こんにちは!久しぶりの投稿になります。今日は、エンジニア目線でのDentaLightの魅力ややりがいをメンバーにインタビューしました。お話を伺ったのはシステムのインフラ全般を担当している櫻場敏夫さんです。現在、アプリケーションのサーバーからデータベース、セキュリティ関係など、幅広く業務を担当されています。そんな櫻場さんに、DentaLightへの入社の決め手やインフラエンジニアとして大切にしていることなどお聞きしました。ぜひご覧ください。
<略歴>
櫻場敏夫(45歳):SESで15年間、主に組み込み系の開発に従事した後、当時のDentaLightのCTOの誘いで2018年DentaLightへジョイン。現在は、主にクラウドインフラ(Azure)の技術選定から管理全面を担当している。その他にもSaaSプロダクトのジニーのWebAPIの開発やシステム全体の保守を行う。エンジニア歴20年。熊本県出身。
もっと自分ができることを
− 転職のきっかけ・入社の決め手
知人に誘われて参加したイベントで当時のCTOに会って、それがきっかけでDentaLightへの入社を誘ってもらいました。
元々、前職の業務や開発スタイルが昔ながらのレガシーなスタイルで自分自身それに対して疑問を感じていました。違う環境で、もっと自分にできることが他にもあるんじゃないかなと思っていました。加えて、前職は残業も多く、月100時間を超えることもありきつかったですね。入社のお誘いをいただいたのは、そういうタイミングでもありました。
決め手は、会社のことや開発の話を聞いていて勢いがあると感じましたし、何よりオフィスに見学に行ったときに楽しそうだなと思えたことが大きかったですね。
− インフラエンジニアとしてのファーストキャリア
インフラエンジニアとして本格的に仕事をするのはDentaLightに入ってからです。それまでは自分でAWSの勉強会に参加していたり、前職でAWSを少し使っていた程度で。業務で必要な知識などは、基本的にはMicrosoftのサイトで学習しています。実際にAzureを使いならが学習できる環境もあるため助かってます。また、Microsoft社のスタートアップ企業の支援として開発合宿のようなものを開催していただいたりもして、知識やスキルを身につけてきました。
これまで聞けなかったユーザーの声が直接届く環境
− エンジニアとしてDentaLightで働くおもしろさ
お客様の声が直接聞ける。これは大きいです。前職までのキャリアの中では、エンドユーザーの声を聞けることはありませんでした。自分たちが作ったものをユーザーに使ってもらい開発側にも直接声が届く。この環境はやりがいがあります。前職では要望が上がってくると、見積もり出して予算とって、という回りくどいことをやっていたので、まずは作ってみようと動けるスタートアップは本当に仕事が楽しいですね。
また、DentaLightはセールスチームやカスタマーサクセスチームがパワフルで、開発チームにどんどん要望も上げてくれて、かつ建設的に話ができているので、非常にやりがいもあります。
− DentaLightの事業の魅力
自分たちがやっていることが直接的な社会貢献になる可能性を秘めているという点が面白いと思います。システムを利用いただいている歯科医院を訪問することがありますが、院長先生やスタッフの方々と直接お話できることもやりがいにつながっています。
0.05%…システムが動かなくなるその時を瞬時につかむ
− インフラエンジニアとして大事にしていること
一つは、問題が発生したときにそれを早く検出し、早急に復旧や代替えの手段を講じる必要があります。その点は非常に意識をしています。
クラウドを使っている以上、完全に100%サービスを提供することは難しいです。どこのクラウドサービスもSLA(※)でおおよそ約99.95%程度の稼働率が保証されていますが、逆を言えば0.05%は保証されないということです。つまり、動かない可能性があるということが予め設定されていて、わずか0.05%であっても年間でいえば数時間はあるので、その動かなくなる瞬間をいち早くキャッチしないといけません。
もう一つは、システムに問題が起きた際に最初にクレームを受けるのはセールスやCSなので、彼らに起きた現象や問題への対処を正しく伝えるということを意識しています。
※SLA:Service Level Agreement
サービス品質保証 / サービスレベル合意書。サービスを提供する事業者が契約者に対し、どの程度のサービス品質を保証するかを提示したもの。(IT用語辞典)
データベース、セキュリティ…基礎を固めて質の高い運用基盤を
− 開発における現在の課題
「ジニー」は、機能自体は順次追加を実施できていますが、課題はデータベースです。私たちが提供しているほとんどの機能がデータベースにデータを取りに行くことになっています。つまり、データベースに問題が発生すると機能が動かなくなります。ですので、データベースの対策を強化しないといけませんし、その体制をつくらないといけません。(二人目インフラエンジニア待ってます!)
ー 開発チームと自身のこれから
現状、ありがたいことにシステムを利用してくださるお客様がいる状態です。その環境の中で、若手は新しい機能をどんどん作っていき、自分自身は足元を強くしていくことに軸足を置きたいです。セキュリティなど後追いになりそうなところの基礎を固めて、品質の高い運用基盤をつくっていきたいです。
やることを限定せず、自主的に動いていく
− 開発チームの文化、雰囲気について
みんな飲み会好きですね。ランチもみんなでよく行きます。最近、美味しいトンカツ屋さんを見つけました笑。
あとは、みんな多趣味なんですけど、自分の趣味と仕事の両立がよくできている印象がありますね。私自身も自分の趣味も楽しめていて、周りから嫌な顔をされることもありません。いい雰囲気です。
仕事面でいうと、人数が少ないので一人一機能みたいに業務は限定されません。CSメンバーとも打ち合わせしながら実装しつつ、場合によっては説明資料もつくったりもします。また、実際にお客様のところに出向いて直接ヒアリングや説明をすることもあります。
そういったことを開発メンバーが自主的にやっていく文化がDentaLightの特徴です。周囲の状況を見ながら、今必要なことを考えて自ら動いてやっていく。そういったことができるメンバーが集まっています。
− 転職を検討している方にメッセージ
自分で考えて自分で色々やる方が楽しいと感じる人はスタートアップが向いていると思います。特に、SESで仕事をしていてもっと自分でできることを主体的にやっていきたいと思っている人がいたら、裁量はとても大きくなるので、やりがいと同時に成長できる環境が整っていると思います。ぜひチャレンジしてみてください。(再:二人目インフラエンジニア待ってます!)
(インタビュー実施:2023年9月)
★おまけ
インタビューの日、とても分厚い本を見せてくれた櫻場さん。「わかる人にはわかります」と(笑)
わかりますか??
何の本か気になる方は、10月6日(金)にDentaLight本社でエンジニア向けイベントを開催するので遊びにきてください♪