杉本美由喜さん
2005年、新卒でイメージング製品の販売を行う日系企業へ入社。企業や官公庁に対して営業を行う。
2013年にデルへ入社。インサイドセールスとして大手クライアント、パートナーを担当後、現在はData Center SolutionsのPartner TSR(技術営業)としてサーバやストレージ案件を担当。
デルのフランクさと自由さ。本質を見てくれた、面接官との出会い。
デル入社前は企業のアナログ資産の電子化や顔認識技術の営業を行っていました。
8年ほど働くなかで30歳を前に他の業界にチャレンジしてみたいなと。
また、売り方や製品に対してもっと現場の声を反映させたいと感じることも増え新しい環境を求めました。
デルに転職したのは2013年11月。デルのことは昔から知っていました。
趣味でPCを作っていた兄の影響もあり、ハードウェアに興味があったんです。
他のIT企業の面接も受けましたが、デルの面接はフランクでとても自由な感じがしました。
面接官だった当時のマネージャーたちと相性も良かったのかもしれません。
学歴や経歴だけで判断せず、人の本質を見てくれる感じがしました。
やる気を買ってくれる。
今9年目ですが、面接時の感覚は間違っていなかったと思っています。
自ら手を挙げてキャリアを作る。社内公募制の活用。
デルでのキャリアはまず、インサイドセールスとしてスタートしました。
半年ほど新規開拓を経験したのちに、従業員1,000人以上規模のクライアントを担当するチームで既存アカウントを担当しました。
大手クライアントのプロジェクトでは技術営業や外勤営業の方たちとの協業が増え、刺激も多くとても充実していました。
そんななか、2015年に同じインサイドセールス組織のパートナー事業部へ異動を希望しました。
これまで直販メインだったデルがパートナー事業にも力を入れ始め、組織としても拡大していました。
前職でもパートナー会社さんと仕事する機会がありましたし、パートナーと手を組んでデルがタッチしきれていないお客様へビジネスを開拓するのはおもしろそうだなと。
自らの意志で、大手クライアントからパートナー会社へ領域を広げました。
さらに大きな転機は2017年。
産休・育休に入り、2019年に復帰。
デルは産休・育休を経て戻ってくる人ばかりで、辞められた方のお話は聞いたことがありません。
セールスはみんなが同じツールを使っていて、誰かが抜けてもフォローしやすい。
復帰したときのキャッチアップもしやすいです。
チームでやっている分、バックアップ体制も整っています。
でもいざ自分がその立場になると不安がありました。
復帰したとき戻る場所はあるのかなと・・。
復帰後の働き方についてマネージャーと面談を重ね、タイミングも合い、以前と同じインサイドセールスとしてパートナー事業部へ戻りました。
ママになってからも部署は同じですが働き方は変わりました。
限られた時間のなかで日中いかに集中するかが勝負。
時間配分への意識が大きく変わり、効率がぐっとあがったと感じます。
子供が帰ってきたら家族との時間を優先したいのが私のポリシー。
マネージャーとチームにもそう伝えていて、「無理に残業しなくて良いよ」と言ってもらっています。
理解があるのは子育てしている人や子育て経験者が多いからかもしれません。
男性社員がお迎えで早く帰ることもデルではスタンダード。
性別問わず「家族優先で良いよ」と言ってくれる環境です。
アサインの部分でメンバーに頼ることもありますが、周囲の理解のおかげでママになっても変わらず仕事を続けることができています。
社内でもワーママが多く復帰するのが当たり前なので、特別扱いされることもありません。
フェアにやってもらっていると感じます。
結婚・出産を経験する前から、私は外勤営業の道を歩みたいと思っていました。
そのキャリアプランは母になった今も変わっていません。
プロジェクトで一緒だった外勤の方々は技術の知識が豊富で。
専門知識に対してもすぐに回答できる強さを持っていました。そのうえ社内調整も上手い。
お客様に頼りにされるのは、そんな「スーパーAE*」です。
* 外勤営業(Account Exective)
でもいきなり外勤営業を目指すのではなくまずは技術知識を深めたいなと。
会社としても強化しているサーバやストレージに携わって知識をつけたいと考えました。
2度目の異動希望。
内勤技術営業のポジションへの異動を希望し、2021年2月に異動しました。
現在はパートナー様に対してサーバ、ストレージ案件を担当しています。パートナー様へトレーニングや啓蒙活動も行います。
インサイドセールスから技術営業へ異動する際、知識面に不安もありました。
でも社内には活用できるリソースやコンテンツが揃っています。
デルラーニングスタジオやセールス向けの研修システムも使えますし、技術的な専門家の方々が近くにいます。技術資料も探すとたくさん出てきます。
不安を恐れず、自分が動けばどんどん学ぶことができます。
ロールモデルを通してやりたいことを描く。
上司との1on1を大切にしています。
上司から他の人の話を聞いたり、紹介してもらえたり。
いろんなキャリアパスを歩んでいる人のお話を通して、自分はどうしたいか?が描けるんです。
デルは大きな会社なのでロールモデルになる方がたくさんいます。
たとえば技術営業の組織でシニアマネージャーをしている方も、最初はインサイドセールスからキャリアを初めていて。
Business Developmentの部署やMBA取得などとにかくパワフルでスーパー。
目指したいと思う人が見つかると、おのずと自分の目標も見えてきます。
組織によって違いはあるかもしれませんが、8年以上在籍して、デルは個人を大切にしてくれる文化だと感じます。
その人のやりたいことを、その人のやり方でやらせてくれる。
こうしなさいと抑えつけられることもないですし、突然辞令が出ることもない。
キャリアディベロップメントを支援してくれるのでやりたいことができる。
社内公募制という制度からも分かるように、自分の意見を伝える人・動ける人が活躍していると思います。
やりたいです!と言えるかどうか。
察してほしい・気づいてほしい、と黙っているとつらくなることがあるかもしれません。
応援してくれる文化なのでまずはなんでも伝えてみることが大事です。
ライスステージが変化してもキャリアは中断しない。
私はいくつかの部署を経験していて次は外勤営業を目指したいと考えていますが、キャリアの在り方は様々です。
同じ部署で数十年、勤めあげている人もいます。
インサイドセールスで20年以上、50代で外勤営業の現場第一線といった方も。
マネージャーをやめてプロフェッショナルの道に進む人もいますし本当に多様です。
キャリアに王道も正解もなく、本人がやりたいことであればそれを応援するのがデルです。
結婚や出産、育児といったライフステージの変化があっても、キャリアディベロップメントには影響しません。
特に女性の方はキャリアと家庭の両立に悩まれる方もいると思うのでぜひ伝えたいです。
どちらかを諦めたり妥協する必要はないですよ、と。
デルのキャリアはライフステージの変化によって途切れることはありません。
出産する前にキャリアを築いておかなきゃ、なんて焦らなくて良い。
基盤を築いてから休むべきかも・・なんて不安もいりません。
自分のスキルはスキルとして伸ばせるし、経験も積める。
なりたいキャリアは手に入れられる。
そこがデルの好きなところ。
大企業なのでさまざまな可能性があります。
これまでの経験を武器に、新しい自分にアップデートできるキャリア形成はとても魅力的だと思います。
一方で意見を言えずに辞めてしまう人もなかにはいます。
直属のマネージャーに言いづらいといったケースもあるかもしれませんし、そういった方々をサポートできるようななめの関係も作ってみたいですね。
キャリアを諦めない女性がもっと増えてほしいので、チームや部署の垣根を越えて支えられるようなコミュニティもいつか作っていきたいと考えています。
結婚しても育児をしてもご自身のキャリアを着実に歩まれている杉本さん。
やりたいことを見つける力と実現させる行動力が、デルでキャリアを楽しむ秘訣だと感じました。
私を含め産休・育休のブランクに恐れを抱く女性はいらっしゃるはず。
サポートする環境が整っていれば特別焦る必要はなく、仕事の仕方は自分で作れるという姿が印象的でした。
デルの多様なキャリア、女性としてのキャリア形成、技術営業などご興味を持った方はぜひご応募ください。