【イベントレポート】「実装」の先にある価値とは?TCP2026で見えた、エンジニアが真に磨くべき“問い”の力
先日、代表の大内から「面白そうなイベントがある」と紹介を受けた「Tech Challenge Program 2026(TCP2026)」(https://tcp.saj.or.jp/)に、当社メンバーが参加してきました。ディマージシェアでは、代表や社員の間で役立つ情報を日常的にシェアし合う文化があり、今回もその流れで自然と参加が決まりました。本イベントは、変化の激しい技術トレンドの中で、エンジニアがどう自身の価値を定義すべきかを模索する熱量の高い場。最前線で活躍するCICO(Chief Information & Culture Officer)の方々との対話などを通じて、これからの時代を生き抜くためのリアルなヒントを得ることができました。
現場の熱気と、私たちが目にしたもの
会場は、技術への渇望とキャリアへの真摯な想いが交錯する刺激的な空間でした。特に印象的だったのは、社外のエンジニアやリーダー層との直接的な交流です。日々の業務に没頭していると視野が内向きになりがちですが、「他社ではこの課題をどう捉え、どう動いているのか」を肌で感じられたことは大きな収穫でした。あるCICOの方との会話では、マネジメントや育成における共通の悩みが浮き彫りになり、新しい視点や具体的な知見をダイレクトに吸収することができました。
今回のセッションを通じて、これからのエンジニア像に繋がる大きな気づきを得ました。
まず技術環境については、1年前の常識が通用しなくなるほど変化のスピードが速まっています。これに対し、キャッチアップを待つのではなく「自律的に小さく試して更新し続ける」姿勢こそが、変化に取り残されない唯一の防衛策であると確信しました。
こうした環境変化に伴い、エンジニアの役割も「実装」から「設計・検証」へと大きくシフトしていくことを学びました。AIの台頭により単なる実装の価値が下がる中、私たちが磨くべきは「何を作るべきか」を決める設計力や、前提を疑い検証する力です。指示を待つのではなく自ら課題を発見し、1人の守備範囲が広がるからこそ求められる「仕事の回し方」を再設計する力が、個人の市場価値を左右する本質的な武器になると再認識しました。
さらに、これらを実現するための具体的な向き合い方についても大きな示唆がありました。社外コミュニティを「最短で詰まりを解消する投資」と捉えて視野を広げる重要性や、未来を完璧に予測しようと固まるのではなく、手持ちのリソースで「今できる小さな実験」を繰り返しながら前進していく強さを身につけたいと感じました。
参加したメンバーからも「社内の課題も他社と同じだと分かった。自ら課題を見つけにいく姿勢をより大事にしたい」という前向きな感想が上がっていました。
私たちが外部イベントへの参加や知見の共有を大切にしているのは、個人の「自律的な学び」が組織をアップデートする一番の近道だと考えているからです。トップダウンの指示だけでなく、社員同士が「これ、うちでも使えるかも」と外の空気を持ち帰り、共有し合う。このフラットな情報循環こそが、ディマージシェアらしさでもあります。
情報のシェアから、新しい挑戦が始まる場所です。一度お話ししてみませんか?