進めながら、目標に向かって改善を繰り返していくことで、結果が見えてきます。どちらも地道な努力が成功につながるんですよ。

―仕事のやりがいはどんなところですか?

みやっち:やはり、自分が開発した技術が、お客様の業務を効率化し、作業時間を大幅に削減できたときの達成感が大きいですね。LLMは今後、ますます多くのサービスに必要とされる技術です。その最先端に立って技術を駆使し、プロジェクトに貢献できるのは非常にやりがいがあります。

―スキルを磨くために、どんなことを意識していますか?

みやっち:生成AIやLLM技術の進化はとても早いので、常に新しい知識をキャッチアップすることが大切です。私は、最近はPerplexityやGensparkなどのツールを活用して、効率的に情報を収集しています。検索エンジンの代替として、会話形式で質問をすると、その質問に基づいて裏付けのある回答を提供してくれます。このようなツールを活用し、日々新しい知識を吸収しています。

―働く上で、大切にしている価値観はありますか?

みやっち:私は「得意なことを伸ばす」という考え方を大切にしています。もちろん、会社員としては色々な仕事に取り組む必要がありますが、特に自分が得意な分野では100%の力を発揮したいと思っています。また、仕事もプライベートも楽しむことが大切だと思います。エスタイルは、働き方が非常に柔軟で、自分のペースで仕事に取り組むことができる環境が整っています。私はプライベートでもトレーニングや体づくりに力を入れていますが、仕事とトレーニングがシームレスに共存している感じがします。オンオフの境界がなく、仕事もプライベートも全て楽しんで取り組めるのが理想ですね。

流行に流されないLLMエンジニアの本質

―今後、どのようなプロジェクトに関わりたいですか?

みやっち:将来的には、自社でLLMを活用した新しいサービスやアプリケーションを開発したいと考えています。今は受託案件が多いですが、より大きなスケールで、自社開発のプロジェクトにも挑戦したいですね。LLMは非常に幅広い分野で応用が可能なので、新しい価値を提供できるサービスを作ってみたいです。

―LLMエンジニアを目指す人へのメッセージをお願いします。

みやっち:単にLLMを扱うだけでなく、アプリ開発の基礎知識がとても重要です。LLMはアプリケーション全体の一部なので、全体を理解し、どうやって機能させるかを考えることが求められます。流行に乗るのではなく、LLMを使って何を実現したいのか、その目的がはっきりしていると、エンジニアとして強力な武器になります。エスタイルでは、そうした経験が積めるので、ぜひチャレンジしてほしいです。

みやっちさんのインタビューでは、筋トレを通じた自身の内面と、仕事での成長が相関関係にある点が強調されていました。LLMエンジニアリングとしての成長は、筋トレと同様に”継続的な努力”と”PDCAを回すこと”が不可欠なのかもしれません。みやっちさんのように、筋トレ精神で自らのスキルを成長させ、エスタイルで次のステップに挑戦してみませんか?

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