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目指すのは、いくつになっても新たな挑戦を続けるエンジニア

今回お話を聞いたのはエンジニアとして長くキャリアを積んできた、藤田雄大(ふじた・ゆうた)さん。現在は婚活マッチングアプリチームの開発リーダーのほか、技術研究を目的に設立されたベンチャー企業の開発室長という2つの肩書を持って仕事をしています。Diverseで歩んできた道のりやこれから取り組みたい課題、今後の展望について語っていただきました!

求めていたのは、新しい領域。まだ世に出ていない技術の研究も担う

―入社経緯を教えてください!

藤田:前職ではBtoB・BtoCの、WindowsやiOS・Androidのアプリ開発を担当。独自プロトコルの設計・開発などにも携わってきました。エンジニアとして経験を積む中で「新しい言語や技術にチャレンジしたい」と思い、転職を決意。転職エージェントから紹介されたうちのひとつがDiverseでした。Diverseに決めた理由は、会社の歴史がライブドアの流れを汲んでいたりとユニークなこと、そして開発責任者のスキルの高さに魅力を感じたからです。「新しいことにチャレンジしたい、ここならできる!」という思いが固まり、2016年に入社。今は婚活マッチングアプリチームでサーバーサイド開発にリーダーとして携わっています。当社のサービスで成婚された方から手紙をもらったりすると、やっぱり嬉しいですね。マッチング事業の本質は、人を幸せにすることができるサービスだと思っています。

―現在では、ベンチャー企業でCTOも兼務されているんですよね?

藤田:はい、そうです。Diverseを退職したメンバーから誘われてジョインし、2018年の6月からスタートしました。まだ実用段階ではない技術などをメンバーと共に研究しています。新しい技術に対して自由にチャレンジができるので、ここでやったことをDiverseに活かせるといった意味でもメリットが大きいと考えています。

豊かなコミュニケーションから、良い技術は生まれる


―入社してからさまざまなリニューアルプロジェクトに携わったと聞いています。

藤田:はい。いくつかのリニューアルプロジェクトのリーダーとして、チームの指揮に当たりました。中でも印象に残っているのは、2016年に実施したPoiboyのAndroidリニューアルです。スクラム開発を選定したことでチームの生産性をきっちり見える化し、スプリント毎に徐々に完成に近づいていく様子をチームで共有しながら進めました。また、エンジニアの限られたリソースをいかに無駄なく使うか?に意識を向け、業務を効率化できる自動化のCIツールを初導入。結果として効率よく開発を進められることができ、リニューアルのスケジュールも遵守することができました。ミッションコンプリート!という達成感を今でも覚えていますね。

―今はどんな業務に携わっているのですか?

藤田:現在は、婚活マッチングアプリの大規模リニューアル作業の真っ最中です。実は1999年にサービスを開始した歴史あるサービスで、これまでは既存コードをベースにリニューアルを進めていましたが、主流となる言語の移り変わりや同業他社の開発環境と比較し、多くの課題があると感じていました。それなら一から作り直そうとチーム内からも声が上がり、今回の大規模リニューアルにつながりました。言語をPerlからRubyに置き換えたり、デザインベースを変えたりとさまざまな面を一から見直しました。コードベースを新しくするメリットはPDCAサイクルを速く回せること。また、デザインをリニューアルすることで利用者さんの体験向上にもつながると思っています。婚活マッチングアプリというサービスは「結婚までつながる」というのが最大の特徴です。そのためゴールインまで到達するためにはどうすれば良いか、自分に合った人に出会ってもらうために何が必要か、ということを常に意識してそれぞれが業務に取り組んでいますね。私にとってDiverseに入ってから長く携わっているサービスでもあります。その分、愛情や愛着も人一倍持っています!

―開発や技術に関する話題も頻繁にしますか?

藤田:チーム内で技術的なことは毎日話しています(笑)。仕事に関連することから「こういう技術、気になっているんだよね」みたいな雑談まで、日々主にSlackでコミュニケーションを取っています。エンジニア同士、刺激し合いながら和気あいあいと仕事に取り組めているのがチームのもうひとつの特徴と言ってもいいかもしれません。


目線を上げる機会が溢れている。有名なカンファレンスにも参加

―外部で開催されているカンファレンスにも積極的に参加されていると聞きました!

藤田:Diverseは、技術カンファレンス参加への理解が高いのも特徴です。私は、DroidKaigiと、try! Swiftの会議にいずれも参加させてもらいました。

このような大きなカンファレンスに参加することで得られる知識や情報は多いので、今後も積極的に参加していきたいと思っています。DroidKaigiやtry! Swiftのカンファレンスは立候補制なのでチーム内、複数名での参加もOK。もちろんこれらはエンジニアに限ったことではありません。デザイナーの方やマーケティングの方など他部署の方も業務に関連するイベント、セミナーであればどんどん参加できます。個人のスキルを向上させる機会に恵まれていることも、うちの大きな魅力ですね。

―目まぐるしく技術や開発環境が変わるため、新しい情報をキャッチするのは大切なことなんですね。

藤田:私たちエンジニアは、やっぱり新しい技術が登場すれば「どんなものなんだろう」「使ってみたい!」という興味が湧きます。しかし新しい技術だから良い、ということではありません。同じく古い技術だから悪い、ということでもありません。サービスの特性やユーザーの動向などを鑑みて状況に合わせて、最適な技術を選択すること、これが一番大切だと思っています。私自身、心がけていることは「固定概念を持たないようにすること」ですね。固まった思考を持ってしまうと、より良いものが見えなくなってしまうことがあるからなんです。

技術の力で、成婚率を引き上げる

―最後に、今後の展望を聞かせてください。

藤田:サービス面においても、チーム内においても、目指すところは同じ。成婚率の向上が大きな目標です。ユーザーさんがより自分に合った相手を見つけられるよう、得た知識を総動員させて良いサービスを提供していきたいと思っています。特に大規模なリニューアルに携われる機会は会社や事業の状態によるところが大きいので、なかなか得難い体験だと感じています。この体験を楽しみながら、次へのステップとなるようチーム一丸となって頑張っていきたいです!

―藤田さん、ありがとうございました!


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