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シフト 企業向け教育システムの開発へ

創業からの私たちのビジョン・ミッションは、AIで社会課題解決をする会社、です。社会課題解決とはいっても、たくさんの社会課題がある中で、創業時に取り組んだのは、超高齢社会に向けたアプリ開発でした。

この活動は、実証実験を重ねながら行いましたが、最初に開発した「御用聞きAI」というプロダクトは実案件としての導入1件のみにとどまりました。

さらにブラッシュアップを続け「元気スコアドットコム」というサービスを出そうとしたところで、コロナ禍へ突入、自治体様とご一緒するビジネスである当社は、甚大な影響を受けました。

その頃には、創業時にご出資をいただきお世話なった大企業様やVC様の株を私が個人で買い取り、完全な独立した企業となっていました。私は、まったくお金持ちではないため、コロナ禍ではどうしようもなく、人生初めての借入を会社で行いました。私は無借金経営がポリシーのうちのひとつでしたので、とても悩みました。この借入で調達した少しの資金で、わたしたちが考えたのが、社会課題を解決するには、その根幹となる「人」がもっとデジタル化しないといけないというものでした。

よくよく考えてみると、超高齢社会へ向けてソフトウェアの重要性を、現地にいき、対面で話し、説明し、やって見せることが最初の一歩でした。すなわちDX(デジタルトランスフォーメーション)は、まだまだだったのです。不思議なのは、どんな方でも、個人では、スマホを持っていたり、ネットフリックスを使っていたり、ECを使ったりと、十分デジタルなんですね。そうです、

仕事に関してDXができない

方が多いのです。

そこで、私たちは、企業・自治体向けに教育システムを作ることを考えました。ちょうどその時、大企業、自治体のそれぞれから、人材教育についてのニーズをお伺いしていたことも大きかったです。

事業計画を書きあげ、株主総会、取締役会で決議し、すすめることになりました。事業の成功確率をあげるため、コストダウンを目指し、税理士、社会保険労務士、弁理士などすべて新しい先生をお迎えしました。諸先生方には、事業再構築補助金という補助金のコロナ特別枠に応募する際にも、大変おせわになりました。

2020年4月、新しい年度スタートともに、アクションが開始され、2020年8月頃、事業再構築補助金に採択ただき、そして2020年10月から当社が開発した最初の教育システム「ローキューブ」が稼働しはじめました。「ローキューブ」については、また別のストーリーでご紹介します。12月には久しぶりのインターンシップを採用。

年があけた2021年1月、採用を開始するために、少しだけ広い(一般常識から言えばまだ狭い)オフィスに転居しました。(東京都渋谷区桜丘町20-11チェリーヒル201)

最終的に、2020年度は、黒字で着地する見込みです。

2021年度は、2020年度に行ったことをどれくらい綺麗にくるくると回して事業化していけるかが勝負のポイントです。

このタイミングで、採用を強化することをこちらのブログで公開することができました。

まだまだ超スタートアップから抜け出せておりませんので、共感をしていただける方以外には、クレイジーに見えるかもしれません。

それでもここまで行えてきたこと、続けられたことについて、感謝をしながら、勝負を続けたいと思います。

企業向け教育システムのプロジェクトリーダー、マーケティング/セールス、人事、総務など、さまざまな職について検討をしております。我こそは!という方は、ぜひお声がけください。まずは、私とランチでもしながらお互いの共感を育ててまいりましょう。

株式会社 エルブズ 田中秀樹・冨永善視

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