1
/
5

【社員インタビュー①】単なるエンジニアではなく、システムという手段でいかにお客様の生活を豊かにするかを追求したい。

熊谷 仁樹

2011年4月新卒として(株)セブン&アイ・ネットメディアに入社。物流部門にて出荷管理業務を経験した後、カスタマーサービス部門にて顧客対応・販促業務に従事。それらの経験を活かし、システム運用部門にてECサイトの運用・保守業務・サイトリニューアルによる移行作業、さらにシステム開発部門にてアプリ開発・PJ管理業務、CMSリプレイスPJ、アプリシステムリプレイスPJ、新規アプリ開発PJに参画。2017年8月に(株)デジタルシフトウェーブに入社。
note連載(遠方からの完全リモート業務の実践)>>

物流、カスタマーサービスを経て、飛び込んだエンジニアの世界。この経験が自分の価値になっています。

Q:これまでのキャリアを教えてください。

 前職は、新卒でECサイトの会社に入社して、最初は物流部門、次にカスタマーサービス部門で顧客対応を担当しました。その中で、システム部門へ仕組みの確認や改修のお願いをすることも多かったのですが、「なんでシステムをすぐ直せないんだ」とストレスを感じることもありました。そんなやり取りを繰り返す中で、ふと「 自分がシステムを理解したほうがいい」と思い立ち、自ら希望してシステム部門に飛び込ませてもらいました。そこで運用から開発まで幅広く経験させてもらいました。

 物流、カスタマーサービス、システム運用、システム開発と、約6年間でそこまで幅広く経験させてもらえたのは、今の自分の基礎となっていますし、当社で企業のデジタルシフトを推進する際にとても役立つ 自分の大きな価値になったと思っています。

Q:デジタルシフトウェーブへの入社のきっかけを教えてください。

 前職に新卒入社して6年が過ぎた頃に、もっと広い世界で仕事をしたいと思いました。大手グループ内のシステム会社という環境においては、どうしても自分の名前の前に会社名という肩書がつきます。お客様は僕個人というよりは、会社名という看板を背負った自分を見ているということに少しずつ気づいていきました。もちろん会社名があるからこそアプリ開発や大きなプロジェクトにも携わらせていただきましたし、安定した恵まれた環境に感謝もしていましたが、その一方で、30歳という人生の節目を前に、 自分個人の実力を試したいと思う時期にも来ていました。

 そんな時に、鈴木社長と食事をする機会があり、「 デジタルシフトウェーブは個人が責任をもって仕事を作っていく会社だ」と聞きました。そこで、自分の今後の仕事をどうするかモヤモヤしていたものがその場所ならばクリアになると思い、転職を決意しました。僕にとっては初めての転職でしたが、 転職はタイミングなんだな、と思います。でも、内心は、自分のスキルが厳しい世界で通用するのか、不安を抱えながらのスタートでした。



職人的なエンジニアではなく、システムという手段を使い、いかにお客様の生活を豊かにするかを追求したい。

Q:業務内容について教えてください。

 入社してすぐにスカパー!のカスタマーセンターである(株)スカパー・カスタマーリレーションズ様を担当させていただきました。最初はPMOとしてコールセンターAI化のリーダー補佐から始め、その後、PM補佐としてプロジェクト全体を見させていただきました。

 一番苦労したのは、業務部門とシステム部門の意識合わせでした。机の上で話していても仕方がないので、自らコールセンターに飛び込んで担当者と会話を重ねました。前職でコールセンターを担当した経験から、オペレーションの大変さ、お客様応対中に新しいことがでてくる苦労は、十分に分かります。オペレーターさんの立場に立って応対中に負担のないシステムにすることは常に意識していました。

 仕事をする上で大切なのは、「 意志を持つこと」なのではないかと思っています。 プロジェクトに参加する人全員がそれぞれ意志を持ち、ぶつけ合いながら一つのものを作りあげることが、ものづくりの喜びだと思うし、結果、お客様に喜んでもらえるものができるのではないかと思います。

Q:エンジニアとして当社ならではのやりがいを教えてください。

  チャレンジできる環境であるところが気に入っています。

 実は、この秋から、 自社製品の開発という新しい取り組みにチャレンジします。いつか自分で本格的にプログラムを組んで、お客様の役に立つ製品を作りたいという思いがあり、全社会議の場で直談判したところ、社長は「 やりたいならばどんどんやればいい。チャレンジすると自分で言い出したことが嬉しい。」と背中を押してくれました。 真剣に努力を重ねてチャレンジした結果、もし失敗したとしてもペナルティーは与えない会社なんです。逆を言えば、いい加減な仕事をして失敗はできないということですが、、、(笑)。

 今回の自社製品の開発にあたり、スキル面の不安はあります。足りないスキルの埋め合わせは、本を買って超基本的なものを学ぶこともありますが、あとはとにかく手を動かして作るしかないと思っています。あと、社外勉強会にも積極的に参加して、情報収集のための人間関係づくりも始めました。

 プレッシャーはありますが、 成長のチャンスでもあるので、やれることはすべてやって必ず成功させたいと思っています。

Q:エンジニアとして当社で必要なことは何だと思いますか?

 「 コミュニケーション」、「 技術的なスキル」、そして最も大切なのは「 意志」だと思います。

 お客様が何に困っていてどうなりたいかはお客様と コミュ二ケーションを取らないと分かりません。また、デジタルの世界はどんどん新しくなっていくので常に 技術的なスキルは高めておく必要もあります。でも、何より大切なのは、お客様に言われた通りにただ作るのではなく、そこに エンジニア自身が目指すべきゴールに向けて意志を持っているかどうかだと思います。意志がなければお客様の満足を超えるようなものはできないと思うんです。

 僕は、 職人的なエンジニアになりたいわけではなく、システムという手段を使って、いかにお客様の生活を豊かにするかを追求していきたいと考えています。

厳しくてもあきらめないのは、明らかにこの場所は自分の成長につながる場所だと思えるから。

Q:最後に、入社してからを振り返って今の気持ちを教えてください。

 あっという間でした。とにかくジタバタしていたようにも思います。

 はっきり言えるのは、思っていたより現実は厳しかったということです。甘かった(笑)。これまでどれだけ自分は、与えられる世界で生きていたのかを思い知りました。言われた通りに作れば合格点でしたし、こちらから何も言わなくても周りが助けてくれていたのを当たり前だと思ってたんだなと感じました。比較的早いタイミングでそれを知れたのは本当に良かったし、厳しい世界に飛び込んだ自分の決断は間違っていなかったと思っています。 厳しくてもあきらめないのは、やはり明らかにこの場所は自分の成長につながる場所だと思えるからです。

株式会社デジタルシフトウェーブ's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Hideki Hayashi's Story
Let Hideki Hayashi's company know you're interested in their content