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マッドサイエンティストを目指した自分が、パリのベンチャーで1年のエンジニア経験を経て、憧れの日本に来てエニグモのエンジニアになるまで

株式会社エニグモに入る前

【大学時代】 私はマッドサイエンティストになる目的で、自分的の世界征服の第一ステップは人間とそっくりなAIを作ることだとしたら、第二ステップは自分の認識をコンピューターにダウンロードして不死身になることでした。第三ステップまで行けば、まあ、どうせもう不死身だし、もういいやという感じでした。 というのはもちろん、ちょっと現実味にかけていて今の目的とは結構違いますが、コンピューターは以前から面白いと感じていたこともあれば、自分でものを作るのは幼い頃からやっていて楽しかったので、高校卒業後は情報技術の大学に入学しました。 ですが、情報技術は一般的な大学だと、フランスではなかなか信頼できない部分があったので、会社での仕事の環境を大学で再現した、ハッカーが集まる大学にしました。 大学が始まったら、あっという間に5年間が経ってしまいました(フランスでは大学が普通は5年間です)。

情報技術の勉強にふけっていて、勉強なのにいつも楽しい時間を過ごしていましたが、卒業後はずっとフランスで仕事するのにはあまり夢を見ていなかったので、2年生の時はもう一つの夢を現実に変えようと決めました。 ずっと前から漫画とかアニメとかで日本に興味がありましたが、日本に引っ越すと思った本当の理由はむしろ日本の社会でした。 フランスと日本は社会的には正反対な国だと言っても過言ではないと思いますが、日本では当たり前なのにフランスでは絶対にありえないところに憧れていました。 両方にメリットとデメリットがあると思いますが、私にとってはフランスより日本の方が住みやすいと思ってましたので、卒業後に引っ越す目的で大学2年生になってから日本語の勉強を始めました。 それを決めた瞬間に、今まで仲が良かったヒマナ・ジカンという友達が他界しました(後で蘇るので安心してください)。

4年生の時は大学の教育の一環として海外で留学することが認められますが、その時点ではまだ日本の大学と連携がなかったので、日本の次に一番行きたかった韓国にしました。 アジアは初体験でしたが、到着して2週間ぐらいはびっくりしまくっていて、やっぱりルールがミステリーのままの外国で住む方が面白いな〜と実感できました。 爽やかな経験でしたし、今まで見てきた世界はフランスに全然限らないと、可能性を新たに感じました。 1年間韓国で勉強(10%IT、20%韓国語、70%日本語(ほどんと独学で))して、一生心に残る思い出を作りました。 一番大切にしてる思い出は多分、フランスの大学から単位としてはカウントされないと言われたにもかかわらず登録して、4ヶ月間唯一の外国人として受けた日本語のコースだと思います。 その時は聞き取りが全然優れていなかったので、初めは落ちこぼれの感じでしたが、親切な先生と親切なクラスメイトがいて素晴らしい経験でした。 教育はそうでなくちゃと思いました。 この1年間であんなにいい経験をしてきたので、フランスに戻ってから目的を諦めちゃ絶対駄目だとポスターにでも書こうと思ったんですが、やっぱりちょっと恥ずかしかったので途中でやめてしまいました。

【前職】 大学から卒業して一刻も早く憧れの東アジアに行きたかったんですが、そうする前に経験とお金が必要だったので、1年間パリのベンチャーでエンジニアとして働きました。 会社はどういうものなのか、ベンチャーはどういうものなのか、同僚と仕事するのはどういうものなのかを知ることになりましたが、その会社で働いて一番実感できたのは多分、自分がどの環境でどの仕事をしたいということだと思います。 始めの仕事の経験としてその会社を選んだのは、利用されてたテクノロジーと、その会社で今後のことに活かせる経験を積めると思ったからなのですが、やっぱりその仕事の環境が好きだとなんども思ったので、次の会社もベンチャーでなくちゃと決めました。

【エニグモへ】 ほぼ1年間働いて、お金、経験、日本語能力を積んできてから、やっと日本に行こう!!と2016年1月に日本に到着しました。 とは言っても日本で6ヶ月ぐらいはフランスの仕事を続けました。 それはまだ終わっていなかった仕事が残っていましたし、就職もそんなに着手したくなかったからです。 とはいえ、ワーキングホリデーのビザにはそれなりの制限がありましたし、時間が経てば経つほど、このままじゃいられないと感じてたので、6月になって就職を始めました。 それで1ヶ月もしないうちにエニグモへ入社しました。 前の会社と同じくベンチャーであること、利用しているテクノロジーと会社自体は有望であること、いい社風だと感じたこと、合理的に色々考慮してエニグモを選びましたが、感情で言うと、エニグモはいいな〜と一言でまとめられます。

株式会社エニグモについて

自分も頑張らなきゃと感じさせる会社です。 同僚のWantedlyのインタビューも、隣に座ってるエンジニアの技術力も、向こうのテーブルの同僚たちの会話力もそうであれば、3ヶ国語ができる帰国子女の同僚も、すごいところから卒業した同僚たちも、社長の餃子の味も、理由が色々あって全てがそう思わせてます。 すごい人たちに囲まれていて、自分も足を引っ張らずに一緒に仕事ができるように努力したくなります。

同僚の中には色々な性格をしてる方もいて、面白い毎日です。 エラーを出さないエンジニア、クリエイティブな会話をしてるデザイナー、人当たりが優れてるCSの方、KYの外国人(自分)、いろんな違う人が集まってる会社であると同時に、バランスがちゃんと取れていて、面白い生活の場だと思ってます。 皆さんはお互いを大切にしてる感じも強くて、働きやすいです。

前の会社もフランスの会社として本当にいい社風を出していたと思いますが、エニグモと比べるとやっぱりエニグモの方が一つ上だと感じてます。 トイレで泣くとか、上司に大声で怒られるとか、外国人の偏見で時々話に出てくる日本のスパルタンな職場ではないと断言できます。

日本語の能力と日本の文化のまだ浅い経験で完全に把握していない、ミステリーで包まれているところをもっとよく把握したいという無意識レベルで働いてる欲望のせいかもしれませんが、仕事に行きたくなる職場です。 いや、その難しい理由付けも何も、いい職場だからこそ、仕事に毎日行きたいと思ってます。

今後どういうことをしていきたいか

【エンジニアとして】 入社したばかりで日本での初めての会社なので、まだ経験していないことが多いですが、まずはもっと役に立てるようにまだよく把握していないところを理解して、頼りにされるように頑張りたいと思ってます。 それができれば、バイマのウエブサイトと関連のシステムをよりいいシステムにして、エニグモの皆さんが誇りに思えるシステムにしたいと思ってます。

【エニグモチームの一員として】 面白い人が多くて、とりあえず他愛のない話を同僚たちといっぱいしたいですね。 もちろん、飲み会という新しい生きがいは最近できましたので、乾杯もいっぱいしたい気持ちです。

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