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こんにちは!ダイヤモンドファンタジー人事担当の春木です!
今回は、ITソリューション事業部 第一開発部 部長の山下さんに、エンジニアとしての経歴や事業部の未来などを語っていただきました!
・フリーランスや自社開発を経て感じる、SESのメリット
・ダイヤモンドファンタジーが誇るエンジニアの強み
・事業部の未来
…など、盛りだくさんでお届けします!ぜひ最後までご覧ください!
プロフィール
◆山下 将史(やました まさし)
2016年8月入社
ITソリューション事業部 第一開発部 部長。
エンジニア歴20年以上!Java、PHPなどWeb開発の豊富な経験を持ち、最近はPythonやGo言語での開発にも携わっている。
意外と順調ではなかった!?エンジニアとしてのスタート
ー早速ですが、山下さんのエンジニアとしての経歴はいつからスタートしているんでしょうか?
新卒で最初に入社したところから、ずっとエンジニアですね。
大学の学内掲示板でエンジニア職の募集があったんですけど、当時はインターネット黎明期で、「ハードウェアは限界だ、これからはソフトウェアの時代だ」と言われていた時期だったんです。すごく可能性を感じて、最初の就職先を決めました。
入社して最初にC言語の研修、次にJavaの研修があったんですが、これがあまりにも出来が悪くてどこにもアサインされなかったんです(笑)
開発の案件には入れないということで、なんとかインフラの案件に参画することになりました。
ちなみに、実はダイヤモンドファンタジーの社長とはこの時の同期で、一緒にC言語の研修を受けてたんですよ(笑)ただ、社長は研修の後エンジニアではなく営業になってしまったので、その後は疎遠になってましたね。
で、最初の案件とういうのが携帯電話の基地局での運用保守だったんですが、そこでShellとPerlを触ることになって、それが開発エンジニアになるきっかけになりました。
いかに早くコマンドを打つかみんなで競い合ったりして、それが面白くてやっているうちに力がついて、「プログラミングって面白いな」って感じた頃にJava案件へ移ることになりました。
ただ、Javaの実務は初めてなので「はじめてのJava」みたいな本を持っていって読みながらコーディングしてました。
その後はもう、C++の現場に入ったり、案件が変わるたびに言語が変わるという感じでしたね。
そのおかげで今でも、新しい言語とか環境に対して抵抗が無いのかもしれません。
憧れのフリーランスへ転身、しかし……
それから、30歳の時に一度フリーランスに転向しています。やっぱりちょっと興味があって、やってみたかったんですよね。それである程度力もついたということで、エージェントを通して仕事をもらってたんですが、最初は楽しいんですよね。青色申告とか、ワクワク感があって(笑)
ー業務自体はあまり変わらないと思いますが、会社員とは結構違うんでしょうか?
全然違うと僕は感じました。やっぱり管理されないっていうのは大きいですね。気楽さというか、それはもうだいぶ違います。
現場でどう見られるかっていうのはもちろんありますが、会社の評価とは違うので。
それで、最初は楽しくて気楽でいいなって思ってたんですけど、段々、「このまま40代、50代になっていいのか?」と思うようになってきて…
ー何かキャリア上の問題があったのでしょうか
マネジメント能力がつかないということですね。
フリーランスだと、やっぱりそういう仕事はあまり回ってこないんです。現場で下に人がつくことはありますが、それは現場のチームリーダーであって、いわゆるマネジメント、人を育成する、社会人としての育成というのが中々できない。それはやはり会社に入らないとできないんだなと痛感しました。
自社開発企業に入社、しかし……!
やっぱり組織に入らないといけないと思って、どうしようかなと。色々考えて、前から興味があった自社開発ができる会社に転職しました。そこで初めてPHPを触ることになって、入社の2週間後にリリースをするという経験をしました。
ー入社2週間でですか!?
今思うとよくやったなという感じですね(笑)ただ、どの言語を使っても結局やりたいことって同じで、JavaであってもPHPでも新機能の要件って変わらないんだってことが分かりました。その言語とフレームワークでどういう風にやるかという、そこだけですね。そこはもう、徹底的に勉強しながらやって、無事にリリースしました。そこからはPHPとJava、Perlを3つ掛け持ちでやっていて。自社開発ってそういうものなんですよね、少人数で掛け持ちというのを、だいたいやっているんじゃないでしょうか。
ーなるほど。自社開発の企業に入ってみて、それから…
自分としては組織作りがしたかったんです。で、それからなんやかや40歳近くなったので、マネジメントをやりたかったんですが、なかなか巡ってこなくて。しばらくチャンスを待ってたんですが、ある時海外に子会社を立ち上げることになったんですよ。立ち上げ=組織作りができると思って真っ先に転勤を希望したんですが、「家庭があるから認められない」と。単身赴任が会社的にNGだったんです。
そこから半年間、毎月上司との面談の時に同じ話をして、同じ理由で却下されて。
じゃあもう今後どうしようかなと。転職するか、今のまま我慢して頑張るか。起業も興味はあったんですが、子どもがいるのもあってそれは中々踏み出せないなと。
上場企業→SESの1人目エンジニアとして転職
ちょうどそんな時に、ダイヤモンドファンタジーの社長から電話があったんです。
実はその少し前に、共通の知人の結婚式で再会していたので自然に話が進みました。
食事をしようということになって、で、「今こういうことやってるんだよね」と、SESの事業を始めたところだというのを聞いて、名刺をもらって。聞けば、まだエンジニアが1人もいない。1人目のエンジニアとして声をかけてもらったんですね。
ちょうど、とにかく組織作りをしたい、チャンレジしたいという気持ちが強かった時なので、正直もう、すぐに火がつきました。
転職する気になって、家族に話をしたら最初は反対されて……実はその時、当時いた会社が上場したばかりだったんですよ。それは、上場したての会社から、当時10名いるかいないかの会社に移るっていったら、普通は反対しますよね(笑)
ただ、自分としてはもう「転職したい」って気持ちが強かったので、なんとか家族を説得しました。
妻が経理をやっていたので数字に詳しくて、数字的なことも色々聞かれたんですが、経営状態も心配ないということで、最後は「本当に行きたいならいいよ」と納得してくれました。
ーそれから数年経ちましたが、ダイヤモンドファンタジーの強みは何だと思いますか?
やっぱり、営業力の高さじゃないでしょうか。そこって実はすごく大事なところなんですよね。
今までいろんな会社を見て、フリーランスの時はエージェント経由で仕事もらったりしてきましたが、うちの営業ほど親身になって営業してくれるところって無いんですよ。
営業力の高さっていうのは、もちろん案件取ってくるのもそうですし、対応っていうところでもあります。
まあふつうに考えたら、空いてるところに、言い方悪いですけど「突っ込む」のが一番楽だと思うんですよね。一人ひとりの要望とか、将来のキャリアプラン、 そういったところまで考えながら営業をかけるっていうのは大変なので。
それをやるっていうのが、うちのすごいところです。そういう会社、なかなか無いですよ。
あとは、チャレンジしやすいというところですね。
準備は必要ですが、ちゃんとチャンスを掴める準備が出来てる人はチャレンジできる環境です。
「失敗しても咎められない」っていうのがありますね。チャレンジしたことに対しての失敗を認める文化があると思います。
どこにチャンスってあるか分からなくて、純粋に自分がやりたい技術の案件を持って来てもらえるケースもあれば、たとえば面談の中で開拓できたりとか、現場に入ってからお客様との会話の中で開拓ができたりとか。
そういう、チャンスがある時に営業チームがすごくサポートしてくれるんですよね。最後の一押しって、すごく大事ですよ。
以前も自分と、すごく実力のあるエンジニアと一緒に受けた面談があって、ぜひ参画したいプロジェクトだったんですけど、面談では通らなかったんです。でもその時に営業からプッシュがあって、逆転で参画できたんです。本当に自分がやりたいプロジェクトに入るっていうのは、自分の努力もそうですが、やっぱりチームで実現していけるものなんだなと思いましたね。
ーエンジニアはどんな人が多いですか?
まずポジティブな人が多いですね。
それから、チャレンジする人が多いです。スキルアップの評価もあるので、「スキルアップして、成長していくことで将来活躍できる人になれる」っていうのが見えてるんですよね。
みんなどこかに何か秘めたものがあって、「チャレンジしたい」っていう気持ちを持っていて、ポジティブに、アクティブに動く人が多いです。
「人の魅力がある」っていうのを、みんな口を揃えて言ってるんですが、本当にそうだなと思っていて。この間リーダー会議をやったんですけど、みんな本当に今のプロジェクトっていうのをすごく大事にしているし、エンジニア同士の繋がりもあるなと感じました。なんていうか本当にうちのエンジニアはみんな…なんていうのかな、「いい人」ですね、魅力がある。
ーうーん、素敵ですね!でも、私もそう思います、本当に。
最終的なゴールは「研究開発の部署を作る」
ーITソリューション事業部の今後、ビジョンはどう考えていますか?
もっとチャレンジできるようにしたいですね。
エンジニアはものを作るのが仕事で、やっぱり作ること好きな人が多いですよね。そういう、人がイメージしているモノを「作って形にする」ことを、もっと自由にできないか?と考えています。
そのためにはやっぱり利益が必要なので、いかに利益を大きくするかということも思案していますね。それが、より多くのチャレンジできる環境というところに繋がっていくので、もっともっと、みんなの意見を取り入れてやっていきたいなと思っています。
ーイメージはありますか?
ありますね!研究開発ができる環境にしたいという夢があります。エンジニアがそれぞれ自分が気になる技術、チャレンジしたいこと…AIでもいいですし、宇宙でも量子コンピュータでも、なんでもチャレンジができて、それをサービスとして成長させていく。それをできる会社にしたいです。
ー研究開発チームがあって、色んなプロトタイプ的なものがポコポコが出てきたりとか、そういう感じですか。
そうですね、イメージ的には。
今も有志のプロジェクトっていうのはあるんですが、それがより活発になっていくように環境整備をしていきたいです。たとえば、AIが本当に劇的に進化をしているのでそういうノウハウを共有したりとか、そういう小さなところから実績を作って、次のチャレンジにつなげていく。最初は少数でも良いと思うんです、徐々に広がっていくものなので。今まさに、少しずつ広がっていっているので、すごく楽しみではありますね。
クライアント業務のやりがいについて
ー客先業務というところに抵抗を感じる方もいると思うのですが、そこはどう考えていますか?
正直、自社開発だからいい環境であるとは限らないと思っていて。
10年、20年、30年とエンジニアをやっていくわけなので、 いろんな体験、スキルが必要になりますが、いろんな状況に合わせた立ち回り方とあったりとか、それこそビジネススキルっていうのはSESで圧倒的に身につくと感じています。直接お客様を相手にしてるので、 ビジネススキルがないとやっていけないです、本当にエンジニアとしても社会人としても強くなっていく環境ではありますね。
ーなるほど、確かにそうですね。
技術的にも、自社開発って保守系に回ると正直、すごくつまらなくて…受託もそうですが。
実際、一番自由にできるのは個人開発なんですよね。ただ、その次に自由なのがSESで、ある程度自由が効いてその上でビジネススキルも技術も身につくのがSESだと考えています。
自社開発だと自由に、幅広くやれると思ってる人もいると思うんですが、本当に幅広くできるのって、どこにいっても一部の人だけなんですよね。自社開発にはその良さがあるかもしれないですが、それはやりたいこと、自分が伸ばしていきたい方向によって違ってくるので。
ー「SESだと上流の経験ができないんじゃないか」って、よく聞きますが
実際に、実力があると上流から、 要件定義の前の段階からやらせてもらえるので。SESでも要件定義前からやらせてもらえるプロジェクトはいっぱいあります。
自社開発の会社に入ったとしても、上流をやったりリーダーになるには率先したアプローチがなければなれないので。SESでも自社でもできない。逆に言えば、そういう人だったら、どこに行っても自分のやりたいことを経験できるはずです。
なんなら自社開発より気軽にチャレンジできる面もありますね。チャレンジのしやすさでいうと、個人開発→SES→自社開発かなと僕個人としては思っています。
ー未来ビジョンを考えた時に、今集まってきてほしいのはどういう人ですか?
一番は、「本気でチャレンジしたい人」ですね。
誰かがやってからそこに乗っかろう、というのではなくて、自分のやりたいことに貪欲であって欲しいです。自分がやりたいことに対してちゃんと準備ができて、自分から動ける人っていうのが、うちで活躍できる人だと思います。
ーそれでは最後に、メッセージをお願いします!
とにかく、今の環境に満足してない人にはぜひ来てもらいたいです!
技術的な知識とか、実装経験は足りなくても良いので、「ちゃんと自分のものになるまでやろう」という気持ちがあればサポートはいくらでもできます!
会社的にも今すごく良い波が来ているので、ワクワクしたい人、チャレンジしたい人はぜひ一度お話しましょう!
ー山下さん、ありがとうございました!
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