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EDOCODEが今注力するWebプッシュサービス『PUSHCODE』についてご紹介します!

こんにちは、EDOCODE採用広報担当のツヅキです。今回は、EDOCODEが今注力するWebプッシュサービス『PUSHCODE』についてご紹介します。

PUSHCODEの誕生と現在

PUSHCODEは、今でこそ独立した一つのサービスとして提供していますが、もともとは「ポイントモール」の機能として開発されました。EDOCODEのポイントモール事業では、国内のクレジットカード会社をはじめとした20社を超えるクライアント企業にサービスを提供しています。そのクライアントの数に近い数のサイト群に対して、ポイントモールのシステムは共通機能として様々な機能やツールを提供しています。その一つが、PUSHCODEが提供している「Webプッシュ通知」機能でした。

各ポイントモールサイトのユーザー数は各サイトごとに様々ですが、一般的に見てもユーザー数の多いWebサービスだと言って良いかと思います。サービスの運営主体であるクライアント企業が、そうした多くのユーザーとコミュニケーションをとりたいと思うのは当然ですね。またポイントモールにWebプッシュ通知機能が追加された当時は、「アプリを作らなくてもWebブラウザでプッシュ通知が打てる!」ということで、世の中的にもWebプッシュ通知が広まっていった時期でした。

そうした背景もあり、せっかくならポイントモールだけの機能とせず、独立した商用のサービスとしてスピンオフさせても面白いのでは?ということで、PUSHCODEが生まれたのでした。それからしばらくはポイントモール事業の成長もあってそこまで手をかけられていなかったのですが、まだまだ世の中的に活用されきっていないWebプッシュ通知の持つポテンシャル、そしてPUSHCODE自身もメッセージの配信手段を将来的にはWebプッシュ通知に限定しないとすることでの発展性を考えて、今年から本格的に会社として注力していくことになったのです。

そもそもWebプッシュ通知とは?

「Webプッシュ通知」とは、通知を許可したユーザーに向けてWebブラウザを経由してプッシュ通知ができる仕組みのことです。最近Webサイトを訪れた時に、「通知の表示」がポップアップで出てくるサイトが増えたと思いませんか?あのポップアップでWebプッシュ通知を許可すると、Webサイトの運営者から配信されるメッセージを受信できるようになります。

ユーザーは特定のアプリをインストールしたり、メールマガジンのために会員登録をしなくても、Webブラウザ経由で新着情報などをプッシュ通知で受信できるようになります。さらにWebプッシュの仕組みでは、そのサイトをブラウザ上で開いていなくともプッシュ通知を表示することが可能です。

こうしたWebプッシュ通知の活用方法としては、会員登録やメールマガジンの登録まではしてくれないような「ライトユーザー」を定着させるために有効なマーケティング手段だとされています。また個人情報の取得が必要でない(氏名もメールアドレスも不要ですね!)こともあり、2015年くらいから徐々に注目され始めた仕組みです。



PUSHCODEの特徴と目指すこと

PUSHCODEは、上記で説明した「Webプッシュ通知」を手軽に導入できるサービスです。

サイト上でWebプッシュ通知を実現するには、Push API という Web標準の技術を利用して機能を実装する必要があります。また通知を配信するサーバーも必要です。Webプッシュ通知をSaaSで提供するPUSHCODEは、こうした技術的な問題を解消し、また独自のAPIを提供することで柔軟なカスタマイズにも対応しています。PUSHCODEのチームでは、もっと世の中の「通知」を良くできるのではないかと考えているそうです。通知を配信する側にとっても、そして通知を受信する側(ユーザー)にとってもストレスの少ないコミュニケーションを実現できるのではないか、それを実現していくプロダクトにPUSHCODEはなっていきたいそうです。

例えば、定期的にセミナーを行う会員サイトを運営しているあるサイトでは、メールマガジンに比べて10倍以上のユーザー購読率を獲得し、実際にセミナーが埋まるようになったと言います。メールだと、どうしても埋もれがちな「本当に必要としている情報」を「必要な人に」「タイムリーに」伝えることで、サイト運営者にもユーザーにもメリットが生まれた良い例です。

さらに、PUSHCODEチームが注目しているのが、オンラインショッピングでの「カート落ち」です。ある調査では、70%が「カート」の画面で離脱しているそうです。そういったデータからもわかるように、ECサイトでは思ったよりたくさんの人が、カートで離脱しています。でもよく考えてみてください。カートまでたどり着いた人ですから、あとで買おうと思っている人の割合も多いのでは?実際に、メールでのリマインドは有効な場合が多いのですが、それはメールアドレスを取得している場合しか送ることができません。しかし、Webプッシュ通知だとメールアドレスがなくてもお知らせをすることができます。買い忘れを防ぐことは、ECサイト側にとってとてもメリットのある、インパクトの大きい機能だと思います。同時に、「買い忘れてしまっていた」ユーザーにとってもメリットを感じてもらえる機能だと思います。

EDOCODEのビジョンは「多くの人が生活の中で不便に感じていることをIT/Web技術で解決し、世の中をより良くすること」。

上ではオンラインショッピングを例にしましたが、より多くのビジネスでPUSHCODEを活用いただけるよう、これからどんどん開発を進めていくそうです。これからの『PUSHCODE』の展開を、お楽しみに!

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