「今日のランチタイム、充実していましたか?」 オフィスでの昼食が、選択肢の少ない、慌ただしい時間になってはいないでしょうか。
私たちワオ株式会社は、そんな企業と働く人々の「食」にまつわる課題に真摯に向き合い、「社食DELI」というサービスを通じて、新しいランチの価値を提案しています。
この記事では、社食DELIがどのように生まれ、成長してきたのか、そして私たちが目指す未来について、未来の仲間となるかもしれないあなたにお伝えします。
「社員の昼食を、何とかしたい」その声が、私たちの原点
約18年前、多くの企業が社員食堂を持たず、都心部では「ランチ難民」が社会問題となりつつありました。そんな中、私たちのもとに寄せられた「社員のために、手軽で美味しい昼食を用意できないか」という切実なご要望。それが「社食DELI」の始まりでした。
私たちのビジネスモデルは、単にお弁当を仕入れて販売するだけではありません。パートナーであるお弁当製造会社様とは、売れた分だけお支払いし、万が一売れ残った場合のリスクは私たちが担う、という画期的な仕組みを構築。この強固なパートナーシップが、多種多様なメニューラインナップを揃える基盤となり、事業成長を支えてきました。
独自の強みと、コロナ禍を乗り越えた成長力
社食DELIの最大の強みは、業界でもトップクラスの提携製造元様が織りなす、圧倒的な商品数にあります。
また、効率的な物流システムも私たちの誇りです。パートナー様には都内約180の拠点へまとめて納品いただき、そこから各企業様への配送をすべて私たちが担います。これにより、パートナー様は配送コストを抑えながら販路を拡大でき、導入企業様は少ない食数からでも手軽にサービスを開始できます。
この独自のモデルで成長を続けてきましたが、コロナ禍では大きな試練に直面しました。リモートワークの普及でオフィスの需要が激減し、売上は一時半分以下に。事業開始以来、初の赤字も経験しました。
しかし、私たちはここで歩みを止めませんでした。 既存事業のノウハウを活かせるデリバリーサービスへ注力する傍ら、大手企業の社員食堂代替ニーズに応え、数千食規模の大型案件を獲得。さらに、状況に対応した新サービスを立ち上げるなど、全社一丸となってこの苦境に立ち向かいました。
これらの取り組みが実を結び、コロナ禍という逆境を乗り越え、私たちは新たな販路を開拓しました。その結果、コロナ収束後、事業は単に回復軌道に乗るだけでなく、かつてないほどの勢いで急成長。力強いV字回復を果たし、事業規模をコロナ禍以前よりも大きく拡大させることに成功しました。この経験は、私たちの組織としての対応力と、事業の可能性を力強く証明するものとなりました。
対面販売が教えてくれた、コミュニケーションの価値
実は、コロナ禍で生まれた非対面の無人販売サービスは、現在稼働を終了しています。この経験は、私たちに非常に重要な示唆を与えてくれました。
データを分析すると、無人販売と対面販売では、売れ行きに約2倍もの差が出たのです。その背景を探ると、決済手段の利便性だけでなく、「販売員さんとの会話が楽しみ」「今日のおすすめを聞きたい」といったお客様の声がありました。
元気な販売員さんの存在や何気ないコミュニケーションが、お客様の満足度を高め、食事の場をリフレッシュの場へと変えている。私たちは、この「人」が介在する価値を再認識しました。
この学びから、社食DELIは単にお弁当を販売するのではなく、お客様である企業の課題や要望に深く耳を傾け、最適な「食」の環境を提案する、コンサルティングの側面を一層強化しています。福利厚生、社員満足度、健康経営など、お客様の状況に合わせた最適なソリューションを提供すること。それこそが、私たちの真価だと考えています。
未来への展望:私たちが求める「仲間」と共に、全国へ
現在、社食DELIの事業は関東圏が中心ですが、今後はこの価値を全国へ届けることを目指しています。関西エリアを皮切りに、福岡、愛知など主要都市圏へ。将来的には、各県でこの事業を運用できるスキームを確立する計画です。
この新たな挑戦を、共に推進してくれる仲間を私たちは求めています。
私たちが求めるのは、トライアンドエラーを恐れず、主体的に行動できる方。 過去の成功や失敗にとらわれず、常に新しいやり方を模索し、チャレンジできる。スキル以上に、そうした前向きなマインドを重視します。そして、個人の経験をチームの力に変え、組織全体の成長に貢献できる方と共に働きたいと考えています。
ワオ株式会社で働くことは、社会貢献性の高い事業に携わりながら、成長市場で自らのスキルを磨ける、またとない機会です。
私たちのビジョンに共感し、「食」の力で未来を一緒に創っていきたい。 そう感じていただけたなら、ぜひ一度お話を聞きに来てください。 あなたからのご応募を、心よりお待ちしています。