DROBEの代表取締役CEO、山敷です。

DROBEは2019年4月に設立された会社ですが、実はその設立当初から行動指針を掲げていました。

《行動指針》
・責任と矜持：プロフェッショナルとして能力のさらなる向上につとめ、誇りを持って仕事に取り組む
・多様性と透明性：広く柔軟な心で、新しいものや異質なものを受け入れ、さらに新しい価値を生み出す
・個と全体：自分らしく働くことが、チームやサービスのためになるように全力を尽くす

せっかく多くの議論や思考を重ねて言語化したのに、背景や議論過程がみえず、”それっぽい”だけになってしまうのはもったいないので、ここで書き残しておきます。

責任と矜持

私自身、管理されること、することが嫌いで、

”成果を出す”
”やるべきことをやる”

これらができていれば、基本的に個人を律するのはその個人であるべきと考えています。

ただ、それだけ言うとなんとも乾いた感じ、冷たい感じ、にうつってしまうし、
ともすると、やるべきこと”だけ”をやればいい、とも見えてしまう。

おそらく、これだけでは”自分””責任”という限界に終始してしまっているのかなと思います。

そうではなく、プロとして誇れる仕事をする。

想定外の外的要因で仕事に支障をきたしたり、
リソースの制約で作り込みたいデザインができなかったり、そんなことはしょっちょうあります。

そこで”自分の責任範囲”という言い訳をせず、その中でできるベストの選択をし続ける。

そういった姿勢こそがDROBEのスタンダードだと考え、”責任”だけではなく、その対のバランスとして”矜持”という言葉を選びました。

多様性と透明性

個人の動き方、という意味では”責任と矜持”に集約されています。

ただ、DROBEという組織で見たときに、個人最適ではなく、組織最適で動く、そのためには個人としても気をつける点があると考え、残りの2つを掲げました。

”多様性と透明性”はDROBEならではのユニークさがある考えです。

Webサービスの会社なのでもちろんエンジニアとデザイナー、PM、CSといった人たちがいて、
コーポレートや物流、そういった仕組みを支えるチームもあります。

他方で、通常のWebの会社ではあまり存在しない、ファッションの畑で実績を積み、デジタルとは無縁であった、スタイリストやMDといったチームも存在しています。

共通言語だけで会話できるチームではない一方、その掛け合わせでこその新しい価値が産まれる、
私はそう信じています。

そのために、チームとして”多様性”を奨励し、”透明性”をもってお互いが切磋琢磨する、
そんな環境に向かうという旗印として”多様性と透明性”を設定しました。

個と全体

最後の”個と全体”は一番の難産でした。

”責任と矜持””多様性と透明性”、この2つが言語化できたとき、向かう方向はとてもクリアでした。
ただ、行動指針、カルチャーの制定は、その組織での当たり前を言語化する作業でもあります。

DROBEの皆が当たり前にしていること。

個人はプロとして、自身の仕事を定義し、遂行していく。
なので勤務時間や始業時間にうるさくないし、個人のタスク管理も個人に任されている。

一方で、スタートアップはスタートアップならではのモメンタムが存在します。

いまここで頑張るとき。
チーム一丸となって何かを成し遂げる時。

この有無は中小企業とスタートアップの決定的な違いでもあります。
これを作り出すこと、ここに全体として向かうこと、それ自体が我々の推進力にもなる、いわば生命線です。

これを大事にすることは”当たり前”だけれども、
個人がそれで押しつぶされることが無いよう”自分らしさ”をもって働く、これも”当たり前”。

最後の”個と全体”の裏側ではこんな思いを込めています。

いかがでしたでしょうか。

DROBEは現在創業期であるため、この行動指針、カルチャーを大事にしています。
反面、日々この言葉に触れることはあまりありません。
まだまだ人数も限られる現状では、これらは当たり前の空気のようなものとして存在しています。

DROBEが拡大していくとき、当たり前としてしまうのではなく、強く意識して保たなくてはいけない時期が来るかもしれません。
ただ、今この瞬間で言えば、上で書いた行動指針を”当たり前”だと感じて、むしろ体現者となる方にjoinいただくことが全員にとってハッピーだと考えています。

もし、上記に共感いただける方がいらっしゃれば、是非カジュアルにお話させてください。

https://open.talentio.com/1/c/drobe/requisitions/1506

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