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【co-creators】東京で殻を破る!生粋の沖縄っ子が島を飛び出した理由

※本記事に記載の情報は、2020年2月時点のものとなります。

こんにちは!ドリームアーツ 新卒採用担当の山本です。
私たちが大切にしている「協創=co-creation」を担う仲間たちを紹介していく連載『co-creators』。
今回は2019年4月にグループ会社であるドリームアーツ沖縄に入社した金城くんをご紹介。入社から2年目の冬までという期間限定で東京勤務をしています。沖縄で生まれ育った彼が島を飛び出した理由とは・・・?

【プロフィール】金城 洸毅(きんじょう ひろき) 2019年3月 琉球大学 観光産業科学部産業経営学科 卒業。同年4月、ドリームアーツ沖縄入社。2020年12月までの期間限定でドリームアーツ東京本社にて勤務し、お客さまにプロダクトをお使いいただくにあたっての導入支援等、プロジェクト推進業務を担当。今ではプロダクト活用のトレーニングもこなす。

疑いもしなかった「沖縄就職」

就活を始めたころは漠然と「沖縄県内企業に就職か、公務員かな」と思って動いていました。僕以外の家族全員が公務員ということもあって、ずっと沖縄で、というのが当たり前だと思っていたんですよね。だから島を出るという発想自体がなかったんですが、就活カフェに顔を出したとき、「おもしろい事業をしているIT企業があるけど、見てみない?」と言われてたまたま出会ったのが、沖縄以外に東京・広島・大連にも拠点があるドリームアーツでした。沖縄にもIT企業はあるけれど、ドリームアーツみたいに企画開発からお客さまとのお取り引き、カスタマーサクセスに向けたサポートまですべてを一気通貫で担う企業は他になく、沖縄にいながら日本全国の大企業を相手にした仕事ができる点にも魅力を感じて、選考を受けることにしました。

その頃から、沖縄を出るなら就職する今がその時なのかなと、考え方が少しずつシフトしていきましたね。生まれ育った沖縄で就職して、沖縄しか知らないままずっと生きていくことに対して、ある種の恐怖感みたいなものを感じはじめて。東京に行ってみたいけど沖縄にも戻りたい、と考えはじめた僕にとって、その機会があるドリームアーツはぴったりだと思いました。

自分のキャパを広げる修業期間

最終面接で、代表の山本さんに「いつか東京で働いてみたいです」と言ったんです。そしたら「いつか、じゃなくて、来るなら入社してすぐ。早いうちから大企業を知って経験を積んだ方が、沖縄に帰って働くときにも力になるでしょ」って言われて。最初は沖縄で働いてからそのうち行けたらいいな、くらいに思っていたので、正直めちゃくちゃ迷いました。でも、今になって振り返ると大正解。東京は仕事でもそれ以外でも、経験できることの幅が段違いに広いです。厳しいことも多いけれど、自分からそういう環境に身を置いたことで、日々自分のキャパシティを広げる貴重な経験を積めていると思います。今まで狭いコミュニティのなかで授業と部活の繰り返しの毎日を送ってきた僕にとっては、何もかもが新しい「修業期間」でもありますね(笑)

ドリームアーツ東京で採用された同期が近くにいるというのも大きいです。日頃は仲が良いけど、仕事のことになるとお互い刺激しあえるライバルでもある。自然と切磋琢磨できる良い関係なんですよね。沖縄にとどまっていたら慣れ親しんだ環境で甘えてしまっていただろうなと思いますけど、全国から集まった、それぞれ違う個性とスキルをもった人たちに囲まれて良い刺激を受けつづけています。

答えのない課題に向き合う難しさ

新入社員研修後から、ドリームアーツのプロダクトをお客さまに導入するプロジェクトチームに所属しています。配属当初は右も左もわからず、ミーティングやお客さまとの打ち合わせの議事録をとってキャッチアップするところから始まりました。経験も語れる事例もまだ無いので、ひたすらいろいろ聞いてインプット。そこから徐々に自分主体の業務が増えていきました。僕たちのサポートがなくてもお客さまが自律的にプロダクトを使いこなして業務改革を進めていけるよう、対面でトレーニングをする機会もあるのですが、今ではそれも僕が担当しています。誰もが知っているような、日本経済を支える大企業で働く人たちと一緒に、働き方や業務を改革していく仕事はすごくやりがいがあるし、誇りに思います。

この仕事で難しくもあり面白くもあるのは、「正解」は無いし、やってみないと誰にも分からないというところ。業種・業態を問わず多くの大企業のお客さまがいらっしゃるので、それぞれ違う課題があり、僕たちが業務改革をお手伝いする方法もさまざま。「これをやれば必ずうまくいく」という方法論は存在しないし、明確な答えもありません。それが一番難しいし、学生時代とは違うなと感じる部分です。でも、ただ時間が過ぎるのを待つだけみたいな仕事はしたくないし、ハードでもやりがいを感じられる働き方を求めていたので、自分自身すごく仕事を楽しめているなと思います。

沖縄に新たな風を吹かせたい

2020年末まで東京勤務の予定なので、いま携わっている案件の他にもプロジェクトに入りたいと思っています。お客さまの近くで仕事ができるので、もっと現場に出て自分にできることを増やしたいし、自社プロダクトをさらに使いこなせるようになって、沖縄に戻ってからもよりお客さまの力になれるように力をつけていきたいです。

あとは、社内でやっている勉強会には可能な限り参加していて、知識面の強化にも力を入れています。僕はエンジニアではないけれど、技術的な知識をつけていくのがどんどんおもしろくなってきているので、これからも続けていきます。東京だと社外でも毎日のようにどこかで勉強会やセミナーが開催されているので、外にも目を向けて東京にいるメリットを存分に活かしたいですね。

沖縄に戻った後にどう活躍していくか、具体的なビジョンはまだ明確にはなっていません。ここで吸収したことを沖縄に持ち帰ってどう活かすかは自分次第。ドリームアーツは企画開発からサポートまですべて自社でやっているからこそ、社内にはいろんな部署もあるし、あらゆる分野のプロがいるし、携われる仕事も広範囲にわたるすごく良い環境。だからこそ、自分の先入観だけで視野を狭めずさまざまなことに挑戦して、沖縄の拠点にも新たな風穴をあけられるように可能性を広げておきたいです。

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