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社長を呼ぶときは「しんごさん」!ファーストネーム呼びという文化

どうも!

人事のあっこです!

今回は弊社の文化のひとつである、ファーストネーム呼びをご紹介します。

社長を呼ぶときは「しんごさん」

↓社長です

弊社では、役職にかかわらず、相手のことはファーストネームで呼びます。

1年前にガイドラインとして定められ、それ以降、徐々に文化として根付いてきました。

ルールではなく、あくまでガイドラインなので、
どうしても呼びたくない場合は名字や役職で呼んでも問題はありません。

といいつつ、今ではすっかりファーストネーム呼びが当たり前になっているので、
逆に名字や役職で呼ばれる方がびっくりします。

「企業」である前に、「仲間」でありたい

このガイドラインが作られた背景には、IPOが関係しています。

今から11年前、狭いマンションの一室から始まった弊社も、
今では90名が在籍し、IPOを目指すまでになりました。

成長しているという点では素晴らしいですが、
これは同時に、弊社がずっと大事にしてきた
「信頼関係」や「フラットな社風」が薄れてしまう可能性があることも示唆していました。

本当にそれでいいのだろうか?

その問いに直面したとき、私達が出した結論は、
この社風を守り抜きたいでした。

検討より検証

社風を守るための手段のひとつとしてあがったのが、ファーストネーム呼び

しかしここで生まれる数々の疑問。

今まで名字や役職で呼んでいた人たちを急にファーストネームで呼ぶのって抵抗ないだろうか?

そもそもファーストネームで呼ぶだけで、
本当に信頼関係やフラットな社風って守れるのだろうか?

考えれば考えるほどにわからない…

そんなときは。

マーケティングの会社らしく。

検討より検証だ!!!

2週間ずつ違う呼び方で呼んでみる

実際に行った検証がこちら。

①まずは2週間、全員に対してファーストネームで呼んでみる
②次の2週間では、全員に対して名字+役職で呼んでみる
③どちらの方が良いと思うかアンケートをとる

検証開始直後は、

「しゃちょ…しんごさん今お時間いいですか?」

と抵抗感満載でした。

ファーストネーム勝利

それでは結果を見てみましょう!



ファーストネーム呼びの勝利です。


また、こちらも御覧ください。




守り抜きたいと思った「信頼関係」や「フラットな社風」にも、
ファーストネーム呼びは有効なようですね。

ファーストネーム呼びを文化へ

こうして定められたガイドラインが下記です。

・ガイドラインになるので、強要、批判はしないこと
・クライアントの前では苗字呼び、もし名前呼びが出てしまった場合は「文化なんです」と伝え、
 逆に武器にしていく
・フランクは良いが礼儀礼節は守ること
・敬称は任せる(くん、さん、ちゃん等)
・基本は下の名前のフルネームだが、
 どうしても読んでほしい呼び名(あっこさん)があればビジネスネームとして周知する。

例として思いっきり名前を出されていますが、
私はあっこと呼んでほしい派です。

言葉の力を信じている

呼び方なんて自由でよくない?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

「どちらでもいい」「みんな自由でよくない?」という考え方は、
あらゆる価値観を受け入れているように見えます。

しかしこうした、ある意味都合のよい考え方が議論の場をなくし、
「どちらでもいい文化」「考えない文化」を生んでしまうリスクもあると思うのです。

文化は、今後の会社の在り方を作ります

そして何より私達は、マーケティングを仕事としている身として、言葉の力を信じています

言葉ひとつ、呼び方ひとつで、
商品の売上もイメージも大きく変わるということを知っています。

だからこそ私達は、たとえそれが社内に対してであっても、
言葉に妥協するという選択はしません

これからも言葉の力を信じ、
作り上げてきた信頼の文化をさらに発展させていきます!

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