新卒入社して今年三年目の私が就活生に伝えたいリアル
Photo by Olena Bohovyk on Unsplash
執筆者:プロジェクトマネージャー Y
目次
1. 私の就職活動
2. 入社して分かったこと
3. メッセージ
1. 私の就職活動
大学では国際学部に所属し、主に経営・経済・マーケティングを学びながら、異文化コミュニケーションなどグローバル分野も幅広く勉強していました。
私の就活は主に2つの軸があり、ひとつは「HR業界 = 人事・採用に関わる仕事をしたい」という思いです。
仕事をするうえで、人と全く関わらないということは滅多にありません。企業の採用活動で自身が架け橋となって縁を繋げたり、研修や人材育成を通して個人や会社全体のスキルアップを支援したり、人と深く関われるような業界で仕事がしたいと考えていました。
もうひとつは「日本のみならずグローバルに活躍したい」という点で、自分自身を含め、世界で活躍する日本人が増えてほしい!増やしたい!そんな思いがあり、まずは自らが率先してグローバルに挑戦できる環境に身を置きたいと考えていました。
ただ海外に住んで働きたいというよりかは、日本を拠点としながら出張ベースでさまざまな国で仕事するチャンスがあればいいなと思っていました。実際に入社してからわずか一ヶ月でシンガポール出張があり(前々から聞いてはいましたが...)ハードなミッションをこなしました。
シンガポールにいる既存クライアントとの打ち合わせに同席したり、新規クライアント獲得のための商談をしたりと緊張する場面も多かったですが、新卒入社の一ヶ月目でここまでの経験ができる企業はなかなかないと思います。
2. 入社して分かったこと
入社前は『いろいろなことにチャレンジさせてもらえそうな会社』というイメージがありましたが、実際は『その人にとってより意味のあるチャレンジができる環境を作っている』ということが良い意味でのギャップでした。
前述のシンガポール出張の際に、新規顧客開拓のためひとりで打ち合わせに行く機会があったのですが、そこでは孤独にただがむしゃらに挑戦するのではなく、その経験を通して何を得たいのか、目標を達成するためにどんな準備をすればいいかをメンバーで一緒に考えるところから始まりました。
打ち合わせが終わった後にはレビューの時間を設けて、上手くいったこと・いかなかったことを共有し、相談したりフィードバックをもらったりして、次に向けたアクションを決めました。
このような時間を大切にし、ただやりっぱなしのチャレンジでなく意味あるチャレンジがたくさんできる環境なんだなということが分かりました。
一方で良いことばかりを書く記事にはしたくないので、入社してから一番辛かったこともちょっとだけシェアします。
私が現在取り組んでいる営業活動では、ターゲットの選定からアポ取り、商談まで一通り自分でこなすことが求められ、これを覚えるのがめちゃくちゃ大変でした・・・。
エナジャイズでは、座学や研修よりも現場での実践を重視しており、テレアポやサービス紹介のスクリプトも自分で一から作成しました。何度も何度も練り直したり上司にロープレをお願いしてアドバイスをもらったり、クライアントの反応を見ながら改善していったりと試行錯誤の連続でした。
実践ベースで学んでいくので、最初はうまくいかないことも多くプレッシャーや不安で辛い時期もありましたが、経験を積み重ねていったことでクライアントから感謝や激励のお言葉をいただけたときはとても嬉しかったです。
また、会社の文化として根付いていることのひとつに「振り返り」があります。クライアントとの打ち合わせ後には必ず参加メンバーでレビューの時間を設け、結果を踏まえて次にどう繋げていくかを話し合ったり改善策を練ったりすることが習慣となっています。その際にもらう自分自身へのフィードバック等も、実践からしか得られないものだと感じています。
3. メッセージ
特に大学生の就活においては、現時点で具体的でなかったとしてもまずは自分がやってみたいことを見つけ、その上で自分に合った企業を探すことが大事だと感じています。
他人の意見や風潮に流されず、自己分析を行い、多くの企業と面接を重ねることで、本当にやりたいことが見えてくると思います。納得のいく就活ができるよう応援しています!