「NPO」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。
・ボランティアで成り立っているのでは?
・そもそも給料って出るの?
・正直、よく分からないし少し怪しい印象もある
こうしたイメージを持たれること自体は、自然なことだと思います。
NPOという言葉は広く使われていますが、その実態は団体によって大きく異なります。また、企業と比べて情報に触れる機会が少ない分、イメージだけが先行しやすい領域でもあります。
この記事では、そうした疑問や不安に対して、事実ベースでお答えします。
良い面だけでなく、違いとして認識しておいた方がよい点も含めてお伝えします。
目次
▼そもそも「NPO法人」って何?
▼「認定NPO法人」って何?
▼NPOって、正直ちょっと怪しくない?
▼実際に給料って出るの?
▼民間企業での経験は活かせる?
▼最後に
▼そもそも「NPO法人」って何?
NPO法人は、「特定非営利活動法人」の略称で、営利を目的とせず、社会的な課題に取り組む団体に与えられる法人格です。
ここでいう「営利を目的としない」というのは、利益を出してはいけない、という意味ではありません。
事業で収益を上げること自体は可能ですが、その利益を株主に分配するのではなく、活動の継続や社会課題の解決のために使う、という点が特徴です。
また、NPO法人といっても規模や体制はさまざまで、小規模に活動している団体から、数億円規模の事業を運営している団体まで幅があります。
▼「認定NPO法人」って何?
NPO法人の中でも、一定の基準を満たした団体のみが取得できるのが「認定NPO法人」です。
現在、日本には約5万のNPO法人がありますが、そのうち認定を受けているのは約2〜3%、およそ1,300法人程度にとどまります。(2026年2月時点)
認定を受けるためには、
・組織運営の透明性
・適切なガバナンス
・一定数以上の寄付者の存在
など、複数の基準を満たす必要があります。
D×Pでは、
・月額で寄付をしてくださっている方が3,700名以上(2026年4月時点)
・法人寄付が167社(2026年4月時点)
・年間の財務規模は約3億円(2026年4月時点)
といった形で、継続的な支援に支えられながら事業を運営しています。
財務情報については活動計算書として毎年公開しており、どのように資金が使われているかを確認いただくことができます。
https://www.dreampossibility.com/about/annual-reports/
▼NPOって、正直ちょっと怪しくない?
そう感じる方がいるのも、無理はないと思います。
一方で、少なくとも認定NPO法人に関しては、
透明性の観点では企業以上に厳しく見られる場面もあります。
たとえば、
・事業報告書や財務情報の公開
・所轄庁による監督
・寄付者に対する説明責任
などが求められており、継続的に情報開示を行うことが前提となっています。
特に認定NPO法人は、寄付に税制優遇がある分、その信頼性を担保するための基準が設けられています。
「何をしているか分からない団体」ではなく、むしろ外部から見える状態で事業を行うことが求められるのがこの領域の特徴です。
▼実際に給料って出るの?
結論から言うと、D×Pでは給与は支払われており、仕事として関わるメンバーが中心となって事業を運営しています。
雇用形態も一つではなく、正社員・契約社員・業務委託・アルバイトなど、役割や関わり方に応じてさまざまな形で働いているメンバーがいます。
また、正社員・契約社員の場合は、以下のような制度もあり、完全週休2日制(土日休み)、年間休日は126日です。※雇用形態やポジションによっても変わるので、詳しくは求人をご覧ください。
■社会保険
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
■福利厚生(契約社員の場合)
- 「つながり休暇」制度
家族・友人・知人とのつながりをつくるための休暇を年2回(有給)取得できる制度です。スタッフ自身の社会関係資本を大切にしています。 - 新人休息制度
入社直後、有給休暇が付与される前の期間に取得できる休暇制度です。 - 書籍購入/研修参加費補助制度
- 在宅勤務の場合のリモートワーク手当
- PC、Wi-Fi、携帯電話の貸与
- 健康診断・インフルエンザ予防接種の補助
- 育児・介護・産前産後休業制度
- 子の看護休暇、介護休暇(有給)
NPOというと「ボランティア中心」というイメージを持たれることもありますが、D×Pでは継続的に事業を運営していくために、こうした制度を整えながら組織運営を行っています。
▼民間企業での経験は活かせる?
活かせる部分は多くあります。
・事業設計や改善
・数値の管理や分析
・プロジェクト推進
・チームマネジメント
など、これまでの経験がそのまま活きる場面もあります。
一方で、企業と同じ前提で進められるわけではありません。
・リソースが限られている中で優先順位をつける
・整っていない環境で仕組みをつくる
・関係者と対話しながら進める
といった点では、これまでのやり方をそのまま適用するのではなく、一度手放して再構築することが求められる場面もあります。
その意味で、「経験が活きる」と同時に、「やり方をアップデートする必要がある仕事」でもあります。
▼最後に
NPOという領域は、団体ごとの差が大きく、一言で語ることが難しい分野です。
だからこそ、イメージだけで判断するのではなく、それぞれの団体がどのように事業を行っているのかを見ていただければと思います。
D×Pについても、この記事だけでは伝えきれない部分があります。もし関心を持っていただけた場合は、他の記事や募集要項もあわせてご覧ください。
どのような仕事をしているのか、どのような役割があるのか、より具体的にご紹介しています。