こんにちは、EDOCODE採用広報担当のツヅキです。今回は、弊社メンバー紹介シリーズ第三弾として、Timmy(プロダクトマネジャー)、Betsy(デザイナー)に引き続き、昨年よりエンジニアとして活躍中のEnniをご紹介いたします。来日後、文系の大学院にて言語学を修了した彼女が、未経験からエンジニアとなった経緯や、一般的に理系男性が多いと言われるエンジニア職に就いて感じていることを、率直に聞いてみました。
汪燕妮(オウエンニ)
中国出身。大学卒業後来日し、日本の大学院にて言語学を専攻する。在学中では、自然言語と人工言語について学んだ。卒業後、EDOCODEに入社し、エンジニアとして活躍中。
なぜ日本の大学院で、言語学を学ぼうと思ったのですか?
日本に来た理由としては、もちろん日本の小説やドラマなどの文化が好きだったのもありますが、もともと「外国に興味があったから」というのが一番です。生まれた場所だけの常識に縛られるのではなく、違う文化に触れてみたいとずっと思っていました。
言語学を選んだのは、言葉のすれ違いに興味があったからです。「誤解がなぜ生まれるのか」ということに興味がありました。例えば同じ文章でも聞く人によって意味が異なった捉え方をされることがありますが、それは情報の焦点の違いが原因だったりします。私はそういうことが面白いと感じるんです。
言語学は文系とのことですが、エンジニアになったのはなぜですか?
大学院で言語学を勉強する中で、人工言語というものにも触れて、そこでエンジニアという仕事に興味が出てきました。ただ、興味はとてもあったものの、文系でエンジニアリングは未経験なので、難しいかなとも思っていました。だから、就職活動の時は、IT系の総合職や、営業、プロダクトマネジャーという職種に応募をしていました。文理不問のエンジニアに応募したこともあったんですが、実際の職場には理系男性が多くて、やっぱり無理なんだろうなと思っていました。
実は、EDOCODEにもプロダクトマネジャーとして応募していました。でも、エンジニアという仕事への興味を面接中に話していたからか、内定後、採用担当の方からエンジニアで入社するのはどうかという話があったんです!私の話をちゃんと聞いてくれていたんだと、嬉しかったですね。大学までわざわざ来てくれてお話ししたのを覚えています。
先ほど理系男性が多い職種という話がありましたが、実際働いてみてどうですか?
実は、EDOCODEでは、女性だからというジェンダーギャップは全く感じたことがないですね。また、「未経験」という部分についても周りのメンバーのサポートが厚く、本当にありがたいと感じています。みんな丁寧に教えてくれて、相談しやすくて、いつも助かっています。
そういえば、入社したばかりの頃は、EDOCODEのフラットな雰囲気に、逆にすごく緊張していました。日本の会社は上下関係が厳しく堅いイメージがあったので、ギャップがあって。レトロスペクティブ(振り返りの時間)やシャッフルランチでいろんな話をするうちに、信頼関係ができて、今は楽に話せるようになったように感じます。
他に大変だなと思うことってありますか?
EDOCODEは、グローバルな環境で、日本、中華圏、アメリカ、ネパール、イスラエル、インドネシアなどいろんな地域出身の人がいます。そういう環境では、みんなが同じことを常識と思っているわけではない、ということを痛感することは多いです。
でもそれは良い意味の大変さだと思います。EDOCODEのビジョンは“多くの人が抱える課題を解決すること”。それを実現するためには、いろんな視点で課題解決を考える必要があり、多様性のあるメンバーが必要です。外国人採用もそういう目的があると思うし、そういう戦略は正しいと思います。
自分や社会のかかえる、無意識、無自覚、潜在的な、または、顕在しているが放置されている問題/課題に目を向けて、それが社会全体のコストを大幅に削減できる見込みがあるならば、それを解決する。
最後に、EDOCODEの魅力と、どんな人が合っていると思うかを教えてください!
EDOCODEの魅力は、皆が話をちゃんと聞いてくれることです。バリューにも、「間違いがあるという前提に立とう」という項目がありますが、 ”間違っているかもしれないけど正しいかもしれない”という状態でも、恐れずに意見が言える信頼関係があるのはいいことだと思います。
EDOCODEをおすすめするのは、コミュニケーションが好きな方。また、いろんな文化・宗教・人種・国に寛容なタイプの方は合っているかなと思います。