こんにちはー。ご覧いただきありがとうございます。
現在、専門学校に通いながらインターンシップ中の小林といいます。
「ドッター」です。ひえー。
聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、ドッターとはその名の通りドット絵を描く人のことです。(私は特に、ゲーム向けの素材を描きます)
これから私が体験しているインターンが
どんな感じなのかというお話を少ししようと思うのですが…
インターン初日に見せていただいた会社の組織図に、もう私の名前が入ってたんですよね。
「ドッター(インターン) 小林」と…。
…まじで?
正直なところ初日は不安と緊張でいっぱいだったので仲間に入れてもらえたような嬉しさの一方で、少しばかりのプレッシャーも感じました。
そんな驚きと嬉しさの初日を迎えるまで、どういう経緯だったかというと・・・
ポートフォリオを目に留めてもらって、デジタルモンキーへ
改めまして、私は2年制専門学校の学生です。学校では、2Dイラストをメインに学んできました。
ちなみにドット絵はほぼ独学です。「ドッター」とか偉そうに言っておきながらすみません…。
高校時代に友人とゲームを作ったときにドット絵を少し触り、
その後、専門学校内のゲーム制作プロジェクトでそのスキルを磨いていきました。
学生生活で溜まったドット絵素材がたくさんあったので、ドット絵を扱っている企業さんの目に留まれば…という感じでポートフォリオに載せていました。
そこでお声がけいただけたのが、デジタルモンキーです。
その後、デジタルモンキーとのオンライン面接の際、その場でインターンシップに行くことが決まりました。スピーディー!
インターン先を探していた私にとって決め手となったのは「ドット絵を扱っている案件がある」「その案件のドット絵を描いてもらいたい」と言っていただいたことでした。
実務をさせてもらえそうなニュアンスが担当者さんの言葉の端々に出ていて、実務経験を積みスキルアップしたいと思っていた私は、もちろん、二つ返事で了承しました。
この日を境にベンチャー企業ならではの物事と成長のスピード感をたくさん感じることになります。
自分の描いた絵がゲームに現れるものすごーい体験
ということで期待を裏切らず、初日から実務のタスクをもらいました。
ひと月ぶんの発注書です。
実際にゲームに実装されるドット絵を描くお仕事をさせてもらえるインターンシップ。
おまけになんと、ドッターは社内で私だけです。ドット絵の第一人者…!
すごく貴重な体験だと思います。デジタルモンキーだからこそ可能な仕事です。
ちなみに業務の内容ですが、
ゲームのホーム画面がタウンっぽい仕様になっていて、そこに配置する建造物やキャラクターなどを描く、という感じです。
私実務の責任とか取れるんだろうか…と悶々する時もありましたが、
インターン生にはフォロー者として業務全般をちゃんと監修してくれる方がいるので安心です。
(これがまたお仕事できる方なんですよね…。会うたびにワーすごいなーって尊敬してます)
インターン2カ月目にして、
インターンを始めてすぐの頃に描いたドット絵が実装されたようです。
大勢のユーザーさんの目に触れると思うと嬉しさもありつつ、怖さも半分です。
実務をやったからこそ、体験できる気持ちだなと思います。
日々の実務一つ一つを丁寧に、改善を何度も繰り返して成長していくんだろうなという実感が、しみじみ湧いているところです。
自分で考える!「自主性」を大切に
インターンシップ中に一番自分の殻を破れたかなぁ、と思うのは、
「自分で考える」ことをどんどんデザインに取り入れていいんだ!という感覚が得られたことです。
最初の発注書が終わり、次の発注を受けるときのことでした。
「これまでの素材は気にしないで、アニメーションもっと動かしちゃってもいいよ!」
「発注書外のアニメーション自分で考えて足してもいいよ!」
と、各所からお声がけいただきました。
インターンが始まってすぐの作業では、
これまでゲームに実装されていた素材に合わせて、4コマくらいで動くドットのアニメーションを、
いたって発注書に忠実に作っていました。
というか、既存のものに合わせていくのが当たり前だと思っていて、忠実であることを疑いもしていなかった…。
あっ!!元ある既存のものってこんな簡単に破っていいんだ…というのが一番の発見でした。
よく考えたら、デザイナーとしてこれからやっていく上で、絶対に必要な感覚だと思います。
おかげさまで、2ヶ月目の作業は自分でたくさん考えて、これがいい!と思うものをやらせていただきました。
これまでよりかなり多いコマ数でアニメーションする素材を作ってみたり、それに伴ってアニメーションの内容も少しボリュームアップしてみたりとか…。
自分で考えさせてくれて、それを受け止めてもらえるので、
自分の頑張りしだいでは、元の発注よりさらにいいのが作れるんだなぁと思いました。インターンなのに、です。
インターンなのに今まで過ごしてきたどの3カ月よりも濃い、とても貴重な時間を過ごせました。
そしてそんな実感を得られたのがインターンの初月だったというのがすごい話です。
デジタルモンキーのインターン生だからこそ、こんな速度で成長できるんだな…というのを感じています。
4カ月、5カ月目もどう自分自身が成長するか楽しみになってきました。
ユーザーさんがおもしろいドット絵とは?!
既存にこだわりすぎなくて良いという発見と自主性を得た私ですが、もう一つ大きな気付きを得ました。
それは、先輩方のアドバイスはいつもユーザー目線だということ。
例えば、これまでの素材よりももっと動きがあった方がユーザーさんが面白いよ!とアドバイスをもらいました。
動き一つにしても単に動きを大きくするだけでなく、キャラクターの性質や特徴を踏まえて動きのバリエーションを使い分けたりしました。
ドット絵はイラストと異なり全てを鮮明に描くことはできないため、キャラクターやアイテムを一目で認識できるようそれらしい色味やシルエットを意識したり、あえて特徴を誇張するなどユーザーさんにとって見やすいよう描くよう心がけています。
技術面に関しては作業性効率を上げるためのソフトと使い方も教えていただきましたが、
それも時間を有効活用しユーザーさんが見るイラストやデザイン,ドット絵の質をあげるため。
全てはユーザーさんにゲーム性だけでなく視覚的にも楽しんでもらうためのものでした。
オンライン面談の時に、ユーザーさんの声を大切にしていると聞いたことを思い出しました。
今は、私もユーザーさんの目を引くドット絵が描けたらいいなと、日々試行錯誤しています。
…と、こんな感じで、
現在在学中にもかかわらず、ちゃんと「ドッター」としてのお仕事をさせていただいている日々です。
3ヶ月目に入って、学校と業務の両立もだいぶ軌道に乗ってきた…と自分では思っています。どうかなぁ…。
忙しいかな?と思っていたけれど、学校で得たことを業務に持ってこられるし、逆もしかりなので、
メリットしかない気がしています。
責任あるお仕事の中で、まだまだ足りない部分が見えてきたり、こうした方がよかったなぁ的な事も思ったりしますが、
そういう改善したい部分を実際に試せる場面なので、今後も七転八起の精神で頑張ります。
七転したら助けてくれる方々も周りにいることですし。自分でできることを増やしつつ、そんな方々のお言葉に甘えつつ、です。よろしくお願いしますね、先輩!
プロとしての意識や現場感、色々なものに触れられるすごい場所だと思うので────
もしよかったら、ここのインターン、ぜひのぞいてみてください。
とりとめのない文章をここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
かわいいドット絵がいっぱい届けられるように頑張りますので、どこかで見かけたらよろしくどうぞ!
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