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社会課題と自らのキャリアデザイン、どちらとも向き合う働き方

「ヘルステックの力で社会課題を解決する」というミッションを掲げ、保育施設向け午睡見守りシステム「ベビモニ」や介護DXサービス「OwlCare」など、エッセンシャルワーカーを支えるさまざまなプロダクトを展開している、EMC Helthcare株式会社

本日は、学生時代から社会課題に対して関心を持ち、EMC Helthcare代表である伊達さんのもとで勉強をしてきた、マーケティング担当の増川さんにお話を伺いました。

若手でありながら大学時代の豊富なインターン経験により、外資系・大手・急成長中のベンチャー・立ち上げ間もないスタートアップなど、さまざまな組織を知る増川さん。彼の目線から見るEMC Helthcareは、どんな会社なのでしょうか?

これまでのバックグラウンドと現在のお仕事内容に加え、組織やメンバーの特徴・雰囲気についてご紹介します。

ヘルステックは身近で、規模が大きく、市場価値が高い

最初に自己紹介をお願いします。

増川修平です。主にマーケティングや営業支援を担当しています。

高校生の頃から「日本のこれからの社会課題は、医療と介護なのでは」と感じていて、漠然と医学部への進学が選択肢にありました。結果的には、さまざまな視点から社会課題の解決について重点的に学べる点に惹かれて、慶應義塾大学SFCに進学しました。

入学後は主に経済学や社会学、統計学などの分野を学びながら、学年を重ねるごとに医療×テクノロジー、ヘルステックと呼ばれる分野を突き詰めていきました。ヘルステック分野は経済規模も大きく、身近に起こりうる課題への対処も学べるので、自分ごととして考えるのに適しているなと思ったんです。

それに当時は「ビッグデータ」や「データサイエンス」といった言葉が出てきたばかりの頃。そして少子高齢化はこれから何十年も止まらない。だからこそ医療や介護分野における多くの社会課題に対して最先端の解決手法で取り組める人間になれば、自分の市場価値も高まって、ビジネスマンとしても良いキャリアを築くことができるんじゃないかと考えたのも理由のひとつですね。

医療とテクノロジーの分野で専門性の高い勉強をしようと思って、大学2年生のときに研究会に入ったのですが、その際の担当教員が伊達さん(EMC Helthcare代表)でした。伊達さんのもとで勉強したことで、健康・医療分野における課題規模の大きさと同時に、テクノロジーの進化とかけ合わさることによる事業領域の伸び代が十二分にあると感じられ、ヘルステックにもっと興味が湧いてきました。

そのままEMCに入社したのですか?

いえ、別のスタートアップでデジタルマーケティングとデータ分析の仕事をしたのがファーストキャリアです。大学を休学してシリコンバレーに留学をしたり、学生業のかたわら、契約社員として働いたりしていました。

ファーストキャリアを選んだポイントは2つ。まず、インターンとして外資系大手IT企業や立ち上げ直後のスタートアップなど幅広い組織で働いた経験を通じて、自分には「熱量のある規模の小さい組織」が合っているとわかっていたこと。次に、データ分析のできる仕事。そんな観点で選んだのがメディア系のスタートアップでした。

入社後はマーケティングチームの立ち上げに携わり、コンシューマー向けのマーケティングや、アプリのログ解析などに取り組みました。ただ、やはり最終的にはヘルステック領域に関わりたいという思いが強く、大学に戻ることにしたんです。

自分が戻ったときに、ちょうどEMC Helthcare株式会社ができて。先生だった伊達さんとの信頼関係もあり、インターンとして参画させてもらいました。まだ学生である自分が働きながらも勉強に打ち込めるように、しっかり環境を用意してくれた伊達さんはさすがだなと思いますね。その後正式に入社し、今に至ります。

現在の業務について教えてください。

今は午睡見守りシステム「ベビモニ」のホームページと、広告をはじめとするコンテンツマーケティングの制作・運用などに広く携わっています。

あとは販売の過程でパンフレットやFAX・チラシなどの作成が必要になってくるときもあるので、オフラインマーケティングにも幅広く対応します。最近は採用広報も兼ねていて、広報PRや採用資料の作成、情報掲載支援も担当しています。

EMCで働くと、もともと自分が持っているスキルを活かす仕事と、新しくインプットする必要がある仕事の両立ができるのが面白いポイントです。

自分は数字を見るような仕事は好きなのでやっていて貢献実感もありますし、専門性が高い分野で常に学習が必要になる医療・介護・保育についても積極的に取り組むことができる環境なのがポジティブですね。

成長意欲の高い人にとって、これ以上ない環境

EMCはどんな組織ですか?

新しい技術のキャッチアップに貪欲で、今までにない全く新しい物を作ろうとしたりする姿勢があります。さらに、その新しいソリューションをを社会実装していこうとする先見性のある考え方が根付いている組織です。

もう少し噛み砕いた話をすると「ベビモニ」や介護DXシステム「OwlCare」のような今までにないプロダクトを開発・提供していることはその例と言えるかと。

保育業界の人手不足という課題に対して「人材マッチングサービスを作る」というのはわかりやすいソリューション提供ですよね。一方でEMCでは「本来どうあるべきか」ということを考え、「お昼寝の業務を軽減するためにカメラセンサーを導入する」という全く違うアプローチをとっています。社会課題に対しての解像度が高く、課題に対して本質的な解決策で、しっかり向き合おうとしている姿勢が感じられます。

そういった価値観が全社で共有されていて、さらに経営陣がそれに対してきちんとロードマップを持っているところも良いですね。この会社だからこそ、自分が解決したい分野の課題に対して、良い向き合い方ができています。

それから、トップの伊達さんが学ぶことを重要視しているということもあり、組織として学習や成長に対してのコミットメントはすごくポジティブにサポートしてくれます。

大学院に通いながら働いているメンバーもいるんですが、学業が忙しいときは周りが積極的にサポートし、仕事量の調整をしてもらえています。チャレンジしたいという気持ちに対して協力的で「じゃあどうしたら時間が捻出できるか?」「それでパフォーマンスが落ちるとしたら、どうリカバリーするか?」というところまで一緒に考えてくれるんです。成長意欲が高い人にとってはこれ以上ない環境だと思います。

一方でベンチャーあるあるではありますが、会社としての福利厚生や評価などの制度はまだまだこれからつくり上げていく段階ではあります。それでも書籍の購入支援として補助をもらえたり、採用活動でのランチの費用も負担してもらえたりなど柔軟性はあります。こういう制度が欲しい!という話をすれば聞いてもらえるので、もっともっと組織内で整えていきたいですね。

メンバーの雰囲気についても教えてください!

メンバーはみんな向上心があって能動的です。「最低限のパフォーマンスでお給料をもらえればそれでいいや」というような人がいなくて、自主的に勉強している人が多いですね。

でも「ハードワークこそ至高!」とは思っていなくて、パフォーマンスを上げるためには個々の能力や限界に向き合う必要があるよね、ということをみんながちゃんと分かっているホワイトな環境ですよ。

コミュニケーションとしては良い意味でものすごくフラットです。必要なことを必要な時に言えますし、話しづらいこともありません。年齢層的には20代〜60代と幅がありますが、年齢差を感じない雰囲気で関係性を築きやすいです。

今28歳の自分はいい意味で若手扱いされずに、仕事をたくさん任せてもらえるし、むしろ年次が上の人から若者っぽい前衛的な考えが発信されて驚くことのほうが多いんじゃないかな。

アカデミックとビジネス、2つの視点で課題に挑み続ける

今後やりたいことは?

組織の一員としては、高齢者福祉と子育て支援の分野で事業を拡げていくことによって社会をより良くしていきたいです。まずはまだまだ認知度の低いベビモニを、より多くの人に使ってもらえるように良いサービスにしていけたらと思います。

ベビモニが浸透したその先では、これからの保育のあり方も考えていきたい。保育や幼児教育はまだ正解が見つかっていないことも多い領域ですし、デジタル化も遅れています。最近はIT環境の整備やデータ取得も進んできたので、今後はアカデミックな観点とビジネスの観点の両方から、より最適な答えを見つけていく土壌を作っていきたいです。

個人としては、誰もが生きていく上で関わることになる医療・介護などの高齢者支援、幼児教育・保育などの子育て支援を専門として事業を作って伸ばせる人材になりたいです。事業作りの経験だけでなく、もっと実績を積んでいきたいなと。20代前半からヘルステックの分野に張っていたような人材はどちらかと言えば稀なほうですし、この分野でもっと活躍できるように成長していきたいですね。

また、これまで事業サイドのことは幅広くやってきたので、今後は組織作りだったりチーム作りなどもやっていけると、さらに市場価値の高い人材になるんじゃないかなと考えています。

最後に、どんな人がEMCにフィットすると思いますか?

ものづくりが好きな人は、特に価値観がマッチしやすいと思います。好きなことにとことん熱中できたりする人や、学習意欲が高い人が多いかなと。新しいものを作っていくには学び続けることは不可欠なので、学習が苦にならない人はすぐに馴染めると思います。CTOのスティーブンさんや、取締役の浦上さんはそういうタイプですね。

同時にEMCは課題解決をする会社。課題に対して「こんな風に解決できないかな?」と考えて、その考えを形にし、できあがった新しいプロダクトが社会に役立つ。そういう貢献でお金が稼げるなんて最高だよね、という感覚を持った人も多いです。

自分はものづくりも社会貢献も好きなので、両方マッチしてますね。こういう考えに共感していただける方、ぜひ一緒に働きませんか。EMCで待っています!

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