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デザインワン・ジャパンはさらなる成長に向けて新しいメンバーが増えています。
さまざまなバックグラウンドを持ち、その個性もバラエティに富んでいます。
今回インタビューするのは、社員のなかで最も古株の栗山 和晃。創業期のデザインワン・ジャパンに異業種から入社し、企業の成長とともにキャリアを積み上げてきました。その過程をどんな思いで過ごしてきたのか、その原動力を紐解いていきます。
■良いモノを生み出し、広めていく
|Q.デザインワン・ジャパンに入社する前はどんなキャリアだったのでしょうか。
新卒で小売業に入社して販売スタッフからキャリアをスタートしました。郊外に超大型店舗を展開するホームセンターで、一店舗の年商が100億円にも達する規模と集客力に興味を持ったのが入社のきっかけでした。
店舗での経験を積んでいくなかで仕入れや商品企画など、もっと上流から関わりたいと思うようになり本部のバイヤー職を志望したのですが、社歴が浅すぎてなかなか通りませんでした。そこで事業部長に直談判して猛烈アピールし続けたところ、新卒3年目で本部のバイヤーにしてもらえました。当時は最年少だったのでこんな若造がバイヤーなんてできるのか、と周囲からかなり冷ややかな目で見られていたと思います(笑)
バイヤーの主な役割は国内、欧米、中国での買い付け。国内外の展示会やメーカーに訪問して買い付けをします。それとPB商品の商品企画も担当し、ゼロベースの企画やサプライヤー開拓をしてきました。
創業者の会長からよく言われていたのは「売れるものを売るな、顧客の問題解決ができるものを売れ」でした。現場主義の文化で、机上で考えるよりも店舗を巡回してお客さんの声を聞いたり、行動を見たりして、それを商品企画に反映するような日々を過ごしました。
自分が見つけた商品や、ゼロから企画した商品が実際に売り場に並び、お客さんが買っていく。そしてヒット商品が生まれ、売れ筋商品になっていく。「良いモノを生み出し、広めていく」ことにやりがいを感じていました。
まぁ、売れずに在庫の山になってガッツリ叱られたことも多々ありましたけどね(笑)
■知識も実力も全然足りない自覚
|Q.なぜ転職しようと思い、なぜデザインワン・ジャパンに入社したのでしょうか。
バイヤーとして約5年、新店舗の立ち上げなど大きなプロジェクトもいくつか経験させてもらってやりがいを感じていましたが、大きな会社でしかも実店舗ではスピード感の限界を感じるようになり、もっとスピードと規模感を求めたい気持ちを持つようになりました。
父親が50代半ばで起業したのを見ていたので、私もなんとなくですが「いつか起業したい」と思うようになりました。けれど起業して何をしたいのかが定まっていなかったし、知識も実力も全然足りないことを自覚していました。
30歳を迎える年に「将来起業するためにベンチャーで修行をしよう」と転職活動をして、当時はまだ7人のデザインワン・ジャパンに入社したんです。
決め手は自社開発のサービスを全国展開していることと、社会貢献性の高いビジネスモデルであることで、ここなら「良いモノを作り、思いっきり広めることができる」と思ったんです。ですが、最後は「社長の笑顔」で決めましたね。なんか良い人そうだなと思って(笑)
■顧客のために業務システムも自分たちで作った
|Q.デザインワン・ジャパンに入社してから現在に至るまで、どのような経験をしたのでしょうか。
入社当時、社内では「事業をスケールさせよう」との思いは強くあったものの、顧客はゼロでしたし、具体的な戦略は描けていない状況でした。
入社初日に社長から「実際に店舗を回って経営者が抱える問題を探ってきて」と言われた時、前職の会長の言葉を思い出しました。やはりビジネスの起点はこれなんだなと。
それから数ヶ月、私はひたすら店舗経営者の声を聞いて回り、得た情報を社内で共有して、サービス設計や販売体制の構築をしていきました。
顧客ゼロの状態からはじまり、商品を作り、体制を構築していくなかで、顧客も社員もどんどん増えていく。そして、気がつけば上場。このスピード感はまさに求めていた感覚ですね。
エキテンはもちろんですが、CRM(顧客管理システム)や社内のグループウエアなどの業務システムも内製してきました。
「顧客に良質で低料金のサービスを提供するには、社内の業務を徹底的に効率化しなければならない。それを実現するための業務システムも自分たちで作ろう!」と、職種問わずみんなで議論して築いていきました。営業が業務を標準化し、エンジニアがそれをシステム化していく。このローコストオペレーションの追求が、事業の成長を下支えしました。
■少年のように語る「社長の夢」
|Q.現在はどんなことをしているのでしょうか。
2018年9月から事業本部長を任せていただいています。
社長から内示をいただいたとき、未来の夢を語ってくれました。
こんな会社にしたい、こんなプロダクトを作りたいなど、まるで純粋な少年のような表情で語ってくれました。実は社長が語る夢は、昔から変わっていません。とても壮大で難題ですが、社長の話しを聞いていると、なんだかできそうな気になっちゃうんですよね、根拠はないけど(笑)
それを具現化するには課題が山盛りで一筋縄ではいきませんし、やりたいこととをやる前に、いまやらなければならないことはたくさんあります。私は入社以来、事業を広く浅く全般的に切り盛りしてきましたが、会社も大きくなり、いまでは各チームに専門知識が豊富で優秀な社員が揃っています。モノづくりをするチーム、それを広めるチーム、利用者をしっかりサポートするチーム、データ分析から課題抽出をするチーム、それぞれの専門チームがもっともっと邁進できるように事業運営課題を解決し、推進していくのが、いまの私の役目です。
「良いモノを生み出し、広めていく」
まだまだ力不足ですし日々精進ですが、これからもこれを追求していきたいと思っています。
|Q.最後に、社長が語る夢を教えてください
う〜ん、それはぜひ会社に来て本人に聞いてみてください(笑)