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個々が自走する組織へ。楽天から参画したOmiai VPoEが考える「エンジニアが成長できる環境」

こんにちは!エニトグループ(with/Omiai)の採用担当です。
今年でサービス開始から12周年を迎えた『Omiai』。第二創業期に差し掛かる今、サービス強化に向けたエンジニアの積極採用に取り組んでいます。
今回は開発責任者を務める小野に、楽天から当社に参画した理由や、Omiaiの開発組織・環境について、エンジニアの成長といった視点で話を聞きました。



■株式会社Omiai 開発責任者/VP of Engineering 小野 晋太朗
数社の起業を経て2006年に楽天株式会社(当時)の開発部門に入社。楽天トラベルにて業界初となるダイナミックパッケージ、レンタカーサービスなど複数の新規サービスの立ち上げを行う。2012年より楽天全体の新規事業立ち上げ専門部門にて開発ゼネラルマネージャーなどを歴任。Droneサービスを始めとする20以上のサービスの立ち上げやPoCの実現、開発部門の体制強化を推進。2023年3月より株式会社Omiaiに入社、開発責任者に就任。

楽天から参画、Omiaiの成長を通して社会課題に向き合いたい

─ はじめに、小野さんの経歴を教えてください。

学生時代はアメリカでコンピューターやプログラミングを学び、ITバブル期にソフトウェア開発会社などを何社か起業した後、戦略的なところを学ぼうと2006年に楽天株式会社(当時)に入社しました。楽天トラベルの新規サービスや、新規事業立ち上げの専門部署では開発ゼネラルマネージャーとして20以上の事業を立ち上げながら、部署の体制づくりなどにも携わりました。

その時に一緒に働いていた上司が、エニトグループCTOの坂水さんでした。彼の誘いをきっかけにOmiaiに参画したのが、2023年3月になります。

─ 楽天からOmiaiへの参画を決めるにあたり、業務環境などに大きな違いを感じたのではないでしょうか。

私自身、マッチングアプリを利用したことがなかったために具体的なサービスのイメージを描けず、最初に話を聞いた時は正直、戸惑いました。ですが、経営陣の方々と話したり、アジア諸国やアメリカのマッチングサービス市場を理解したりする中で、ビジネスとしての今後の伸び代や可能性を実感しました。

参画の決め手となったのは、サービス展開によって少子化や婚姻率の低下といった社会問題の解決に繋がる一手を担える点に感銘を受けたことです。楽天ではさまざまな事業を立ち上げてきましたが、事業を成長させた後、さらにドライブさせるフェーズに関わることはなかなか難しかったんです。だからこそ、Omiaiの今後の成長を通して社会問題にじっくり向き合うというチャレンジに気持ちが高まっていきました。


─ Omiaiは小野さんの経験にどういったことを期待していたのでしょうか。

10年以上前に開始したサービスだからこそ、プロダクトだけではなく開発体制にもアップデートが必要とされており、その対応や解決を求められていました。私自身は、楽天時代にPMIやシステム統合、組織の再構築などを担った経験や、「楽天オーネット(当時)」で開発責任者を務めていた経験もあったため、それらを活かせると考えていました。

入社前には現場で働くメンバーと話し、課題や困難がある中でもどうにかサービスを良くしていきたいユーザーニーズを可視化して応えていきたいという想いを皆が持っていることを知りました。このサービス、このチームはさらに成長していけると感じましたし、自分がそこに携わる大きな価値を見出し、入社するに至りました。

開発効率を高めるためにボトムアップで挑戦できる環境

─ プロダクトや開発体制のアップデートにあたり、どのようなことに携わってきましたか?

今後の事業成長に向けた強固な土台をつくるため、VPoEとして組織づくりにおける課題の抽出や可視化、体制の見直し、新たな開発プロセスの導入などを行うとともに、プロダクト強化のプロジェクトなども複数走らせています。

その中でメンバーにも多く助けられています。皆さん、ディスカッションが好きだったり、あとは素直な方がほとんどで、否定から入る人がいないんですね。誰かが課題を提示した際には、こうしたら良いんじゃないかと私も提案しますが、それをもっといい形に昇華させるために自発的にアイデアを出してくれる人が非常に多いです。こうしたプロダクトをより良くしていこう、QCDを高めようという想いを共にしているチームで、システムの刷新や組織づくりに取り組んでいます。


─ 小野さんから見て、今の開発組織にあるやりがいや面白さは何だと思いますか?

今後のアップデートに向けて取り組んでいるところなので、課題は少なくありません。課題に全員で立ち向かえることはもちろん、出てきた問題に対して目先の手法に囚われず、将来を見据えてシンプルかつ拡張性を考慮した柔軟性のある開発手法で取り組む判断ができる、そうしたチャレンジができる面白い環境だと思います。

また、エンジニアとしてカスタマーファーストで事業を成長させられることが、この開発組織の面白さであり魅力だと感じます。Omiaiという組織は圧倒的にデータ主義で、プロダクトから抽出したデータに基づいて意思決定や改善、トライアルを進めています。だからこそサービスの方向性やユーザーにどんな価値を届けているかを理解・実感して開発を進められる環境であり、ユーザーニーズを可視化し、応えることに使命を感じるメンバーが集まっています。

そういった意味で、本当にユーザーに向き合っているサービス、組織だと感じますし、現時点でもユーザ数やそのデータは大規模であるため、開発がサービスに与える影響も増しています。将来の大規模トラフィックを見据えたインフラを仕立てるなど、ダイナミックにやりがいを感じる機会が多くある現場です。

─ Omiaiで働くことで、エンジニアとして成長できるポイントを教えてください!

Omiaiはコミットメントの高さと自走を求められる組織です。システムや開発プロセスの課題に対し、どうしていくべきかを考えボトムアップで提案し、結果的に実行できる機会が多いので、それだけ自発的に成長できるチャンスも多いと言えます。

たとえばシステムを新しくする中で、開発効率を高めるために新しいツールや言語の活用を提案するなどです。AIを活用してコードレビューをする仕組みを使ったり、Flutterを使ってハイブリッドに開発を進めるなど、世の中に次々と出てくる手段を開発工程全般で試すことができます。

こういった環境は意外と多くはなく、大体の組織では判断や導入にもコストがかかるためチャレンジしないことも少なくありません。ですが、Omiaiは課題を発見したときに自ら考え、ディスカッションを行える環境がありますし、こういった挑戦を繰り返すことで技術者としての経験値を上げていくことができると感じています。


マッチングビジネスや新たな技術を学び、自走できる環境へ

─ 今後、Omiaiの開発組織はどのようにアップデートされていくのでしょうか。

個々が自走していける組織にしたいと考えています。自分で課題の発見・解決策の提案・実施までできる組織体制をつくるため、メンバーがビジネスや新たな技術を学び、チャレンジできる環境を整えていきます。最終的にはOmiaiを経験したメンバーが世の中でどんどん活躍していく、そんな組織にしていきたいですね。

─ 最後に、Omiaiに興味を持ってくださった方へメッセージをお願いします!

いろんな新規事業に携わってきましたが、マッチングサービスは今まさに成長しており、今後の成長も期待できる市場だと思います。また国内のシェア率にもまだまだ伸び代があります。その中で、エニトグループは2つのマッチングサービスにコミットして事業展開しており、その本気度こそが当グループの魅力だと感じています。

経営陣をはじめ経験豊富な方が非常に多い会社でもあるので、ここでコミットを求められながらビジネスにチャレンジして学べることは、自分にとってもメンバーにとっても非常に魅力的な環境だと思います。
ぜひ一緒に、第二創業期という新たなステージに挑戦していきましょう。



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