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【People】金融業界からデータサイエンスの世界へ

こんにちは!採用担当の溝口(ほなっぴ)です。
今回はデータサイエンティストの「キム兄」にインタビューを行いました!

現在チームマネージャーの一人として、メンバーを牽引するキム兄。
キム兄は海外大学卒業&金融業界出身と、エスタイルの中でも比較的珍しい経歴の持ち主さんです。

そんな彼がなぜ、データサイエンティストを目指したのか。
今後、どんなことをしていきたいと考えているのか。
ぜひ、エスタイルメンバーの生の声をご覧ください!

海を超える学生生活

海外への憧れ

自分は大阪の高校に最初は通っていましたが、高校2年生のときにカナダの高校へ転校しています。

海外への思いが芽生えたのは中学3年生のとき。友人のお父さんがフランスで働いていて、話を聞く機会があり「なんか楽しそう!将来自分もグローバルに活躍したい」と憧れるようになりました。

高校1年生のとき、シアトルに遊びに行き、ワシントン大学を訪れました。自分の肌で海外の学校生活や文化に触れたことで「もっとこの環境でどっぷりと学びたい」と、より鮮明な夢へと変わりましたね。

そんなある日、両親から「高校から転校できるよ」と言われ、悩むことに。「まだ自分の力では学んで行くには難しいのでは…」と担任の先生に相談しました。先生はハーフということもあり、違う土地への不安も理解してくれ「自分でもやっていけそう!」と転校を決意することができました。

カナダの大学へ進学

高校2年生の途中から転校したこともあり、まだ勉強したりないな…と思い、カナダの大学へ進学しました。地元のフレーザーバレー大学で特待生に近い制度を使うことができたので、ホッとしました…(海外の大学は授業料がとても高いので)

大学では金融学を専攻しました。もともと数字を扱うのが好きだったため、金融と会計で迷ったのですが、金融分野の教授の授業が決め手になりました。ビジネスの現場で働いている方で、今の知識がどう社会やビジネスに生かされるかを経験も含めて話してくださり、魅了されましたね。

あとはもう一つ、両親の影響もあります。実は両親も金融関係の出身ですが、どんな仕事をしているのか聞いたことがなかったんです。なので、どんな世界なんだろうって気になりました。

金融業界を歩む

長期インターン

大学の夏休みが4ヶ月と長いこともあり、大学2年生のときに日本へ2ヶ月ほど帰国しています。

その際に、留学生専用の就活・インターンシップイベントが開かれていることを知り、参加しました。自分の専攻が生かせると面白いな…と考えていたところ、金融商品の広告周りを担当する長期インターンを募集している会社を見つけ、お話を聞くことに。インターン内容もですが、担当者の方も面白く「あ、働きたいな」と思い選びました。

このときは、この会社に新卒で入社することになるとは全く想像していませんでした…笑

キャッシュレス業界との出会い

3年生の時にも同じ会社さんからお声がけいただき、今度はキャッシュレス関連のインターンに参加しました。

その時は金融業界の一つと思っていたのですが、キャッシュレス事業で動く金額の大きさや業界の大きな波に圧倒されました。広告以上のパワーがありましたね。こういった世界・社会が大きく動くところで働きたいと意思も固まり、インターンを通して社風や業務イメージも分かっていたのでそのまま入社となりました。

あ、ちゃんと選考はありましたよ。大手副社長出身の方が面接で、めちゃくちゃ緊張しました…笑

充実した日々

入社後は事業開発の部署に配属されました。決裁インフラを持っている会社だったので、業務提携の提案からクライアントへの導入に向けた幅広い業務に携わりましたね。契約が発生すれば法務の契約書を読んで、提案・運用面では資料を作り、技術的な話をしなければいけないときは仕様書を読む…俗に言う「何でも屋さん」でした。

他にも海外大学出身ということもあって、飲食店の英語のコンペに参加させていただき、資料作り、プレゼンでの言い回しのサポートを担当しました。実はこのコンペ、自分が入社して3ヶ月めのときにメンバーとしてアサインされました。「え、まだ入社して3ヶ月だよ。新卒で入ったばかりの自分でいいの!?」と戸惑いましたけど、いい思い出です…笑

大変でしたけど、本当に充実して日々を過ごすことができましたね。

金融業界からデータサイエンス業界へ

感じた業界への不安

会社や人にも恵まれ、自分の仕事に面白みもやりがいもある日々。ただ、日本のキャッシュレス業界の将来を見ていると「このまま働いていいのだろうか」と漠然とした思いがありました。

日本では手数料による薄利なビジネス形態。業界・会社としても成長はしているけど、このままでは市場が飽和し、手数料を奪い合うジリ貧なスタイルになってしまうと薄々感じていました。

一方、海外のキャッシュレス事業は日本よりも多角的な戦略・施策を持っています。例えば、中国ではキャッシュレスに紐づく個人情報を利用して、広告配信やローン審査を行うといった施策が打ち出されていました。

データサイエンスへのキャリアチェンジ

日本のキャッシュレス業界の会社は、規約上、データを利用した施策・提案が打てないところがほとんどです。ただ、手数料に頼らないビジネスを考えていくなかで、やはりデータ利活用が選択肢になってくるだろうな…と思っていました。多種多様な個人情報を持っているからこそ、パーソナライズ化されたサービス提供や商品開発に繋げられますからね。

そういったトレンドがきたとき、果たして自分はどうなるのか。数字を扱うのは好きだけど、高度な分析や見方はできない。社内にノウハウがないので吸収するのは難しい。ぐるぐると頭を巡らせていくなかで「自分がデータを扱う側に飛び込んでしまえばいいのではないか」と思い、転職を決意しました。

偶然見つけたエスタイル

データサイエンスに関する求人はなかなか未経験OKのところがなく、偶然見つけたのが「エスタイル」。

当時受けた際はデータサイエンス事業の黎明期ということもあり…。未上場だし、規模もまだ小さいし、名前も聞いたことないし…と不安はありましたね…笑。意を決して応募したわけです。でも、面接では会社の方向性や価値観をじっくりと聞くことができ、社内メンバーとの面談でも安心感を持つことができましたね。「ここでなら頑張っていけるぞ!」と入社しました。

初の転職活動は、エスタイル1社の選考で決まりました…笑

エスタイルで歩む、データサイエンティストの道


データに価値をもたせる仕事

現在、自分はとあるWEBサービスのデータ分析プロジェクトに参加しています。WEBサービスの利用を通じて様々な種類のデータが蓄積されているので、そのデータをいかにマネタイズするかを考えていくものになります。

例えば、とある製品が20代・女性・OL層に刺さっていることが分かれば、次の製品開発のコンセプトに繋げてる提案や、そういった人たちが見る雑誌・テレビで広告を出すといった提案に落としていく。

分析をがっつり行うことよりも、データを掛け合わせることでどんなインパクトが生まれそうか、でてきた結果から何がいえるのかと考えることが多いです。データに意味をもたせる、まさにデータサイエンティストとして意義のあるプロジェクトに携わることができています。

エスタイルはバラバラだけど、仲がいい

自分が入社したときからメンバーがどんどん増えていますが、いい意味でバラバラです。前職の業界・職種、出身の大学も性格も「こんなに違うのか」と思うほど。でも衝突することはなく、みんな仲良しですね。

お昼時間になると会社のラウンジに集まってワイワイ話しますし、一緒に遊びに行くメンバーもいますね。自分も語らうのが好きなので、仕事後、お酒を片手にトークに花を咲かせることもあります。

データサイエンスへの熱い姿勢

個性豊かな面々ですが、本当にみんな成長意欲の固まりですね。プロジェクトに真剣に取り組む…のは当たり前で、他にも「パソコンを自作してみた」「AIで画像作ってみた」といった形で興味のあることに自らトライするメンバーもいます。「資格取得した」といった話も社内で飛び交います。

自分はコンサル方面に興味があるので、会社の福利厚生制度(マガサポ)を利用して、コンサル関連の本を読み、勉強しています。

今後の目標とエスタイルへの思い

正直、自分もまだ決めかねてはいるのですが、事業展開をしていきたいですね。いずれは海外に携われるような仕事もしたいな…と考えることはありますが、今のプロジェクトも会社も好きで、まだまだ活躍できる場所がたくさんあります。だから決められない…笑。

会社は成長期を迎えていますが、今後大きくなっても、成長を楽しめるメンバーが入社してくれるといいですね。それにまだまだ会社は小さいので、自分たちで切り拓いていくことができるフェーズでもあります。事業・組織を盛り上げていくような人とも一緒に仕事がしたいな。パワー溢れるメンバーが来てくれたら、とっても嬉しいです。

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