まずは入社年数を教えてください
2023年4月入社、現在3年目です!
学生時代、熱中していたことはありますか?
夏休みなどの長期休暇になると、アルバイトで貯めたお金を使って、毎年のように海外旅行に出かけていました。
言葉の壁を克服するために英語の勉強も頑張ったのですが、「旅先で人に話しかける度胸は実践でしか得られない!」と思い、あえて外国人旅行者が多い観光地などをアルバイト先に選び、勤務中の接客では“もうひとこと添える”ようなプラスワントークを意識してコミュニケーションを取るようにしていました。
その積み重ねのおかげで、旅先でも地元の人に自然と声をかけられるようになり、会話の幅が広がったと感じます。観光地を見るだけでなく、その土地に暮らす人々や文化にも触れ、より多くのことを体験できたと思います。
当時の経験が、今の仕事に活きていると感じることはありますか?
「自分は旅行が好き」だと思っていたのですが、20歳の時に初めてフィンランドで一人旅をした時、想像していたほど楽しむことができなかったんです。
今になって振り返ってみると、感動や発見など、旅先での新たな体験を誰かと共有している瞬間が一番“楽しい”のだと気づきました。
ディレクター職は管理や調整などが主で、一見すると「大変そうだなぁ」というイメージを持たれがちですが、私はデザイナーやプログラマーと共に、“一つの目標を達成すること”に喜びを感じるし、これまでの経験が今の仕事に活かされていると感じています。
入社の決め手はなんですか?
ディレクター職は幅広い業務を担うことが多く、実務経験やリーダーシップが求められる傾向にあります。そのため、“新卒から挑戦できる”環境がとても珍しく、これが一番の決め手でした。
また採用面談の際、会社の皆さんの人柄や雰囲気から、自由さや風通しの良さを感じ、“ここなら自分らしく成長できる”と確信できたのも大きな理由の一つです。
入社前のイメージと比べて、いい意味で“意外だったこと”ってありますか?
先輩方がとてもフランクだったことです。
(中には、一見すると少しとっつきにくい印象の方もいましたが。笑)困った時や分からないことがあった際は親身に相談に乗ってくれますし、時にはくだらない話で笑い合ったりと、良い意味で上下関係がなく「この環境なら自分も自然体でいられる」と強く感じました。
実際に働いてみて、“思ってたより〇〇だったな”と感じたことはありますか?
新卒の私でも想像以上に幅広い業務を任せてもらえることに驚きました。
もちろん、基礎知識や専門技術など自ら学ぶべきことも多々あり、時にはプレッシャーを感じる場面もありましたが、その分、責任を持って仕事に取り組むことで大きなやりがいを感じ、経験を積んで成長できたと実感しています。
1日の仕事の流れを教えてください
この仕事をやっていて“楽しいな”と思う瞬間って、どんな時ですか?
限られた時間や人員でより良いものを作るために、事前にヒアリングを行ったり、ワイヤーフレームを作成して情報を整理したりすることで、案件に関わる皆さんが気持ちよくお仕事に取り組めるよう努めています。
こうした工夫がうまく機能し、チームメンバーから「動きやすかった」という言葉をもらえたり、クライアントに喜んでいただけたり、案件全体がスムーズに進んだと感じられた時はとても嬉しいし、楽しいと感じる瞬間です。
今までの仕事で大変だった事や、苦労した事はなんですか?
最初は言われたことをそのまま制作チームやクライアントに伝えるだけで精一杯でしたが、制作チームとクライアントの間に立つ立場として、「なぜそれを伝えるのか」「どう伝えれば最も効果的に伝わるのか」を自分で考える必要があると気づき、どうすれば両者にとって最適かを深く考えるようになりました。
ただの伝言役ではなく、両者の意図や立場を理解した上で橋渡しをすること。こういった明確な答えがない中で最適な道を探る点が、この仕事で特に難しさを感じた部分です。
印象に残っている案件はありますか?もしあれば、その理由も教えてください
入社して間もない頃、ある舞台作品のグッズ制作を担当しました。しかし、当時は仕事の進め方がまだ分からず、デザイナーさんに頼りっきりで、不甲斐ない結果に終わってしまったんです。
この経験は大きな悔しさとなり、ヒアリングや要件定義といったディレクションの基本がいかに重要かを痛感しました。
この反省があったからこそ、今もあの時の初心を忘れないように取り組んでいます。
あなたが感じる、この会社“らしさ”ってどんなところですか?
“挑戦を後押ししてくれる文化”にあると思います。
「やってみたいです」と声を上げれば、必ずサポートしてくれる人がいて、実際に行動に移しやすい環境です。私自身も、ディレクター職でありながら、業務で発生するコーディングをもっとこなせるようになりたいと思い、周囲の助けもあって実務で使えるレベルまで習得できました。
ズバリ!どんな人がこの会社に向いていると思いますか?
自分から「やってみたい」と手を挙げられる人は、どんどん活躍の場が広がると思います。
新しい挑戦を歓迎し、たとえ失敗しても次に繋がる学びと捉える文化があるので、失敗を恐れずに動ける人にはぴったりの環境だと思います!