こんにちは!株式会社ドーガン採用責任者の佐藤です。
私たちは「九州を磨き続ける」「金融の地産地消」を目指し、M&Aアドバイザリーやコンサルティング、ファンド運営などを行っている会社です。
ドーガンには、年に一度、全社員が一堂に会して会社の未来について本気で議論する「全社合宿」という文化があります。
今回は、2025年10月14日に行われた合宿の様子を全公開! ドーガンが何を大切にし、どんな未来を描こうとしているのか。当日の熱量を感じていただけたら幸いです。
なぜ、私たちは「全員で」議論するのか
今年の合宿は、午後から夜にかけての集中開催。 高級和食店「津むら」さんの特製お弁当でランチ懇親会を終えた後、代表の森、副社長の伊藤からのメッセージでキックオフしました。
代表の森からは、「これからのドーガンにとって、働き方を変えていくことがいかに重要か」というメッセージが語られました。 それに伴い、ドーガンが大切にする行動指針「ドーガンWAY」に、新たに「ドーガンWAY 働き方篇」を追加することが発表されました。
DOGAN Way [働き方篇] 一部抜粋 ~ 地域のリーダーを輩出するために、ドーガンが目指す働き方改革~
続く、副社長の伊藤からは、「来期の組織体制と戦略の関係性」について説明があり、「今日の合宿で皆さんから出た意見は、必ず来期の戦略・方針に活かしていきます」という力強いコミットメントが共有されました。
経営陣からのトップダウンではなく、社員一人ひとりの意見が会社の方針を創っていく。 この合宿は、まさにドーガンの未来を全員で創るための「キックオフ」なのです。
第1部:現在地を見つめる「ユニット制のリアルな成果と課題」
合宿の議論は2部構成。 第1部は、この1年間取り組んできた「ユニット制」の振り返りです。
ドーガンでは現在、専門性やサービスラインを超えて「ナレッジマネジメント」「採用」「マーケティング」「営業企画」といった全社横断的なテーマに取り組むユニット活動を行っています。
- 「ナレマネ動画は作成したが、視聴時間が取れない。次は座談会形式でフォローアップしよう」
- 「採用面接官の基準にバラつきがある。ペルソナを明確にし、採用基準を統一する必要がある」
- 「営業リスト作成の手間が課題。Sansanのデータを活用しきれていない」
うまくいったこと(Pro)だけでなく、リアルな課題(Con)や「ユニット活動と通常業務の両立は負担だ」といった正直な声も上がります。
しかし、ドーガンはこれらの課題から目をそらしません。
「ユニット制があったから、案件外のつながりができ、業務上の悩みを相談できた」 「個人商店に戻らないために、この仕組みは必要だ」
課題を共有し、全員で「じゃあ、どうする?」を考える。 この泥臭くも誠実な議論が、ドーガンのチームワークを強固にしています。
第2部:未来を創る「ドーガンの付加価値」
第2部(ワークショップ2)は、この日のメインイベント。 「ドーガンの付加価値を、どう高めていくか?」をテーマに、8つのグループに分かれて未来を議論しました。
- ターゲット(業界/企業規模)
- 拠点(九州/九州外)
- 業務効率化
- 福利厚生、イベント
- コーポレートブランディング、マーケティング
- 投資(ファンド/プリンシパル)
- 採用・人事制度
- 海外ビジネス
ここでは、所属、社歴、年代は一切関係ありません。 若手もベテランも、フロントもバックオフィスも、全員がフラットな立場で「ドーガンの未来」についてアイデアをぶつけ合います。
その結果、この3時間(14:45〜17:45)だけで、なんと115を超える具体的なアイデアが生まれました。
(議論の例)
- 【ブランディング】:「参謀としてのポジショニングを明確に」「ドーガンとは?に応えるキャッチコピーを作る」「森の本を制作する」
- 【ターゲット】:「九州におけるシンクタンク機能(M&A動向レポート)を持つ」「製造業のDX課題を攻める」
- 【海外ビジネス】:「アジア(マレーシア、ベトナム)に進出」「まずは海外出張から始める」
- 【業務効率化】:「契約書確認にAIを活用し、知見を共有する」「(自社で試行した)効率化ノウハウをクライアント提案に繋げる」
- 【福利厚生】:「九州各地のお土産を取り寄せ、地方の食品に触れる」「週休3日制度の検討」
これらのアイデアは、すべて「来年度の戦略に活かす」ことを前提に出されています。 だからこそ、全員が真剣そのものです。
メリハリが最強のチームを創る
18時まで真剣に議論を尽くした後は、お待ちかねの懇親会(ディナー)です。 舞台はJALシティに移り、リラックスした雰囲気で乾杯!
ドーガンが目指すのは「家族的経営」。 仕事の議論は真剣に、遊ぶときは全力で。
美味しい食事やお酒はもちろん、豪華(?)景品をかけたゲーム大会も大盛り上がり。 ワークショップで見せた真剣な表情とは違う、リラックスした笑顔が会場にあふれます。
この「本気で議論し、本気で楽しむ」メリハリこそが、ドーガンらしさであり、強いチームワークの源泉です。
編集後記
年に一度の全社合宿。 それは、ドーガンの「現在地」を全員で確認し、「未来」への羅針盤を全員で創る、大切な時間です。
- 経営陣が示した「働き方改革」という大きな方向性。
- 現場から上がった「115」を超える未来へのアイデア。
ドーガンは、これらの「声」をエネルギーに変え、来期も「九州を磨き続ける」「金融の地産地消」を実現するために走り続けます。
この記事を読んで、「この議論に加わりたい」「ドーガンの未来を一緒に創りたい」と少しでも感じていただけたなら、ぜひ一度お話ししませんか?