4月のある日、いきなり飛び込んできた、代表・小沼大地の韓国デビュー話。とある韓国の学生から、「クラウドファンディングが350%を超えて達成し、働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀の韓国語での出版が決まりました!」と連絡があったのです。
きっかけは、Social Entrepreneurshipの授業。小沼の想いは、言葉の壁を超えて韓国人学生の胸を打った
2018年の夏、韓国のSungkyunkwan University(成均館大学校)の"Social Entrepreneurship Training
Program"というプログラムの一貫で、日本の社会起業家を巡るフィールドトリップの訪問先にクロスフィールズが選ばれました。そして、韓国人学生20人超がクロスフィールズのオフィスに訪れたのです。
当日、起業ストーリーと、留職プログラムを中心としたクロスフィールズの事業について英語でプレゼンテーションを行った小沼。プレゼンテーション終了後、学生からは大量に質問をいただきました。
そこで授業を聞いていた学生の1人であり、英語も日本語も堪能なベソンジンさんは、この話に大いに感銘を受けたそうです。それは、
「一体私は何のために働くのか?」
「私は世の中に役立つ価値を創り出すことができているのか?」
この問いの重要性は、働くことに対して情熱を失っている人が少なくない韓国においても同じだということ。
「この話は、言語の壁を越えて人を刺激する力がある」
そう感じた彼は、小沼の著書「働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀」を小沼から受け取って韓国に帰り、読み進めたのでした。
「この本は、韓国に広めるべきだ」クラウドファンディングを開始。350%超えで達成
「どうしてもこの本を翻訳して韓国の人々に届けたい」
そう考えた彼は、なんと翻訳出版のためのプロジェクトを立ち上げ、そして、出版事業も手がける社会起業家支援組織を巻き込んで、クラウドファンディングを自発的に始めたのです。
そして、そのクラウドファンディングは早々に350%超えで達成し、ついに韓国語版での出版が実現しました!
韓国のビジネスパーソンに、少しでも「働く意義」を伝えられたら。そう願うばかりです。
なお、韓国語版の発売は6月初旬を予定しており、7月には代表小沼が韓国を訪問してのイベントも開催される予定です。これを機に、クロスフィールズの韓国進出やCross Fields Koreaの設立が実現するかもしれません!