目次
まずはお名前と入社年数を教えてください
デザイナー/コーダーになったきっかけを教えてください
お仕事ではどんなことをしているの?
お仕事をする上で大切にしていることはありますか?
前職での経験から、現在のエンタメ系デザイナー/コーダーとして感じたギャップや、発見はありましたか?
入社当初と比べて、お互いから見て成長したと感じる点を教えてください
1日の仕事の流れを教えてください(片山編)
まずはお名前と入社年数を教えてください
片山
2021年1月入社の片山(デザイナー)です。入社して5年目になります。
河村
2020年9月1日入社の河村(コーダー)です。
5年経ったので、僕は今6年目ですね。
片山
あんまり意識したことないけど、ほぼ半年違いで入社したんだよね。
河村
そうなんです。この時点(2025年9月)で、片山さんが4年9ヶ月で5年目、僕が5年1ヶ月で6年目。もうほぼ同期ですね。
デザイナー/コーダーになったきっかけを教えてください
片山
高校3年生の時、父から「将来何になりたいか」を問われ、目の前にあったペットボトルを例に「こういうパッケージのデザインをすれば、全国のみんなにお前のデザインを見てもらえる」と言われたのがきっかけで、そこからデザイナーという職業を意識するようになりました。
河村
お父さんとの会話がきっかけだったんだ!
片山
そうだね。最初は一般企業に就職してみたんだけど、働き方について深く考えさせられる環境で...どうせなら「心から楽しいと感じられる分野で挑戦がしたい」と思って、しばらく働いた後、専門学校で本格的にデザインの勉強を始めることにしたんだよね。
河村くんは?
河村
僕は元々教育畑の人間だったんですが、自分が大学生の時、ちょうど当時の教育業界にIT導入の流れが進み始めて、「今後の教育のために自分もITの知識が必要だ」と感じたのがきっかけで、スクールで本格的にプログラミング技術を学びました。
片山
プログラミング業界にも専門の学校があるんだね。
河村
そうそう。
そこで幅広く学んでみて、特にフロントエンドの世界(情報を読みやすく、受け取りやすくするための技術)に魅力を感じたこともあって、フロントエンジニアの仕事を探すようになりました。
Webサイトを通じてユーザーと「どんなコミュニケーションを取るか」考えることが面白くて、内定をいただいた中でEAST END CREATIVEを選んだのも、「機能性とロマンの融合」っていう企業理念が自分のスタンスと合ったからでした。
お仕事ではどんなことをしているの?
片山
基本的にはディレクターさんから制作依頼を受け、概要書やワイヤーフレームをもとにDTPやWebサイトの「絵」を作っていくことが主な業務です。
「何を目的としているのか?」「クライアントの求める成果物の雰囲気は?」「ターゲットはどこにあるのか?」など、ディレクターさんと擦り合わせをしながらデザインを制作していきます。
河村
僕たちコーダーは、出来上がった「絵(デザイン)」をWebサイトとして実装するのが仕事です。Webサイトのアニメーションもこのタイミングで作ったりします。
片山
ディレクターさんはキックオフからFIX(最終納品)まで、プロジェクトの全行程で一貫して関わります。Web制作の案件では、基本的にその3名(ディレクター、デザイナー、エンジニア)でチームを組み、連携しながら回していくイメージですね。
お仕事をする上で大切にしていることはありますか?
河村
コーディングする前に段取りをしっかり組むことは結構大切だなとここ数年感じていますね。
具体的には「再現性、拡張性、保守性を意識してコーディングすること」を目指しています。実際にコードに起こす前に脳内でも全体像をイメージしてからコーディングすると作業自体がスムーズに進みますし、起こりそうな問題をある程度予測できるのでトラブルも少なく済みます。
デザイナーとしてはどう?
片山
私は「スケジュール的に余裕を持って作業する事」を一番大切にしてるかな。
早く提出することで、自分に余裕ができるし、ディレクターの確認時間が十分に取れて、結果的にクオリティも上げられるんですよ。
河村
たしかにスケジュールの余裕は大事だね。
片山
わからない点や、新しく学んだことはメモするのも大事。これは前職で「絶対メモを持ち歩け」という文化があって、それが今でも染み付いている習慣です。
前職での経験から、現在のエンタメ系デザイナー/コーダーとして感じたギャップや、発見はありましたか?
片山
エンタメ案件の「変動性」は大きな特徴だなと思う。
前の会社はスケジュールが厳格で、それに順ずることが大切だったけど、エンタメ系は急な修正や出演者変更が比較的よく起こる印象で、常に即対応の反射神経が求められます。
河村
それはとても感じる。予期せぬことも起こりやすいしすぐに対応できる力や柔軟性が大事だと思うね。
僕はこの会社が一社目なので、コーダーとして働いてみてのギャップというか発見になるんですが、コーディングはあくまで業務の一部で、プログラミング以外にも色々やることがありました。
それこそコーディングするための事前準備もですし、一人で仕事をするわけではないので、「概要を読む力(国語的な力)や、コミュニケーション面」も非常に重要だと感じました。
入社当初と比べて、お互いから見て成長したと感じる点を教えてください
片山
成長したところか〜。笑
河村くんは入社した時と比べても、より頼れる存在になっているな、と感じます。
速度感やクオリティも担保されていて、多少スケジュールが押していても「河村くんならやってくれる!」という安心感があります。
河村
業態的に速度感が求められるというのもあるし、「コーディングは事前準備が大事」ということを意識し始めてからは、より効率的により早く実装できるようになったと感じている部分なので、そう言ってもらえるのは嬉しいですね。
それでいうと片山さんはもともと紙媒体の出身だけど、Webの思考がデザインに反映されるようになってきて、コーダーからすると実装しやすい絵になっているのは成長している点だと思います。
片山
紙とWebの大きな違いにレスポンシブ(可変)デザインがあると思うんですが、ずっと紙媒体を作っていた身として、Web制作の考え方に慣れるのは少し苦労しました。
河村
デザインの段階で実装可能なデザインかどうかコーダーに相談しにきたり、いろんな案件に触れるなかで、特にここ1〜2年でWebの構造を理解しているデザイナーになってきたな、という感じがあります。
かつ片山さん自身のデザインの特徴でもある「わちゃわちゃ」「にぎやか感」もWeb用のデザインに消化できているのもすごいなと思います。