宮内／プランナー（2020年 中途入社）
大手ゼネコンの現場管理・不動産業界を経て、エイムズに入社。エイムズではこれまでの経験や知識をいかし、プランナーとして数多くの物件施工管理を手がける。2021年6月から施工管理リーダーとして、プランナーの仕事だけでなく、施工管理業務のシステム化や評価制度等の仕組みや組織づくりにも積極的に参加。

現在の仕事内容を教えてください

プランナーとして、物件リノベーションのディレクション・施工現場管理・予算管理などを担当しています。ちなみに、通常「施工管理・現場監督」と称される職種ですが、物件のプランニングや内装の提案まで積極的に行きたいという会社の意向もこめて、私たちは”プランナー”と呼んでいます。今年からリーダーとして複数の現場を担当することはもちろん、施工管理業務のシステム化や社内評価制度の設計など、組織づくりにも参加しています。

プランナーとは、どのような仕事ですか？

プランナーの仕事は非常に多岐にわたります。全体ディレクション・工程管理・品質管理・予算管理などを中心に、営業担当とともにオーナー様との打ち合わせ、現地調査・課題点の洗い出し、施工指示書や解体指示書の作成・工程管理、各種業者さまへの依頼・各関係者とのスケジュール調整など。

例えば、案件開始初期段階では、営業担当が形にしたデザインや設計書をもとに、現地調査を行います。実際の寸法や天井のサイズが異なっていないか、室内に大きな梁があることによって設計内容が変更にならないか、ダクトを通すルートがあるか・・・など、企画案が実現可能か実現するにはどうしたらいいか、を考えるところから始まります。また、オーナー様から内装や資材に関する細かな依頼がない場合は、アクセントクロス・タイル・ライティングレールや水回りの機材など、お部屋にとって最適なものをオーナー様に提案します。

工事が始まる２週間ほど前までに施工指示書（内装設計書・間取りなど）を完成させます。同時進行で、資材手配や各協力会社さまへ依頼を行います。必要に応じて予算交渉するなど、予算管理・粗利管理もプランナーの重要な仕事のひとつとなります。室内解体工事完了後後は現場確認へ。指示書通りに進行できているか、工事にミスがないか、もれなくチェックを行います。ひとつの物件の工期はだいたい１〜２ヶ月ですが、同時に複数の物件を担当するため、工期中は現場との往復がほとんどですね。施工現場では、想定外の事態が起こることも少なくありません。そのため、段取りが上手にできているか、事前にさまざまなことを想定し、手遅れが発生しないスケジュールにできるか、関係者とのコミュニケーションを丁寧にとることができるか、プランナーの力量が求められます。

エイムズに入社したきっかけはなんですか？

転職活動をする中で、たまたま出会ったんですよね。新卒では大手ゼネコンに入社し、その後、親族の不動産会社を手伝っていました。その仕事がひと段落したので、また、建築関係の仕事がしたいと思い、いろいろな会社を調べていく中で、エイムズのプランナーの求人を見つけました。同世代が多いこと、自社専任大工がいることなどに興味を持ちました。また、会社づくりにも積極的に参加できる規模かつ自由度の高い社風だったので、自分から組織や仕組みについて意見を出したり口を出したり（笑）できると思い、入社を決めました。施工管理の経験をすぐにいかせる、というのもポイントでした。

どんな経験やスキルをいかすことができていますか？

施工管理の基礎知識はもちろんですが、事前の段取り力や仕事への取りかかりのはやさ、確認や報告のマメさですね。さまざまな事態を想定し、工事が滞りなく進むよう、仕事を行わないといけないので。自分の性格とも合っているかもしれません（笑）。板挟みになることも多い仕事なので、どんな人とも会話できるコミュニケーションの上手さや説明能力なども重要になります。

会社づくりでは、どのようなことに取り組まれていますか？

例えば、現場毎の工事内容や工程を共有したり、工事の進捗や検査状態を、見える化する現場管理システムの開発。会社組織のことだと、施工管理や大工メンバのモチベーション向上を目的としたインセンティブ制度を提案し、導入されました。エイムズには「これがあったらいいよね、便利だよね」を形にしていける面白さがあります。業界柄、年功序列・旧態依然とした会社も多いため、風通しがよく、ユニークな社風だと思っています。

どんな人と働きたいですか？

まだまだ会社が未熟なので、一緒に組織を作っていきたいという想いのある人だと嬉しいです。経営者のすぐ近くで働くことができるので、将来的に独立したい、という人も合うかもしれません。どんな人に対しても丁寧に説明ができる方、工期を守りながら、案件を確実に推進していける力のある方と働きたいです。

あとは、自分自身が積極的なタイプなので（笑）、元気な人や明るい人だと合うかもしれません。会社にとって何が必要か、若い世代である我々が働きやすい会社にするにはどうしたらいいか、仕事を楽しみながら、一緒に会社を育てて、盛り上げてくれる方にお会いしたいです。