東京展|ゴッホ・アライブ
世界で850万人を動員した没入型展覧会『ゴッホ アライブ展』。2024年1月6日(土)~年3月31日(日)まで寺田倉庫にて開催。
https://goghalivejp.com/tokyo/
先日、ゴッホ アライブに行って参りました。
ゴッホは、生前は残念ながらあまり世に認められることもなく、精神病者として扱われ亡くなったことは有名ですよね。自殺の背景には、自分の存在が弟のテオ夫妻の重荷になっていることを知ったからだという一説もあります。ゴッホは生前売れた絵は一枚で、その一枚がようやく売れた先だったということです。そんな彼が有名になったきっかけは、後を追うように病死してしまったゴッホの弟・テオの嫁、ヨーがゴッホが書いた日記やテオへの手紙等を合わせて公開し、絵と一緒に展示したことだと聞いたことがあります。
今回の展示会では、ゴッホの絵を年代別に壮大な音楽に合わせ、AIと掛け合わせ動かしながら、独特な世界観を創り出して披露していました。
その中でも、私はスクリーンに映る「言葉」に釘付けでした。ゴッホの言葉一つ一つは、その当時の感情と向き合った様子がとても伝わってきました。当時も、この言葉を受け取ることによって、より多くの人たちにゴッホの生き方が伝わっていったのだろうなと思いました。
そんなゴッホの言葉の中に、とても素敵だなぁと共感した言葉のうち一つが下記です。
ゴッホに「その通り、いやそれ以上になったよ!」と大声で伝えたくなりました。当時のゴッホはまさか、こんな風に世界各国で、自分の絵や言葉をAIとかけあわせた展覧会が行われるなんて思いもよらなかったと思います。このような形になるということは、知りようがないけれど、自分自身の作品の価値は誰よりも知っていたのだろうなと、きっと今頃心の中で「ほらね」って微笑んでいるのかなぁなんておもいました。
言葉っていうのは、改めて不思議なもの。使用する言葉は世界各国違えど、その言葉によって心が動かされるという人々がいるという事は世界共通なのだと、改めて言葉の力を感じた瞬間でした。そして「やっぱり、私はこういう言葉が大好きだなぁ」としみじみ思い、幸せに浸った瞬間でもあります。
このゴッホの言葉を通じて、「これだ」と自分が信じる事・自分自身がその価値を認め信じ切ること・言葉にすることの偉大さを感じとりました。そして、現在私が関わらせて頂いている「KUDEN - 口伝 - 」通ずることがあるなぁと、とっても嬉しくなりました。
こうした生き方・言葉の力は大好きな世界であり、人の心を動かすもの。少しでも多くの人にKUDENを届けていきたい。私がゴッホの言葉に勇気をもらったように、今後偉人の人生・言葉を通して、世の中に少しでもお役に立ちたい、そんな想いでいっぱいになった時間でした😊
これから、一緒にKUDENを広めてくれるたくさんの心強い仲間に出会えることを信じて -