まだまだ朝方の冷え込みはキツく、寒い日が続いていますが
我が家のリビングにはいち早く春の訪れを感じ、ひとり衣替えを始めたやつがいます。
御年9歳のおばあちゃんウサギです。
換毛中の写真なのでとてもみすぼらしい感じになってますが、普段はもっとツヤツヤです。
ウサギは年に春と秋の2回、ガッツリとした換毛期をむかえると言われており、
例年はうちのウサ婆も4月くらいに換毛していました。
それがなぜか、今年は最強寒波と共に換毛が始まり、今も絶賛ピーク中です。
こんなタイミングで大量に毛が抜けて夏仕様に変わって寒くないのだろうかと不安になりますが
今のところ本人はとても元気です。
さて、実はこの換毛期、ただの毛の生え変わりと侮るなかれ、
かなり命懸けの一大イベントです。
そう、ウサギの生きづらすぎる身体ゆえに…
ウサギの生きづらすぎるポイント①
「一度口に入れたら、吐けない」
ウサギは、毒だろうがなんだろうが、
一度口に入れてしまったら吐き出すことができないと言われています。(諸説あり)
理由は食道の筋肉が薄くて弱いかららしいのですが…なんて不便。
なので換毛期に毛繕いをして毛を食べてしまった場合、猫のように吐き出すことができません。
(ウサギは猫並に頻繁に毛繕いをするキレイ好きです)
毛を食べてしまった場合はウ○チにして出すしかないのですが、
うまく消化できず、胃に溜まってしまうと、硬い塊になって胃腸の動きを低下させてしまいます。
ウサギの生きづらすぎるポイント②
「1日食べないと 死ぬ可能性がある 」
1日食べないだけで死が直結するなんて、自然界でやってけないだろとも思いますが、
ウサギは常に胃腸を正常に動かしていないと重篤な病気に即効でなるらしいです。
つまり、ものすごい勢いで毛が抜ける中、自分で体を舐めて毛を食べてしまい、
胃に毛が溜まり、お腹の調子が悪くなり、その結果、ごはんが食べられなくなると
そこからわずか1日で死ぬかもしれないという恐怖の時期、
それが換毛期なのです。
なのでこの時期は、自分で毛を食べちゃわないように
いつも以上にいっぱいいっぱい撫でて、毛を抜いてあげます。
そのおかげか、今のところピンピンしてますが、
まだ後1週間くらいは毛抜けが続きそうなので、
何事もなく、この衣替えを乗り切って春を迎えられるよう
ウサ婆共々がんばりたいと思います。
最後に。
もし記事を読んでslackのスタンプを押してくださる方がいたら
せっかくなのでウサギではなく、皆さんの好きな動物のスタンプを押してもらえると嬉しいです。
slackのスタンプの動物はなかなかマニアックなレパートリーかつリアル造形で素敵なので
スタンプ欄が動物園みたいになったらいいなぁと思います。
(動物とか臭いし好きじゃないよという人は、動物じゃないお好きなものを。
ちなみにウサギは無臭です)