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自分たちのアイデアをもとに開発ができる。新しい技術も取り入れて新たな教育体験を提供していく

1995年に創業し、日本初のeラーニング専門ソリューションベンダーとして2,000を越える企業・学校・スクールのeラーニングシステムを立ち上げを支援してきたデジタル・ナレッジ。

コロナ禍により様々な領域でのデジタルシフトが急速に進む中、eラーニング領域は学びの「代替」としてではなく、「前提」として活用する時代へと突入しています。

eラーニング自体がいろいろな可能性があるため、新しい技術をどんどん活かせる環境 ―― そう語るのは、エンジニアリーダーを務める大日方 賢さん、そして2019年に新卒入社した枝窪 悠さんです。

今回はおふたりがデジタル・ナレッジに入社した理由やデジタル・ナレッジにおけるエンジニアの役割、またデジタル・ナレッジで働くことの面白さについてお話を伺いました。


決められたことだけでなく、自分たちのアイデアをもとに開発ができるから面白い

―― まずは、おふたりがデジタル・ナレッジに入社を決めた理由を教えて下さい。

大日方:キャリアとしてはデジタル・ナレッジが5社目でして、それまではパッケージ開発を行う会社やSI会社を経験してきました。そしてSierだと案件が終わるたびに場所も変わって言語も変わったりしてしまうため、幅広く学べる環境ではありましたが、腰を据えた開発というのができません。

エンジニアとして長いスパンで考えると、自社プロダクトを扱う企業で、腰を据えて深く開発をしていきたいと思ったタイミングで、デジタル・ナレッジに出会いました。

また、もともと教育に関しても興味があったんですね。人生の中では学校に通ったり、社会人であっても学ぶ機会というのはあり、言ってしまえば人類が進化していくためには教育は欠かせない存在。

そして対面での教育が中心であったのに対して、今後はオンライン学習がより普及していくと考えたときに、そういった意義あることに関われるのは価値あることだと思い、デジタル・ナレッジに入社を決めました

枝窪:私の場合は、高校時代にプログラミングに出会い、めちゃくちゃ面白そうだなと感じて。また教育にも興味があったことから、大学では情報教育を学んでいました。そして学んだことを活かせる会社に入りたいと思い、デジタル・ナレッジに興味を持ちました。

そしてデジタル・ナレッジがどんな会社なのか知れば知るほど、自分がやりたいことができそうだなと思ったんですね。たとえばチャレンジプロジェクトという、個人やチームで企画を提案して、審査に通過すれば3ヶ月間、業務時間であってもその企画を実現するために活動してよいという制度があったりします。

社内の風土やそうした制度含めて、決められたことだけを開発するのではなく、自ら手を上げて挑戦できる環境があると感じたのが決め手でした。実際に、いまは大学の教授と一緒に研究活動をしていまして、そうした活動を続けながら働ける環境です。

―― 現在、エンジニアとしてどのような業務を行っているのか教えて下さい。

大日方:私はビジネスソリューション事業部という、eラーニングを事業としている企業向けにシステム提供を行う部門に所属しています。最近は教育の現場でもIT化が進んでいますが、たとえば対面での授業しか提供していなかった学習塾から「授業をIT化したい」といったオーダーを受けるのが、私たちの部署です。

当然ながら企業によって授業の進め方や目的が異なりますから、どういった授業をこれまで行っているのかなどをヒアリングして、仕様を決めていきます。またお客様も自社にとっての理想のeラーニングのあり方をイメージできていないケースのほうが多いため、コーディネータが中心となって提案は行うものの、技術的な視点が必要な場合はエンジニアもお客様とコミュニケーションを取る機会もあります。

また、最近では販売システムなどの基幹システムとeラーニングのシステムを一元化したいといったオーダーもあり、対応領域が広がっていて、比較的大きな案件が多い部門です。

そして私はエンジニアリーダーも務めているため、事業部を横断した横のつながりを強化すべく、隔週でリーダー会を行ったり、エンジニア会を開催したりといったことも行っています。

枝窪:私はプラットフォーム事業部という、デジタル・ナレッジが提供するeラーニングシステムのベースとなる機能開発を行う部門に所属しています。

各事業部から「こういった基礎機能がほしい」といった要望があり、そうした要望を具体的に要件に落とし込み、またUI含めてどうすべきかを議論しながら進めていきます。

また、要望を受けて開発するだけでなく、世の中の動きに合わせてeラーニングシステムとしてこういった機能を追加すべき、といった自分たち発信での機能開発を行うこともあります。

たとえばシステムのバージョンアップを年3回ペースで行っているのですが、常に自分たちでリサーチしながら、「こういった機能があるべきだ」といった議論を重ねて進めていきます。

言ってしまえば自分たちのアイデアをもとに実際に開発できる環境なので、すごく楽しいですよ。


新しい技術を取り入れることでeラーニングの可能性は広がっていく。だからこそ学び続けることが大切

―― 日々の業務中で、どういったところにやりがいを感じられますか?

大日方:嬉しい悲鳴ではありますが、いまeラーニングシステムを導入したいというニーズが多くあるため、日々忙しく、日々やりがいを感じています。特に、ビジネスソリューション事業部はエンジニアもお客様とコミュニケーションを取る機会が多いため、お客様の温度感を直接感じられることはプレッシャーでもあり、大きなやりがいに繋がる部分ですね。

また、最終的に私たちのシステムを使うのはエンドユーザーである生徒の方々なわけですが、いまは大規模案件も増えてきて、これまで数万ユーザーを想定していればよかったものが、いまでは数十万ユーザーを対象とした設計をしなければいけなくなっています。

そのため、開発も一段ギアを上げて開発していかなければいけないため、そういった壁を一つひとつ乗り越えていくのはとても楽しく感じています

枝窪:みんなで議論を重ね、自分たち自身が「こんな機能あったらいいな」と考え、自分たちでつくった仕様から開発を進めていくからこそ、「私がつくった」と強く感じることができますし、さらには「お客様にも喜んでもらえていた」と聞いたときは、非常に嬉しく、やりがいに感じています。

また、最近では学習者向けのマイページ画面に、学習状況の分析結果を表示するダッシュボードの開発に携わったのですが、この機能はどの事業部のシステムでも使われる機能のため、そういった多くの人たちに活用される機能開発に携われるのはとても嬉しいです。

―― デジタル・ナレッジだからこそ、エンジニアとして成長できるなと思うことは何かありますか?

枝窪:新しい技術を積極的に取り入れようとしているため、常に学びの連続であるという環境がエンジニアとして成長できるなと。

いまも、「ウェアラブル端末を使った学習体験とはどういったものか」といったことを議論しているのですが、そういった議論が頻繁に行われています。

また、デジタル・ナレッジのみんなは非常に協力的で、たとえばプライベートで個人的に開発していることの悩みなども、その領域が得意なエンジニアに相談すると丁寧に教えてくれたりと、自主的に何かを学びたい人たちの背中を押してくれるような環境だなと感じています。

大日方:まだまだeラーニングはいろいろな可能性がある領域のため、新しい技術をどんどん活かせる環境だと思います。たとえばAIというのも非常に魅力的なキーワードですよね。声認証で英語の発音に点数をつけたり、紙に書いた英文をAIで識字させたりと、新しい技術を活用することで、eラーニングでの学習体験をより良くできる可能性ばかり。

今後デジタル・ナレッジとして競合他社と差別化していくためにも、そうした新しい技術は積極的に取り入れていきたいと考えています。

―― デジタル・ナレッジのエンジニア職は、どういった方が向いていると思いますか?

大日方:純粋に、開発を楽しめる人だなと思っています。私たちは決められたものをただ開発するだけという働き方ではなく、コーディネータやディレクター、そしてお客様含め、様々な人とコミュニケーションを取り、どういった設計にすべきかと上流工程からエンジニアも携わります。

また、エンジニアは最後の砦だと思っていて、お客様の要望に対して設計をしていき、仕様を固めていくわけですが、それを実現できるかどうかはエンジニアにかかっているなと。

エンジニアが「やっぱりできませんでした」とならないように、日々技術を磨いていくことの積み重ねが大切で、学習意欲と責任感が求められます。そういった環境だからこそ、腰を据えて技術を磨ける会社だなと思いますね。

枝窪:あとは、デジタル・ナレッジは教育領域に特化しているため、教育に興味がある方は向いていると思います。

そして新卒入社で入った私のように技術は後からでも身に付けることができますから、技術云々よりも「eラーニングのシステムを通じて、より多くの人の教育を良くしたい」といった熱量を持っている方のほうが楽しめる環境だと思います。


経営層もエンジニア出身だからこそ、エンジニアの気持ちを理解し、成長をバックアップしてくれる

―― あらためて、おふたりにとってデジタル・ナレッジはどんな会社ですか?

大日方:社員同士の仲が本当に良い会社だなと感じています。コロナ禍でなければ、毎年のように社員旅行が企画されていたのですが、任意参加にも関わらず参加率が高いんですよね。社員同士の関係値が悪かったら、わざわざ社員旅行には参加しないじゃないですか。

また、社長が社長っぽくないというのも、デジタル・ナレッジの雰囲気をつくっているなと。社長の人が良いので、みな魅力を感じていますし、ふらっと社員に話しかけたりと、社長との距離が近い会社だと思います。

枝窪:たしかに、社長との距離は近いですよね。社長室がガラス張りで、出社するたびに前を通るので、毎朝社長と挨拶しています。また社長に限らず、部門長含めて上の人たちに話しかけにくいと思ったことはなくて、別け隔てなくコミュニケーションとれるのがデジタル・ナレッジの良さだなと思います。

―― エンジニアとして、おふたりが今後チャレンジしてみたいことはありますか?

大日方:私が目指しているのは、フルスタックエンジニア。プログラムにも精通していて、サーバー側にも精通していて、運用もわかる。ある意味、ひとりで案件を回せるようなエンジニアになりたいと考えています。

そしてエンジニアリーダーとして、他部門のエンジニアとの交流をもっと積極的に行っていきたいと思っています。やはりエンジニアという職種の特性もあり、黙々と仕事をする人が多いですから、なにもしないと横のつながりでのコミュニケーション機会が減ってしまいます。

以前は卓球をやったり、ピザを食べる会を開いたりしていたのですが、今後もそういった機会をつくっていきたいと思っています。

枝窪:私はまだ入社して三年目ではありますが、ようやく後輩もできて、後輩に教えることが増えてきたのが喜びでもあります。そのため、今後ももっと技術力を磨いて自分自身が成長していき、学んだことを後輩に教えられるようになっていきたいです。

また、大学との研究活動を続けているので、研究成果をいつかはデジタル・ナレッジのシステムの機能のひとつとして売り出せるよう、頑張っていきたいと思っています。

―― 最後に求職者の方へメッセージをお願いいたします。

大日方:デジタル・ナレッジはエンジニアが働きやすい会社です。経営層もエンジニア出身の人たちなので、エンジニアの気持ちを分かっていますし、エンジニアとしての技術力を高めることに対して、会社がバックアップしてくれる環境です。

そして教育を扱っているからか、みな親切で優しいんですよね。そういった人たちと共に、自社システムの開発を腰を据えて行える環境ですから、自分でつくりたいものを考えてつくるということに興味がある人はぜひ一緒に働きましょう。

枝窪:入社してまだ3年目にも関わらず、自分自身の成長を日々実感していて、しかも毎日楽しく過ごしています。特にエンジニアであっても、アイデアを出していくことができる環境です。

そしてチャレンジプロジェクトのように、自身のやりたいと思ったことをやれる制度や環境が整っていますから、私自身そうした環境を活かさないともったいないと思っていますし、主体的になって開発をしたいという方にはとても楽しい会社。そうした働き方に興味がある方は、ぜひ!

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