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2023年4月にカンボジアへ渡航、新入社員インタビュー

渡辺 徹さん 1974年生まれ

1.渡辺さんは40代で転職しカンボジアへ渡航しましたが、その動機を教えてください。

40代で転職するには、しっかりした転職の動機が必要になると思います。転職の根拠が不明瞭だと、転職先および業務内容が定まらず、転職の後悔にも繋がります。転職のタイミングとしても最後になりますので、転職の理由を明確にすることが大事だと思います。
動機としては、国内でも外国籍の従業員が珍しくなくなり、会社の事業においても海外進出が増えていく昨今、英語による意思の疎通がますます求められていると感じておりました。これまで自己研鑽として英語力の向上に努めてまいりましたが、読み書きはある程度できるものの、話す聞くとなると殆どできておりませんでした。英語を身に付けることは、自身の付加価値を高め、仕事の幅も広がりますので、海外での就業は良い機会と考え、渡航を決意いたしました。

2.弊社でITエンジニアとして働くまでの、仕事の経緯やキャリアを教えてください。

前職では社内SEとして従業員の支援と社内の情報機器全般の管理および運用を担ってまいりました。その業務内容は多岐に渡り、ソフトウェアおよびハードウェアの障害対応はもちろんシステム導入から更改まで会社の事業活動を情報技術面で支えるという業務を主に従事しておりました。

3.弊社の就職が決まるまでに、どのようなリクルート活動をしましたか?

大手の就職エージェントを利用しました。しかし紹介された求人は自身の希望する業務内容や条件に合っていないことが多々あったことで、途中から自ら求人情報を検索し、応募も直接行うというやり方に切り替えました。そのような活動の中でWantedlyの求人に至りました。

4.就職が決まってから渡航までに、仕事面や生活面など、どのように準備を行ってきましたか?

先ずは準備期間を1カ月とし、海外就業に関する情報をネットで収集していきました。必要事項がある程度洗い出せたところで、予定を立て、そして実行に移していきました。その後、新しく必要な項目が出てきますので、それらの更新をしつつ、1カ月間後の出発に向けて身辺整理を行っていきました。今回の海外移住から感じたのは、住民票を失うことの影響でした。国内の金融機関の口座が持てなくなるなど、国内で受けていたサービスの調整に苦心しました。
以上、必要事項を大別すると次のようになると思います。

5.カンボジアに着いてからの心境はいかがでしょうか?環境の変化や弊社で働き始めて、率直にどのように感じていますか?

生活面では、日本に比べると細かなところで気になることはあるものの、大きなカルチャーショックはありません。事前に調べていたのもあると思います。幸いにも体調を崩すことなくこれまでは過ごせています。
業務面では、基本となる情報技術の知識は共通しているという意味で、過去の経験は活かせます。基本知識を前提として、新たに個別の業務に特化した知識や経験を追加していくことになります。使用者側の支援から開発側の支援になり、日々新たな知識をキャッチアップしているところです。自分にとって新しい分野になりますので、大変ですがやり甲斐も感じています。

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