採用担当の山下です。今回は在宅勤務制度の進化版:リモート勤務を活用している社員のブログです。
”家族に「いってきます」「ただいま」を言うようにした”ところなんかほっこりします。在宅勤務の方が意外にメリハリつけれるのかも。
(以下、esm アジャイル事業部 開発者ブログ [★http://blog.agile.esm.co.jp/archive/2017/10/05] からの転載です。)
こんにちは、富山在住の kunitoo です。
リモート勤務はじめましたにもありますが、昨年12月20日から出身地である富山県に引っ越し、リモート勤務という体制で働き始めました。 約10ヶ月間リモート勤務を行なった感想は、スムーズにリモート勤務に移行でき、 日々の業務も問題なく進めていけたと感じています。
リモート勤務を実施する中で、事前にやってよかったことや工夫してみてよかったことについてまとめました。
リモート勤務をこれから始める人や、既に実施している人の参考になればと思います。
▶よかったこと
リモート勤務をはじめる前から東京での在宅勤務が定着していた
プロジェクトを変えずにリモートに移った
マイクスピーカーを拠点ごとに用意した
Idobata 等の通知にすぐに反応できるようにした
ビデオチャットを気軽に接続できるようにした
家族に「いってきます」「ただいま」を言うようにした
リモート勤務を始める前から東京での在宅勤務が定着していた
弊社にはリモート勤務が始まる以前から在宅勤務制度があり、富山に引っ越す以前から私自身も週に1、2回程度、在宅勤務を行っていました。 多くの人が在宅勤務を行っていたので、在宅勤務のメンバーがいるという状況に慣れていたため、突然私だけが出社しなくなり業務に大きく影響出るということが発生しなかったように感じます。
▶プロジェクトを変えずにリモートに移った
リモート勤務に移るタイミングでプロジェクトを移るということはありませんでした。 チームメンバーが変わらないので、コミュニケーションの面で変化が抑えることができ、リモートだから上手くいかないのか、リモートじゃなくても難しい問題なのかを切り分けることができたのではないかと思います。 うまく伝わらないなーと思ったときに、出社している時にはどのように伝えていたかというのもヒントにできました。
▶マイクスピーカーを拠点ごとに用意した
朝会や会議、ペアプロなどでビデオチャットを利用しているのですが、その際に重要になるのが音声品質です。 とくにマイクの性能がよくないと気付かない間に、相手に聞こえなかったり、不快な思いをさせてしまいます。 しゃべっている側は音声品質が悪いことに気付きづらいので、気を使う必要があると感じました。 また、マイクスピーカーを利用することで、スピーカーの音をマイクが拾ったり、イヤホンをしなくても長時間会話できるため、私は気に入っています。
今回はプロジェクト専用として東京側に複数人の声が拾える ヤマハ YVC-300 を購入し、富山には ヤマハ PJP-10UR を購入しました。
▶Idobata 等の通知にすぐに反応できるようにした
Idobata でメンションがあったときにすぐに反応できるように、私はスマートウォッチ(Pebble Time Round)を利用して、仕事中に必要そうな通知だけに絞り込むことで、すぐに気付けるよう工夫しました。 これによって、となりの席にいるような、「今ちょっといい?」というような会話のスタートが切り易くなり、常時ビデオチャットを繋がなくてもよい環境が作れています。 常時ビデオチャットを繋がないことで、会話のないときの作業に集中できたり、会話するときにメリハリが生れるといった効果があったと感じています。
最近ではプロジェクトで利用する appear.in のルームを決めているため、"@kunitoo appear.in?" といったメンションが来たタイミングでスムーズにビデオチャットをスタートすることができています。
▶ビデオチャットを気軽に接続できるようにした
事業部の会議や勉強会などにリモートから参加する際に、なにで繋ぐかというのを Idobata でやりとりするところからスタートしていることがありました。 現在は関連する Idobata のルームの Description に接続先 URL を記載し、時間になったらその URL にアクセスするという運用を行っています。
これによって私だけでなく、在宅勤務の人も会議に参加し易い環境になったと思います。
▶家族に「いってきます」「ただいま」を言うようにした
今回引っ越しするにあたって(家族の同意を得て)仕事部屋が確保できる間取りのアパートを選びました。 リビングから仕事部屋に移動する際に「いってきます」といい、リビングに入る際に「ただいま」と言うようにしました。
これは、自分の仕事モードへのスイッチのつもりで始めましたが、妻にも影響があり、仕事中は集中できるように気を使ってもらえているようです。
▶まとめ
私の場合はリモート勤務に移行するにあたり、大きな変化がないようにしたこともあり、仕事には大きな影響はありませんでした。 できるだけ変化を抑えつつ、コミュニケーションツールに気を使えば、リモートワークのハードルは下っているように思います。
少しでもリモート勤務を行う人の参考になれば幸いです。