堺市都市緑化センターは、2023年度からECCOMも運営に参画に関わる形で業務を開始し、これまで3年間業務をおこなってきました。
ECCOMは「人も自然も笑顔に」をキーワードに活動している団体です。
共に運営する株式会社日比谷アメニス様との役割分担の中で、ECCOMは特に人と自然を近づける取り組みとして、①広報や②学習プログラムの面に力をいれて関わってきました。(いずれも業務も1社だけで行うのではなく、2社で協力しながら行っています)
今回はこれについて詳しく書いていきます。
目次
①人と自然を近づけるための取り組み-広報-HP・SNS等ブランドイメージのリニューアル
②人と自然を近づけるための取り組み-各種プログラムの実施
①人と自然を近づけるための取り組み-広報-HP・SNS等ブランドイメージのリニューアル
堺市都市緑化センターは1986年に開園した「都市緑化植物園」です。
「都市緑化植物園」とは、都市の方へ向けて緑化の普及啓発を推進するための施設であり、堺市都市緑化センターは近隣の大仙公園の一画に建設されました。
開園から40年近くが経ち、施設に求められる役割も変化してきている中で、新たなブランドイメージの策定は、新規の顧客層を開拓する上で必要なことでした。
2023年4月より運営を開始し、取り掛かったのは以下のような項目です。
・新たなHPの作成
・ロゴの作成
種と葉 、そして花になるという植物の成長のプロセスを、堺市都市緑化センターでの学びと体験に準えて考えられたロゴです。
植物のことをよく知り、実際に見たり、育てたり、食べたりと様々な体験を通して植物と接する楽しさを感じてほしい、という思いが込められています。
施設の「体験型植物園」というコンセプトを、どうロゴに落としこむか、色々な議論をしながらロゴができあがりました。
・広報誌のリニューアル、パンフレットの作成
施設を体験していただく上で、必要な情報、魅力的な情報などを選び、定期的な広報誌の作成を行っています。また、施設を魅力的に体験していただけるパンフレットも制作しました。
・SNSのリニューアル
ビジュアルイメージを、施設の新たなターゲット層へ寄せると共に、日々の情報の出し方を工夫することで、新たなフォロワーの獲得や、センターの新たな取り組みの認知につなげています。
(参考)SNS
これらの取り組みは、ECCOMのスタッフだけでなく、関連会社のエコムクリエーションのノウハウも用いながら、リニューアルを行いました。
②人と自然を近づけるための取り組み-各種プログラムの実施
堺市都市緑化センターがある堺市のエリアは、南部には里山の環境も残っているものの、北部は都市部になっており、自然との距離が遠い方も多いエリア。そうしたエリアに住んでいる方の利用が多い施設にて、どう自然と触れ合ってもらえるかの体験設計を行い、各種プログラムを行っています。
・小学校プログラム
団体利用等で近隣の大仙公園と共にセンターを校外学習で使用するというニーズがあり、その利用に向けたプログラムの提供を行っています。
・学生ボランティア
2024年に立ち上げ、中学生〜大学院生まで、100名を超える学生が在籍しています。
ボランティア募集のページの更新を行い、日々の活動の様子を伝えると共に新たな参加者の受け入れも行っています。
・大仙公園あそびラボ
ECCOMの他現場で行っていた「プレーパーク」を、センター近隣の大仙公園を活用した企画として、地域に合った形で再構築して実施しています。
「あそびラボ」という名前の通り、都市の自然でどう遊べるか、スタッフも子どもも一緒に研究しながら、新たな遊びを生み出していっています。
・みどりの学校
毎月1回開催し、親子でみどりにまつわる様々な体験をしてもらう企画を2024年度より実施しています。
「様々な体験」の幅は広く、今年度は以下のような内容で実施しています。
4/20 メダカの飼い方と水草について知ろう
5/18 ハイドロボールを使ってカラフルなグリーンインテリアを作ろう
6/15 花の写生をしてみよう
7/20 カブトムシ育成キットを作ろう!
8/2 はにわの植木鉢を作ろう!
9/14 育てたカブトムシを森にかえそう!
10/19 コキアのほうき作り
11/16 きらきらスノードームづくり
12/21 まこものしめ縄飾り作り
センターの他のスタッフの力を借りながら、企画を行い、子どもたちが様々な体験をしてもらえるように実施しています。
他にもここに書ききれなかった様々な業務があります。
「とりあえず話を聞いてみたい」という方も、ぜひお気軽にご連絡くださいませ!